久し振りの解体屋探索 1
投稿日 : 2008年11月09日
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本日午前中にお目当ての物は敢えて決めず久し振りに八幡のヤード街に行ってきました。
解体屋さんっていつ来ても何故かワクワクします。
今日は生憎の天気で解体屋内の路面状況?は最悪…。
長年に渡り染み出したオイルの影響か解体屋の土壌の排水性は極めて劣悪な為に一度浸かればその後晴天が続いてもなかなか水が引きません。
ぬかるんだ足元に四苦八苦しながらもやはり昔の癖が抜けないのかキャロルに吸い寄せられますね~(爆)
まず最初に目に飛び込んできたのがAA前期ミレディでした。
鼻先をむしられ中途半端に垂れ下がったフォグ周りが絶妙な哀愁感を漂わせてますな…。
主な部品は既に抜かれていたので残念ながらスルーです。
サヨナラ前期キャロル君!
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2台目はAA後期型ですな。
外装はリアハッチの鍵穴にオプションで付けるエンブレムが抜き取られてる以外は比較的キレイな個体でした。
ただ、ご覧の通り運転席側からは地面が池のようになってるので侵入出来ませ~ん(泣!)
仕方ないので助手席側から内部を探索してみましょ~。
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此方が内部の画像です。
こちらはオプションのオーディオboxが付いてますね。
ただ、惜しいのはbox上部に前オーナーが施したと思われる意味の解らぬ切り取りがされてます。
これは残念…。
しかしboxの金属ステーは貴重なのでステーだけをゲット!(今更何に使うんだーッ!???)
さて、この車両には助手席コンソール側に両面テープ痕がありますが
これもオプションのカップホルダーが付いてた跡ですな。
ご覧のように既に誰かさんがお持ち帰りされてますが
コレで簡単に諦めるようでは解体屋巡りとしてはまだまだですよ~。
解体屋マニアの中には見るからにオプションだと思われる部品を他者に奪われない為にとりあえずキープの為に一度車両から外しその車両の近くにある他車のトランク等に隠す《習性》があります。
それも違うメーカーの車に隠す事が多々。
こうする事でお目当ての部品がヒットしないのです。
知能犯になると部品の重要なパーツだけを隠し他者を牽制する高度な芸をやらかす輩も…
自分のアホな統計では対角線右後ろの車両に隠されてる確率が高いっす。
お目当ての部品がキャロルに付いてた痕跡があるなら後方斜めにある車両がミラやヴィヴィオ等
他社種だと隠されてる可能性アリです
まあドリンクホルダーは珍しくないのでスルーしても構わないでしょう
ただ稀少だと思われるAA型キャロル専用ルーフキャリア等は目立ちやすい為に彼等の餌食にされやすいです。
ですのでキャリアを探す場合リアサイドガラス上部に保護シール跡がある固体はその周辺車両もチェックしてみると運が良ければ見つかる事があります。
解体屋では目に見えない敵?との心理戦が大変!
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次にお出ましは中期AAです。
今回はこの車両が一番のお気に入りっす。
なんせよ~く見てください。
とりあえずこの場所に運び込むだけに取り付けられたと思われるその場しのぎのリアテンパー&どえらくデカい前タイヤ(笑)
タイヤサイズはズバリ働く男の165R13 8P.R.です!
君はキャロルのランカスター仕様かぃ?
あまり肉抜きされてないダークな鉄チンがただ者ではない雰囲気をプンプン漂わせてます!
多分このキャロルは自分にこう訴えてたでしょう!
「フッ…男は黙ってお~ば~さいずLTさッ!」と…
ナットすら締めて貰えてないのが更にワイルドなキャロルに怪しさをコラボレートし例えようのないオーラを放ってらっしゃいました!
ひさびさに《男》キャロルを観たぜ!
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携帯で写真を撮ってると妙な違和感が・・・
よく見ると最初の鼻垂れキャロルと男のキャロルの間に挟まれもう一台のキャロルがーッ!
タイヤもグリルもないAC型キャロルでした・・・
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早速このAC型車両の内部を検索!
シフトコンソールに怪しげな穴を発見。
しかし肝心のブツが無い…。
これはさっきのAA型後期キャロルと同じオーディオboxが取り付けられてた跡です。
しかしAC型キャロルにはこのAA型から続く2DINオーディオboxは装置率が低く
逆にそれが付いていた車両とはこりゃまた珍しい…。
そもそもAC型キャロルにはオプションで1DIN+小物入れオーディオboxがあります。
これが付いていた痕跡との比較はシフトコンソールに開いてる穴数で分類分けします。
たまたま近くにあった違うAC型キャロルに1DIN+小物入れオーディオboxが付いてた痕跡が残る車両があったので比較するのに並べてみました。
右側の穴数が多い方がAC用1DIN+小物オーディオboxの痕跡
(注・実際は後方穴3点支持の為に前側の穴数2点が少ない個体が稀にアリ)
続いて左側の穴数が少ない方が2DINオーディオboxが付いてた痕跡です。
前記したように解体屋マニア共の裏をかくには実際そこに見えなくても本来そこにあったであろう部品が何であるかが分かると周辺車両を探す原動力となるでしょう(爆)
う~ん…想像力と推理力まで要求されるなんて解体屋なるフィールドは実に奥が深い・・・
自分はもう車もないのに何してるんだろう。。。
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一軒目の店はあまりにも足元がぬかるんでたのに嫌気がさしたので道を挟み向い側の店を探索する事にしました。
ここは普通車メインで軽はあまり置いてないのですが一台だけ発見。
中期?AA型キャロルです。
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内部の主たるオプション品は灰皿シガーライターでした。
この灰皿で弱いと評判の灰皿トレイを受けるステー側の溝もヒビもなくしっかりしていたので使用するのには何も問題のない固体でした。
もうこれ以上増やしても仕方ないので観賞だけして
スルーします(笑)
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