目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
3S-GEを搭載したSXE10前期MT車の場合です。
最低限必要な工具は10mm、12mm、14mmの3種類。
あると便利なのは24mmとプラハン。
大前提で、バッテリーのマイナス端子は最初に外しましょう。
まずは取り外し。
1.エアクリーナーAssyを取り外してオルタネータボディまで到達します。
スロットルボディやサージタンクはそのままで何とかなります。
2.オレンジ色の丸で囲った場所にあるカプラーを抜きます。
上側がツメになっているので、押しながら抜いてください。
3.緑色の丸で囲った場所にあるB端子を外します。(詳細下)
4.写真で青丸で囲った2箇所のボルト(12mm)を抜きます。
このボルト2本でベルトの張り具合を調整しているので、
作業前にベルトの張り具合を確認しておくとベスト。
5.図の赤丸で囲ったボルト(14mm)を緩めます。
6.ここまでの手順で、赤丸のボルトを軸にオルタネータが動くようになるので、
右側へ傾けてプーリーからベルトを抜きます。
7.手順5で緩めたボルトを抜きます。
8.以上でオルタネータボディは完全にフリーになっているのでやっと取り外し。
赤丸のボルトで固定されている部分がステーとガッチリ嵌っているので、何度かコジったりプラハン等でひっ叩いてみたりしながら徐々に引っこ抜く感じ。
ステー部分からオルタネータボディが抜けたらシメたもの。
写真3でピンク色で囲った部分に多分エアコン系の配管が通っていて邪魔なので、
これを持ち上げながらパズル感覚で手前に抜けば取り外し完了。
2
手順3の詳細
この画像はオルタネータを横から見た様子です。
ゴムキャップを外し、ナットを緩めてB端子を外します。
このナットがオルタネータボディの裏側という非常に作業のしにくい場所にあり、
かつ材質がナメ易いので注意が必要です。
私は10mmの12角ソケットで作業してナメてドえらい目に遭いました。
ベストは10mmの6角ロングメガネでしょうか。
ラチェットを使う場合は、10mm6角ソケット+ロングエクステンションバーの組み合わせに送り角の小さなラチェットが欲しい所。
3
写真3
4
取り付け。
取り外しと同じ写真を元に・・・。
1.写真3のピンク色で囲った配管を持ち上げながら、またもパズル感覚でオルタネータボディを空間へ戻す。
この際、当然プーリー側が手前、B端子・カプラ側が上側に。
2.赤丸部分のステーとの嵌め合い部分にコジったり引っ叩いたりしながらどうにかしてオルタネータボディを収め、赤丸部分のボルト(14mm)を差込みとりあえず緩く固定する。
3.ベルトをプーリーに掛け、青丸上側のボルトと張り調整用のステーを差込み緩く固定、その後横方向から張り調整ボルトを差し込んでベルトの張りを調整。
このボルトは閉めこむとベルトが張る様になっている。
調整時はプーリー中央のナット(24mm)にソケットをかけてラチェットで回しながら張り具合を確認するとたぶん具合がいい。
4.ベルトの張り具合がバッチリになったら、青丸上側のステーとオルタネータを固定するボルト(12mm)と赤丸(14mm)のボルトを締めこむ。
5.裏側のオレンジ色の丸で囲ったカプラーを差込み、緑色の丸で囲ったB端子を接続し、ナット(10mm)を締めゴムキャップを被せる。
6.エアクリーナーAssyを取り付け、バッテリーのマイナス端子を接続して終了。
キモは、ステーとの嵌め合い部分の取り外し・取り付けがとても固いので根性を要するのと、ベルトの張り具合でしょうか。
エンジンからの動力がベルトで直接加わる場所なので、ボルトのトルク管理は確実に行わないとドエライ事になりそうなので注意。
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左が故障したオルタネーター。
右が部品取り車両から外したオルタネーター。
見た目にサイズが違うような写真になってしまったものの、同一型番の全く同じ部品です。
故障した方が見た目は綺麗でした。
部品取り車両の方が年式は1年古いものの、走行距離は少ないので多分ダイジョーブ。
コレが故障したら次はリビルトでも買うしかない。
当然の事ながら、取り外しは部品取り車からと自車の分で2回やってます。
6
結論として、最後まで読んでもらっておいてナンですが、多分文章読んでも「ナんのこっちゃサッパリパリ~」って感じかと思います。
多分、工具を手にして実物の前に立てば「そんなことかいなー」ってなるんじゃないかなと思います。
文章ヘタクソやな~ワシ。
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