ねぇマスター

長男と男同士で話す機会があった。

テーブルを挟んで差しや。
そのテーブルにはカップ麺とノリ弁がある。
母娘が外出先で豪勢なディナーを楽しんでいる間の夕飯よ。

今日日は、早けりゃ大学２年の終りから就職活動が始まると言う。
どんな業界が希望なのか？将来をどこまで考えているのか？

訊いたら『大学院まで行く』と言う。
就職のことを意識しとるっぽい（今の学生は大変やね）
意外と考えていて少し安心した。
ついでに「ドクターは？」と訊いた。
『今は考えてない』そうだ。

15年前まで幼稚園が嫌で泣いてた長男が、マスターを目指すと言う。
なかなか感慨深い。

「ねぇマスター、ねぇマスター、ねぇマスター、早くぅ～」

なぜか「失恋レストラン」（by 清水健太郎 1975年）を思い出した。
オヤジはこんなんでも子は育つ。

就職したら、すぐにGRヤリスかNDを買っちゃおうぜ！
長男はAT限定だが、そこは我慢しよう。