キャブレター オーバーホール

前オーナー様よりエンジンの始動だけは確認していると聞いておりました。

その際キャブレターがオーバーフローしていると言っていたのでキャブレターのオーバーホールに取り掛かりたいと思います。

実際持って帰ってきてから、車から電源をジャンプさせてセルを回すとエンジンは始動しましたがガソリンジャジャ漏れ…

まずはキャブレターをこいつからごっそりと摘出手術を行います。

サクッと外しました。

バラします。

ここから手がデロデロなので写真ありません(^^;;

バラしていくとフロート室は28歳という歳を考えるとそんなに酷くはない汚れ。

しかし解体を始めて5分。

問題発生‼︎

さすがは骨董品クラスの代物。
バラせばバラす程分解してるだけなのに破損していきます(T . T)

キャブ内のネジは真鍮製なのですがポキポキ折れる〜

ニードルバルブのニードル部分が平らになってる…

オーバーフローの原因はここやな。

破損した部品や必要な部品の在庫状況や値段をしらべます。

バイク好きの方々には有名な話ですが、YAMAHAの強み・凄さってのはオンラインで車種別のパーツカタログの閲覧ができる上に、リアルタイムの在庫状況と値段が調べられるんです。

他メーカーではやっていない(出来ない？)サービスです。

それで調べてみると…

欲しい部品がすでに廃盤やないかぁ〜(T . T)
ニードルバルブに至ってはあんな小さな部品が一つ6500円とか死ねる値段だし(^^;;

必要な部品を純正新品で揃えるとバイク本体より高くなりそうなので作戦変更。

困った時のオークションでドナーを探します。

オペレーション二個一発動‼︎

とそんな訳で今回の整備はここまでです。