-車内静音化その①- ドアデッドニング

k12マーチと違ってk11マーチは1.0のグレードがありました。うちのビュートもこれをもとに改造されており、非力でしょうがありません。この非力を補うためか、軽量化のために防音装置は殆ど搭載されておらず、あってバルクヘッドのスポンジくらいで、ロードノイズもエンジン音もめさめさうるさいのが実情です。

自分の考える高級車の条件は、一に見た目二に静か、ということなので、とにかくビュートにも静音化の施工をしてみることにしました。前回の内張り張替えに伴って、内張りを外したついでに内張りの内側に遮音シートをつけて、ついでのついでにスピーカー周りのデッドニングも行いました。

内張りをはがすところまでは前回うｐしているので割愛します。

さて、今回用いる遮音シートはダイケンの遮音シート、940SSEです。前回ウレタンスポンジを探してコーナンをうろうろしていたところ、偶然見つけたので即購入。なんと10mで17kgもありました。ついでに黒の布粘着テープも購入。

合皮を切るのと同じ要領で遮音シートを型取って、今度は逆に少し小さめにカットしていきます。大雑把にカットしたら、逆向きに重ねてみて内張りのピンがあるところをさらにカットしていきます。

それにしても、このシートは独特な臭いがします。近くで嗅がないと分からないくらいの臭いなので、車内に使用しても別段臭くなったりはしませんが、けっこう特徴的な臭いです。

ズバリ、トヨタ車。乗った経験からすれば、Vitsとプリの臭いそのまんまです。もしかしたら似たような遮音シートをインテリアに使っているのかもしれませんね。

さて、切ったシートをドアに貼り付ける前に、スピーカーホールをちょっと弄りたいと思います。

デッドニングのサイトを巡回すると、サービスホールをふさぐことに関しては意見が真っ二つなのですが、スピーカーの裏のドア鉄板に吸音材をつけるといいということはどこにも書かれています。
確かに今までのうちの車はスピーカーが鳴っているというよりはドア全体が鳴っているという感じだったので、スピーカーの真後ろに出た音を吸収してくれればしっかりスピーカーから出た音に集中できるかもしれません。

用意するものは、切り売りのウレタンスポンジと超強力両面テープ。単純にはりつけるだけです。

ほい、貼り終わりました。
気づいたこと→なぜか内張りの内側に張ってある防水用のビニールの上端にだけ、ブチルテープが塗ってありません...なんじゃこりゃ！？雨が降ってるときにドア開けたらショートオワタｗｗｗ

むー、いずれここも施工しなければなりませんね。

それでは型取りした遮音シートを先程用意しておいたガムテで貼っていきます。シートは凹凸が多い構造なので、貼ったはしからガムテがはがれてきてしまいますが、固定する点を多くしていけばなんとか設置できます。内張りを元に戻したら完成☆

3日経過後のインプレです
･･･明らかに車内は静かになりました。といってもロードノイズとエンジン音は変わりません。横を対向車やうっさいバイクが通った時に車内に以前ほど音が入ってこなくなったのが実感できるということです。
さて、オーディオですが...なんか...音がもっこりしてしまって、ローが強調されすぎた微妙に輪郭のぼやけた音になってしまいました。ん～、遮音シートをドア全面に施工したことで、箱鳴りが一つ壁の向こうで起きてしまっているのでしょうか。ゆくゆく改善せねばなりませんが、サービスホール部分をカットして車外の音を車内に入れてしまうよりはスピーカーを代えるという選択肢も賢明だと思います。どうしようかなぁ～ノ(´Д｀)ヽ

忘れないための改造費用
ダイケン遮音シート940SSE 10m 2980\
コーナンブランド 粘着テープ 248\
カット済みウレタンシート 140\×2
ダイソー 超強力両面テープ いつか使った余り物 0\
合計 3508\