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１０月１７日の話になりますが、その日はセルボの事を相談する為に「ガレージウチイデ」様の所へ行ってきました。
場所は茨城の鹿島に近いのですが、途中に霞ヶ浦という巨大な壁（笑）がありますので、土浦から行くか佐原から行くか考えた末、佐原経由で行くことに決定。

銚子へ行く道は知ってるのですが、利根川を渡って鹿島方面へは言った事がないですし、当然カーナビなどは付いてないのですが、地図さえあればなんとかなるのが元運送業をやっていた者の強みだったりします。結局道を２回間違えたのですが、（目印が殆ど無ぇ！）大体この辺だろうという感じで車を走らせてますと、懐かしい車が沢山置いてある場所へ丁度一時に到着。

ガレージ内を見回すと人気が無かったのですが、これはお客さんと共に車の調子を見に走ってる事が携帯の留守録から判明．．．すんません．．．携帯使わない（というか電話が苦手）人間なモノで確認してなかったです．．．。

しばらくしてると代表の打出さんが帰ってきました。そして、セルボに関しての現状と、現実的な幾つかの対策を一時間程度話してその場を後にしました。文にして書くと、たったこれだけの事なのですが、作業現場を直に見て、交渉する方と直に（じっくりと）お話をするのは、今後作業をお願いするかもしれない訳ですから当然の事だったりします。

あと値段に関しては、当初から交渉する予定はありませんでした。もちろん私としては安い方が助かるのは当然なのですが、価格云々では無く「この方なら自分の車を預けられる」という事をメインに据えてた上でお話を聞きたかったというのが本音だったりします。

結局その日はお話だけ伺って帰ったわけですが、セルボを存続させる事を前提として考えた場合、現実的で一番（作業工賃的にも安くて）確実な方法を提示して下さった事だけは間違いありません。この不況と、９月に部品交換をしてなかったら即座にお願いしていた次第だったのですが、１２月位までは他に出物がないか探してみるという事でその場を後にしました。代表の打出様には当日貴重なお時間を割いて話をして下さいまして、本当に感謝しています。どうもありがとうございました。

「ガレージウチイデ」様に関しては、ネット上で行った方の話は聞いてましたし、私自身過去に一度部品の問い合わせをした事があります。それに今まで多数の軽を修理、レストアしてきた技術と経験、そして作業には決して妥協しない姿勢は、「ガレージウチイデ」さんのサイトからも、打出さんご自身からも充分過ぎる程伝わってきます。こんな時代なのですが突き詰めると、物事（仕事）はその方が信頼出来るか否かになりますので、私的には作業をお願いするかどうかは別として、このショップを知る縁があって良かったと思ってる次第です。（近年色々なジャンルで、そういうお店がどんどん減ってきてチェーン店ばかりになって本当に詰まらないと思ってる一人なもので．．．）

と、ここまで書いて「ガレージウチイデ」さんを初めて知って興味を持たれた方もいるかと思いますが、「ガレージウチイデ」さんのサイトは検索すれば簡単に出てきます。交渉する方はまずメールで

①車を買いたいのか修理したいのか（＋部品を買いたいのか）
②どんなレベルの作業をお願いしたいのか（魔改造から通常の作業から色々ですね）
③予算は幾らぐらいか（これは経験が無いと判らない話ですが．．．）
④長く乗りたいのかそれなりに乗りたいのか（長く故障無く乗るなら消耗品は当然替えた方が吉です）

こんな感じの内容をメールで送れば、予算に見合った内容を返答して下さると思います。あとは、部品が手に入らなかったりした場合は（エンジンの背換え等の）対処方法や、不具合が無く乗りたい場合はキャブをインジェクション化する方法等も、（当然決断するのは本人ですが）提示してくれると思います。

ただ、方法が幾らでもあるという事は、それなりの知識が無いと判断出来ない事でもありますし、新車で買った車の修理のように、その部品だけ交換すれば大丈夫．．．という事にはならないのが古い車の悲しい所．．．。改めて車の知識をそれなりに知らないと踏み込めない領域だと実感しました。

まぁ、新車を買うのも、中古を（元気な状態で）維持するのも、それなりにお金がかかるのが車という所有物です。だからこそ昨今車に乗る人が減ってきてる訳ですが、そんなで、古い軽に乗っていて、それがとっても気に入っていて簡単には処分したくない．．．という方は、「ガレージウチイデ」さんに相談してみるのも一つの方法だと思います。

あ、最後にサイトにも書かれてますが「連絡無しでの御来店はご遠慮下さい」との事です。現地へ行ってみたいと思う方は、事前にアポを取ってからにして下さいね。御縁があった私からも是非お願いします。