2012年08月07日
この話は実際に私が体験した話です。
今から約17~18年前、まだ実家に暮らしていて、
実家の近所に変な噂のあるアパートがありました。
その噂とは、そこのアパートに引っ越してくる人がみんな
ノイローゼになり、すぐに出て行ってしまうといった噂でした。
そのアパートを見てみると、誰も住んでいないのに
窓越しには雑貨類などがそのままにしてあります。
一見、普通に誰かが住んでいるように見えます。
それもそのはず、引っ越して来た人は荷物をそのままにして
逃げるように出ていく状態でした。
そんな噂を忘れてたある日、実家で犬を飼うことになりました。
その犬はまだ仔犬で家族みんなでかわいがっていました。
夕方になり外も暗くなってきた頃に、私は仔犬を連れて散歩に行きました。
いつものように仔犬が行きたい方へ散歩をしていました。
もう辺りは真っ暗。誰もいない道を私と仔犬で歩いていると、突然!
「ガラガラガラガラ、バタン!」
と窓を閉める音が聞こえてきました。
私は住人が窓を閉めたんだろう。と、ただそう思いました。
ふとその音がした方を見てみると、なんとその家はあの噂の家でした!
「誰も住んでいないはずの家からなんで??」
もう外は暗いというのに、やはり電気はついていません。
やっぱり誰も住んでいません。
私は怖くなり、仔犬を抱きかかえて猛ダッシュ!
それから、お散歩コースでは避けるようにしました。
あの時、窓を開けて誰かが私のことを見ていたと考えると
ゾッとします・・・。
Posted at 2012/08/07 12:09:35 | |
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