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1907年に4.43㎞の楕円形のバンクを有したオーバルコースとしてオープンしました。
このオープニングレース（30マイルを争うモンターギュ・カップ・レース)には大倉財閥の二代目、大倉喜七郎（帝国ホテル会長・ホテルオークラ創業者）がFIAT社のマシーンで参加し２位ででゴールし、世界的に日本人レースドライバーとして名をのこしています。
周辺はイギリスの航空機産業が盛んな地域ということもあり、1910年にはオーバルコース内に飛行場も併設されるようもなりました。
1926・1927年にはイギリスGPも開催されましたが、1939年に第二次世界大戦が勃発すると政府に徴用され軍用機の生産拠点となりサーキットとして復活することはありませんでした。



場所マップ

現在、敷地内にはブルックランズ博物館があり、自動車や航空機が展示され世界に２基しかないコンコルドのフライトシュミレーター１基がブリティッシュ・エアウェイズから寄贈されています。

ベルリン西側郊外にあったサーキットで1921年に完成し、1926年1959年のドイツGPに使われ、ヘアピン２カ所を直線で結んだ単純明快なコースでした。
北側のヘアピンは1927年にバンク化され、幾多の改良が進められ表面を研ぎ澄ましたレンガを引き詰めた43度のそそり立つバンクを160㎞以上のスピード争い、「死の壁」と恐れられていました。



危険性から1967年に「死の壁」は撤去され、1998年にサーキットとしての役目は終えましたが、建設当初からレース時以外は有料道路として使用され、ドイツのアウトバーン建設のきっかけとなり、現在も高速道路として使用されています。
北側のヘアピン横のスリーポインテッドスターの乗った円形の建物は「Motel und Restaurant Avus」として現存し営業していますし、300m南西にはメインスタンドも残っています。
初期の南側ヘアピンはシュラハテン湖西側に窪地として残り、第二次大戦後は南側ヘアピンが大幅に北側に移されましたが、2008年以降、ヘアピン跡は撤去されたみたいです。

地図リンク

1971年に完成し1972・1974年のベルギーGPに使われ、1991年に壊され現在は工業団地となり、道形にサーキットの面影が窺えます。



地図リンク

中嶋悟の駆るロータス99Tでのオンボードカメラ映像です。



エステルライヒリンク時代は5.941㎞の高速サーキットでしたね。

14.1㎞の旧コースでの映像です。
メチャ・・・長閑です(^^♪