シフトリンケージのセミリジット化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
シフトの前後ストロークを担当するミッション側のシフトリンケージ、画像のようにゴムブッシュで衝撃を緩和する機構がついています。
これをセミリジット(圧迫固定)化する事によってシフトフィールのカッチリ感を演出します。
もとは、破壊してしまったブッシュを支持し直すために施工した改造ですな☆
バッテリー、バッテリートレイ、エアクリーナーボックスの脱着をする基本工具の他、以下の工具が必要になります。
・+ドライバー(2)
・ラチェット&5.5mmのソケット
・3mm前後(±0.3)のドリ刃
・ハンドドリル
2
バッテリー、バッテリートレイ、エアクリーナーボックスを除去すると、画像のシフトリンケージにお目にかかれます。
ゴムや金属のカスが出ますので、エアインテークには軍手やウェスで異物が入り込まないようにしておいた方が良いですね。
先にシフトリンケージを外すことに目が行きがちですが、今後のためにここで赤丸2か所をドリルで貫いておきます。
この2か所は前後ストロークには影響しないのでしつこいくらいにドリルを通しておきます。
回転していないドリルがすんなり~ぐりぐり入るくらいがベストです。
3
穴あけが終わったら、シフトリンケージを外します。
そうとう上手くやらないと水色の円で囲まれたところからブッシュが裂けて分離します、、、内装外しに削り入れてSST化すればすんなり外れるんでしょうけれどね。。。
もともとそれ対策の加工ですので、裂けてしまっても大丈夫。 先の赤丸部のドリル入れはこうなった時の為の対策です。
分離してしまってから穴あけようとしてもゴムがねじれて思うようになりません、仮固定さえしてしまえば何とでもなりますからね☆
4
2の作業で通した穴に、
リンク側から座ぐりされたあて板をあてて皿ネジを差し込み、
裏側から通しのあて板をあててナットで絞め込みます。
+側はささえで、ナット側で締め込むようにしてください。 +側で絞め込もうとするとなめやすいので注意が必要です。
仮止めが終わったら、残った穴にドリルを通します。
先ほどの赤丸の2か所と違って、しつこくやる必要はありません。 貫通さえすればあとはビスをねじ込むだけです。
5
はい、完成図その1。
8つのナットを対角線上に1つづつずらしながら絞め込んでいきます。
ラチェットでまともに絞め込むとネジが破断してしまいます。 ブッシュが潰れて、あて板とリンケージの隙間が無くなったところで止めておきましょう。
ゆるみ止めも施工しておくと無難でしょうね。 写真のたぼすけ号、青汁(違)はロックタイト242を使っています。
本来M6以上用ですので外すことは前提となっておりません。 何せ、ものの見事にブッシュ破壊したので外れたら困るのです(笑)
6
ブログでも使っていた画像、私の車ですね。
試作品なのでセンタリングずれています。
ビスでブッシュの隙間を埋め、あて板で挟み込むように固定する、セミリジット構造です☆
あて板やビスは希望者にお分けしますのでお問い合わせください。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク