目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
『ぽちガー』の「車内スイッチ」に続き、少し難易度の高い「車外スイッチ」取付に挑戦しました。
〔参考〕
整備手帳 『「ぽちガー」①車内スイッチの取付』
http://minkara.carview.co.jp/userid/441688/car/359744/949641/note.aspx
取付にあたり、「りんRG4」さん、「はんこん」さんを始めとする先駆者の皆さんの整備手帳を参考にさせて頂きました。 有難うございました。
まずは、スライドドアの内張り外しです。
①コブ付きビニール紐を使ってインナーハンドルを外す。
②P/Wスイッチパネルを外し、P/W用カプラーを外す。
③窓後方の黒いカバーをバキッと外す。
④内張りを後部下側、前部下側の順にバキバキッと外し、最後は上方向に持ち上げて取外す。
2
黒色ビニールキャップ(大:青丸)を外して、白色ビニールカバーをめくります。
厄介物のブチル君は、定番のサランラップで養生します。
ネジ 3本(+:赤丸)とビス 2本(10mm:黄丸)を外し、左上のカプラー 2個を外すと、機械部分が手前に外れます。
そして、機械部分の後上方にある黒色ビニールキャップ(小:緑丸)を外し、黒色ビニールカバーをめくると、ドア内部のドアハンドル・ワイヤー機構が見えます。
なお、ビニールキャップ(小)がドア内部に落ちて行方不明になってしまいました (ご愛嬌ということで…)。
キャップ(小)を外すタイミングは、キャップ(大)とともに、機械部分を外す前にした方がいいでしょう。
3
ドアハンドル・ワイヤー機構のワイヤー留め(赤丸)からワイヤーを上に引き抜きます。
この時、右側ワイヤーを右斜め上に引っ張り上げてから行うと、すんなりと抜けるようになります。
ワイヤー末端部(黄丸)は、黒フックを手前にずらしてワイヤーから外し、末端ピンを下方向に引き抜きます。
黒フックは指で捻るようにすれば、簡単にずれます。
両方とも、必要なのは「力」ではなく、簡単なコツです。
(初めは 力任せに外そうとして 手古摺りました…)
4
いよいよ、ドアハンドルの取外しです。
まず、ビス 2本(手順 3. 及び 4.の青丸)をラチェットレンチ(10mm)+エクステンションバーで外します。
この時、取外したビスがドア内部に落ちないように、ソケットの中に強力両面テープを仕込みました。
ドアハンドルは、外からガタつかせて、まずは後側を外し、次いで前側を立てるようにして抜き取ります。
5
使用スイッチは、日産セレナのリクエストスイッチを流用。
軽く押すだけで(押している間だけ)ONになります。
以前、セレナに乗っていたので、「りんRG4」さんの整備手帳を拝見した際に「もしや?」と思っていましたが、「はんこん」さんの整備手帳で「やはり!」に変わりました。
なお、スイッチのネジ穴部分と本体四隅は、ニッパ&カッターでカットしました。
6
ドアハンドル前方寄りの表面に楕円、裏面に長方形の穴を開けます。 (ドアノブは、空洞構造になっています。)
表面は、ドリルで中央 4mm、前後 3mmの穴を開け、その後はヤスリで地道に穴の形を整えました。
裏面は、ドリルで適当に穴を開け、ニッパ&彫刻刀で形を整えました。
なお、裏面には元々 2本の縦ラインが入っており、これに沿ってカットすると、丁度いいサイズとなりました。
7
スイッチ側面の空洞部分も含め、防水ボンド(黒色)をタップリ使って、スイッチを固定します。
配線は、日産純正コネクタをカットし、ハンドル固定時に上側になる方から廻し(白灰点線)、固定金具の穴から上に引き出してから、コードを50cm継ぎ足します。
なお、ドアハンドル近くの配線を収縮チューブで保護するとともに、 固定金具下部分の配線を防水ボンドで固定して ズレないようにしました。
8
防水ボンドの硬化を待って、翌朝、手順 4.の逆の要領で、ボルトが落下しないように細心の注意を払いながらドアハンドルを取付けます。
スイッチ配線は、ウィンドウを上下させても干渉しないように、ドア内部をドアハンドル・ワイヤーに沿わせて下ろし、
ドア右下の穴から引き出し、コネクタ(赤丸)の「黒線」&「緑線」(極性なし)に結線します。
最後に、手順 1.~3.で取外した部品を元に戻して完成!
今までの車内からに加え、車外からも『ぽち』っとすると『ガー』っと開くようになり、と~っても便利になりました。
(家族からも(久々に…)好評です♪)
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