P/Sﾎﾟﾝﾌﾟ交換・周辺ﾎｰｽ交換・その他

先日の死亡事件から部品を色々手配しましてようやく掛れました。

とりあえずﾎﾟﾝﾌﾟを外します。固定は３か所ですが、一つﾌﾟｰﾘの穴からアクセスする必要があるのでｸﾗﾝｸ回して位置を合わせます。
ベルトを外して本体を外します。高圧側はモンキーでもいけますがエアクリボックスが邪魔なので外しておきましょう。因みにフレアナットは２２mmです！　ﾘﾀｰﾝﾎｰｽも外したらようやく本体が外れます。

今回はリビルト品を頼みました。基本ﾌﾟｰﾘとｾｯﾄなので移し替えるのはﾍﾞﾙﾄ張力調整ｽﾃｰ一式です。

仕事だとすぐですが、個人だと取り外して、梱包して送るとなると、仕事終わり作業で夜なので２週間はあっという間です。

続いてリザーバタンクを外して洗浄しておきます。
ラックからのﾘﾀｰﾝﾎｰｽも滲んでたので交換します。

ｸﾗﾝｸﾌﾟｰﾘ、ｳｫｰﾀﾎﾟﾝﾌﾟﾌﾟｰﾘもセットで交換。新品は気持ちが良いものです。

W/Pﾌﾟｰﾘ:13N･m
ｸﾗﾝｸﾌﾟｰﾘｰ:17N･m

ﾎﾟﾝﾌﾟが付いたら新品ベルトを張って終了です。
P/Sﾎﾟﾝﾌﾟ下14mm：36~54N･m
ベルト調整用ｽﾃｰ左14mm：31~46N･m
ベルト調整ｽﾃｰ12mm：18~25N･m
ﾌﾟﾚｯｼｬ･ﾎｰｽﾌﾚｱﾅｯﾄ部：31~47N･m

今回はこれを使用。なんかよく嗅ぐATFとは違う臭いなんですけど･･･？

洗浄も兼ねて２L買いましたがぎりぎり1Lで足りました。

あとはエア抜きなんですが、これはしっかりしてください。せっかくの新品ﾎﾟﾝﾌﾟもイカれます。

①Fタイヤをジャッキアップする。リザーバにFぐらいまで補給する。
②エンジンをかけずにハンドル据え切り左右ﾘｻﾞｰﾊﾞ油面が安定するまで行う。(勢いよくすると吹きこぼれます)
③油面が安定したらエンジンを掛けてしばらく何もせず放置。油面のチェックは行う。
④Fタイヤをわずかに設置させてハンドル据え切りを行う(一杯時にシューといった所で１秒以内ぐらい留めておくといいです)ﾘﾘｰﾌﾊﾞﾙﾌﾞの作動も確認できますからね。
⑤試乗してハンドル操舵に左右差がないことを確認。各部から漏れを点検する。
⑥フルード系は基本温間時に量点検してください。(微妙に増えます)

ついでに情報を収集して既に廃盤であるここを直しました。

ﾋｰﾀｰﾎｰｽN0/1が使えます。
NA75-61-211 \1,110

～今回交換したもの～
P/Sﾎﾟﾝﾌﾟ　リビルト品　\10,000
ﾘﾀｰﾝﾎｰｽ３本　NA02-32-682×2　\1,640 NA02-32-684B \2,180

ﾎｰｽｸﾗﾝﾌﾟ４個　9928-61-700P \640

ﾋｰﾀﾎｰｽｸﾗﾝﾌﾟ２個　9928-62-200P \320
W/Pﾌﾟｰﾘ　B3C7-15-131 \3,780

ﾏﾙﾊﾊﾟﾜｽﾃ強化ｷｬｯﾌﾟ　\2,800

ｸﾗﾝｸｼｬﾌﾄﾌﾟｰﾘｰ　\12,900 ^^;
ﾌﾟｰﾘｰﾎﾞﾙﾄ４個　\1,120