バックカメラアイブロー作成
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
夜のバックカメラ。暗すぎて使い物になりません。そこで、劇的に改善できるかんたんな装置を作成し、取り付けました。
必要な材料は、塩ビ板と両面テープ。しめて千円程度です。必要に応じてビニールテープがあるといいでしょう。何しろ光を通さない板であれば、塩ビ板じゃなくてもokです。
2
カメラの幅は37mmです。ここからのりしろ左右10mm取って、幅57mm、高さ10mmのサイズで塩ビ板をカッターで切り出します。左右とも10mmの位置で折線ガイドをカッター1引き分入れます。この部品はカメラレンズに当たるように設置するので、傷などを気にする場合はレンズが当たる部分にビニールテープを巻くといいかもしれません。
自分の場合は角をヤスリで全てならしたので、ビニテは省略しました(粘着が融着するのも嫌なので)。
糊代には両面テープを貼り付けます。
3
作成できたら、できる限りナンバーが隠れて、かつ車庫入れに問題ないレベルに調整し、レンズにアイブローを装着します。
仮どめしてはモニターを確認。これの繰り返しです。
この作業が一番時間がかかると思います。細めのマスキングテープなどでガイドすると良いかもしれません。
ちなみに時間配分は作成:取り付けで3:7ほどです。
4
これは、もう、驚きの明るさです。街頭のない我が家の車庫入れも、バックランプ(後付led)とテールランプ(ブレーキなし)で、この明るさです。
今までの暗さは何だったんだと思うばかりですが、これを装着したことで得られる不利益は、今のところ何もありません。昼間の視界も全くもって良好で、洗車機入れても装置が外れることはありませんでした。
もはや、この装置、標準装備でいいんじゃね?ってくらいです。
つぎは、なぜこのような装置でカメラ暗い現象が改善されるのか説明しますが、「細けぇことはイイんだよ」って人は無視していただいて結構です。
5
私の地域のディーラーでもカメラ暗い現象の相談が多いらしく、ディーラーブログでも高価な高感度カメラが紹介されています。しかし、いくらカメラを高感度タイプに替えても無意味です。なにしろ、この現象は、日本のナンバープレートが、下に長く白いという構造が大きな原因だからです。バックカメラの映像をよく見てください。結構ナンバー映ってませんか?
カメラは、周りが暗いと画質を犠牲にしても感度を上げ、明るく映そうとする習性があります。これをオートisoといいます。この車の場合、ナンバー灯に煌々と照らされたナンバーが映ることにより、カメラが「ここは明るい所だ」と誤った判断をし、カメラの感度が上がらず、画面が暗くなる、これが、この車のカメラ暗い現象の原因となります。
つまり、カメラが悪いんじゃなくて、日本のナンバーの構造が問題なんです。ですので、本来なら日本用にナンバーが映らない角度のカメラが対策品として支給されるべきですが、PJにそれを求めても無駄でしょう。
ということで、ナンバーをできるだけ映さないアイブロー作成を実行しました。期待以上の効果が得られ最高です。
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