皆さまお久しぶりでございます。
久しぶりの投稿がiQをおりる事になったご報告になってしまうのが、なんだかとても寂しいものですね。
事の顛末としては、車検を通す為に越えなければならなかったハードルを越えなかったにすぎなかっただけという何とも情け無いような複雑な状況だったのです。
私がオレンジメタリックのiQに乗り始めて丸7年。その前のイエローのiQに乗っていた期間を合わせると9年近く、iQと付き合っていた事になります。車両としてはどちらも大きな不具合もなく、エンジンも快調そのものでした。二台合わせると、約10万キロをiQと歩んで?きた事になります。それなのに、何故車検を通さなかったのかというと・・・
エンジン警告灯が点灯不規則な点灯をするようになったからなのです。どのような状況だったのかと申しますと、エンジンキーをオフにして、キーを抜くと、数秒後からエンジンチェックランプと水温が低い時に点灯するチェックランプが微点灯するような状態になったのです。通常キーを抜くとナビの盗難防止用の赤い小さなランプとメータ内の車にカギのかかったマークが点滅するのですが、どちらも点滅せずに、チェックランプだけが微かにしかも不規則に点滅していたのです。このままでは変にバッテリー上がりをおこすのも嫌だったので、端子を外して休みの日まで放置しておりました。
ネットで調べてみたり、知人に聞いてみたりすると、どうもキーシリンダー辺りがアヤシイかなぁと。で、まあ、バラすワケですね。本当はキーオン状態から、キーを抜くにはアクセサリーの位置で軽く押し込みながら回すはずのものが、今までは普通に回ってしまっていた事に気づいたのはキーシリンダーを組み上げてからと言う、なんともトホホな状態でありました。そんな状態だったので、当然期待するわけですね。治ったと。ここが原因だったかぁと。キーも軽くスムーズに回るし、ちゃんとアクセサリーの位置で一旦ロックがかかり、押し込めば回る。
バッテリーをつなぎ、キーを回し、エンジン始動。
ドキドキしながら、キーをオフにして、押し込みながら抜くわけですよ。数秒後、また点滅。キーシリンダーをバラし、接点にグリスを塗り、寒いなか両手を油まみれにした苦労が徒労に終わった瞬間でした。
ここまでくると、人間なかなか諦めがつかないもので、水温警告灯がからんでいるから、ラジエターのセンサー辺りを調べたり、メーターに繋がっているカプラーの行き先をたどっては1つずつ抜き差し確認したりと、その都度都バッテリーをつないだり、外したり、期待したり、落胆したり。そんな事を休みの度にやっていたワケですね。まあ、当然のように内装はかなり外したままだったのでかなりスパルタンな感じになってました。ただ、バッテリーをつなぎ、普通にエンジンをかければ、警告灯は消えるし走行も全く問題ない状況なので、車検までになんとか探しだそうぐらいに思っていたワケです。
ある日、奥さまが、郵便局に行くからiQで出かけたいとの事で、数時間ならバッテリーも大丈夫だろうと出勤前にバッテリーを繋いでおいたのです。午前中にメールが来て、郵便局で駐車する際にバックギアに入れた途端、エンジンがかからなくなってしまったと。JAFに来てもらい、積載車で自宅まで搬送してもらったとの事。JAFの方の話だと、ジャンプしてエンジンをかけたが、一応心配なので積載車で運んであげます。でも、ディーラーさんで調べてもらった方が良いですよと。
そこで、86でもお世話になっているカローラ店に電話をしてみると、直ぐに調べてくれると、しかも直ぐに引き取りの手配もしてくるというのでプロにお任せする事にしたのです。引き取られて翌日、担当メカニックの方からの話だと、怪しい場所か2箇所あり、1つはメーター自体の不具合。もう1つはメインのハーネスの不具合。それで、例えばメーターを交換して確認するか、デンソウでハーネスをチェックしてもらうか、最悪はその両方か。実はメーターはオークションで新品を落札しており、持っていたのですよ。数ヶ月前まで(T_T) そう、すでにもう手元に無いんです。メーター打ち替えしたりしたかったので、予備にと格安で入手していたのに、必要なときには手元に無いなんて。ツイテ無いというかアホというかメーター新品と、デンソウでのチェックをしてもらうと10万はいくだろうと。また、車検を通すとトータルで30万近い出費になりそうな気配。悩むわけです。これを使わなければ、次車のオプション代の足しにはなるし、治して車検を通したとしても、これからは交換しなければならない不具合がどんどん増えるだけなのは明らかなワケだし・・・
とそんなやりとりがあったのが10月の頭の事で、いつまでもディーラーさんに預けておく訳にもいけないので一旦引き取りに行ったんです。で、ですね、ディーラーさんて、OBDⅡコネクタで診断するのに私が取り付けていたPivot のタコメーターやスロットルコントローラー、レーダー探知機なんかを外してある訳ですよ。自宅まで帰る途中、コンビニやスーパーで買い物したりしてメーターを見ると、警告灯全く点滅していないんです。正直、何年も前からずっと使っているタコメーターやスロットルコントローラーのOBDⅡコネクタが原因だとは思えないんですが、また差し込んで警告灯が点滅するのは怖いのでそのままにしておきました。
問題は一応解決なのか、ハッキリしないまま、車検に出して万が一警告灯が点灯すると、当然車検はNGな訳で。揺れましたよ。どうしたものか。iQは大好きだけど、奥様が、また出先で苦労する事になっては申し訳ないし、でも奥様は86の運転は出来ないと言うし。今後の出費や使用頻度を考えるとやはり処分止む無しという結論を出し、iQに別れを告げる事にしたのです。
写真はiQが引き取られていく日の最後の2ショットです。
次回は86とのサヨナラの顛末をお送りします。
〈追記〉C-HRの取説にはOBDⅡコネクタには電装品を差し込まないで!と記載されています(>人<;)
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2018/01/13 02:43:30