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ギンスポの愛車 [スズキ スイフトスポーツ]

整備手帳

作業日:2016年4月21日

スタビライザーリンク 交換 その①

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
純正のスタビリンクに不都合があったわけではないですが、みんカラでも有名なMPV用のスタビリンクが気になっていた為交換したいと思います。

まず車両前側をジャッキアップします。

スタビリンクを交換する際は、スタビライザーのテンションを抜く必要がある為片側だけのジャッキアップでは交換作業がかなり困難になります。

ですので、左右両方あげてください。

画像では両側ジャッキのみで支えています。
危険ですので絶対に真似しないでくださいね(^^♪
私はこのまま作業しましたけど…

ジャッキアップ出来ればタイヤを取り外します。
2
サスペンションの横に棒みたいな物があります。

これがスタビリンクです。
古くなってくると接続部のブーツが破れ注入されているグリスが漏れ出し異音がしてきます。

経年劣化で交換する事はよくあります。

後、何故車高下げるとスタビリンクを変えなければいけないのか…

車高を下げていくと一緒にメンバー(ギアボックスやスタビライザーが付いてる大きな塊)も下がります。
それに伴いスタビライザーの位置も落ちます。
でもサスペンション側のスタビリンクを固定する部分は基本変わりません。
そうなると純正スタビリンクでは長さが足りなくなり、スタビライザーを上に引っ張る形となりスタビライザーがバンザイしてる状態になります。

それではスタビライザーの本来の性能は発揮できなくなります。

ですのでスタビリンクの長さを変えてスタビライザーを車高を下げていない純正状態にしてあげる必要性があります。

車やフロント・リアによってはショート化の方が良い場合もありますが大体はロング化ですね。

本当は調整式スタビリンクの方が良いんですけどね…
異音や折損等のリスクもありますし…
3
交換する前はこれぐらいの隙間があいてます。

車高の下げ量によっても変わってきますので参考程度で…

純正状態は確認できていない為どんな感じだったのかわかりませんが、基本的にはもっと隙間は狭いはずです。
4
これがサスペンション側のスタビリンク固定部です。

真ん中が凹んでますね。

凹んでいる所は6角レンチが入ります。
大きさは「5」です。

留めているナットは大きさ「14」です。

基本的にはナットを緩めて取り外しますが、構造がボールジョイントとなっている為6角レンチが入るネジ部も一緒に回ってしまいます。
ですので6角レンチで回り止めを行いナットを緩めます。

錆びている事が多くかなり固い時もあります。
事前にルーセン等の潤滑剤を塗布しておく事をお勧めします。
5
次に下側です。

反対側を向いてますね…
車によっては上と同じようにこっち側に向いているものもあります。

アンダーカバーとの隙間が少なく工具が入りませんのでアンダーカバーを取り外します。
ボルト2本とクリップ2個で留まってます。
6
それでは緩めていきます。

私は写真のようにしました。

大きさ5のヘキサゴンビットソケットを中心に差し込み回り止めを行い14のストレートで反時計回りに回しナットを緩めます。

ヘキサゴンビットソケットがない場合はL字の6角レンチでも可能です。
共回りを防げたらオッケイです(^^♪

ナットですが14のストレートのように出来るだけ長い工具があるとトルクがかかるので便利です。

ない場合は14のメガネを使用し固い場合は、メガネを手のひらで叩いて緩めていきます。
その際工具が外れてしまうとナットが少しなめてしまう恐れもある為外れないようにしてください。

ナットが緩んでもまだ完全に取り外さないでください。
下側を緩める時動いてしまう為です。

手で回せるぐらいで留めておいてください。
7
たまに中心を固定しなくても緩まる時があります。

その時はラッキーです(^^♪

大抵は共廻りしますけど…

緩める時はラッキーでも締める時は中心を固定してください。

固い時はインパクトで緩める事もあります。
ただ構造がボールジョイント型なので厳密に言うとインパクトで緩めると中を痛める可能性があります。

ですので、出来るだけインパクトは使わず手で緩めてください。

インパクトを使ったからと言って潰れるわけではない為使用しても良いですが厳密に言うと…っていう所です。
8
次は下側です。

これは私の場合ですが、レイル製のパフォーマンスバーが付いていると丁度その位置にスタビリンクがあり工具が入りませんでした(>_<)

仕方がないので、L字の6角レンチを使用しました。

こちらもナット側は14のストレートで緩めました。
ない場合や長すぎてインナーライナーに干渉する場合はメガネを使ってください。

この時、上側が外れているとスタビリンクが遊んでしまい力がかけれませんので注意してください。

緩めば上下ナットを取り外しスタビリンクを外します。


その②へつづく…

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