熊野古道は馬越峠を歩いて来ました。
雑誌やテレビなどで見る度に1度行ってみたかったんですよ~
やっと念願叶い、行って来ました。
三重県は紀北町と尾鷲市の境界となる峠です。
R42号沿いの登り口から尾鷲に向け歩き、帰りはバスで戻ってくる事にしました。
【12:00】 身支度を整え、いざ出発です。
歩き始めるといきなり雰囲気の良い石畳の道が迎えてくれます。
道は分かり易く、誤った方向に進む事もなさそうです。
標識も有るし。 数字が大きくなるにつれ尾鷲市街に近づくのが分かり目安になります。
【12:10】
10分も歩くと”夜泣き地蔵”着。 15分程かかる様だが写真を撮りながらにしては先ず先ずの出だし。
明治までは旅の安全を祈る地蔵があったという小さな祠は、やがて子供の夜泣き封じを願う人々が祈る様になり此の名前になったそう。
此の辺りは小川のせせらぐ音がして良い感じ。
大きな一枚岩の石橋を渡り先を急ぎます。
昨日は雨だった事も有り、足場滑り易く慎重に進まねば・・・
【12:30】
視界が開け、ちょっとした広場にベンチが。
峠までは後、15分ほどの様です。
因みに一里塚ですが見逃しちゃったみたいです。 戻るのも何ですのでスルーしました。(^^ゞ
苔むした石畳と木の根っこが又なんとも言えない雰囲気がありましてですね~ (^◇^)
そんな素晴らしい道を歩いて行くと!
【12:40】
どうやら峠に到着したみたいです。 標高325米
この地に明治中ごろまで茶屋が有ったそうです。多くの旅人たちが此処で一息入れた事でしょう。
熊野古道は此処から峠を下って尾鷲市街に入っていく訳ですが、折角なので絶景を求めて、更に山を登る事に。 天狗倉山(てんぐらさん)を目指します。
此処からは更に勾配もきつくなり標高を稼いで行きます。。。
うねうねの根っこを越えながら先を進みます。
息もあがりながら大分上がって来たようです。
北道と南道が有る様ですね。 取り敢えず北道を選択して進む事に。
進んで行くと目の前にものすごく大きな巨石が立ち塞がる・・・ ホンとデカかった・・・
それを周りこむ様にやり過ごすと
小さな祠が有りました。 また巨石の上に行ける梯子が。
目の前が開け、素晴らしいが眺望が広がっていました。 どうやら着いた様です。
【13:05】 1時間程で到着です。
登って来た甲斐が有りました。 尾鷲の街並みが素晴らしかったです。
煙突は中電は尾鷲三田火力発電所。 大きな船舶は海上保安庁の様です。
尾鷲湾は左側の島は佐波留(さばる)島という島らしいのですが、通称ムーミン島と呼ばれているそうです。 現地でお会いした地元の方が色々と教えて下さいました。
ムーミンが仰向けに寝ている様に見えるらしいのです。(^◇^)
梯子を登って巨石の上へ。
此処からは大台ヶ原山をみる事が出来ます。
巨石の上は凄く広かったですよ~
指さしているのは大台ヶ原の方向を説明をしているのでしょうか。
指さしてる方向の山々。 3つのピークが有るところが大台ヶ原だと伺いました。
暖かくなったら日出ヶ岳に登ってみたいですね。。。
30分ほど景色を楽しんだあと下山を開始し、峠へと戻りました。
【14:30】
尾鷲市街地まで下って来た様です。
後は街を散策して三重尾鷲庁舎前よりバスに乗り、登山口へと戻って来ました。
1時間に1本のバスに丁度乗れて良かった。(^^)
登った山が目の前に。。。
帰る道すがら”種まき権兵衛の里”に寄り小休止。
河津桜が見頃を迎えていました。 去年よりも2週間ほど早い様です。
2時間半ほどの山行で筋肉痛に(爆
最後まで見て頂きまして有難うございます。(^◇^)
天狗倉山の眺望を2枚写真つなげてパノラマにしてみました。
ちょっとだけ霞んでいましたが天気も良くて最高の景観でした。
難点は岩の上は余り広く無く、切り立っていて、それこそ”落ちたら死ぬで~”の所でした。
恐怖と戦いながらシャッターを切ってきました。 高所恐怖症かな・・・(^^ゞ
Posted at 2016/02/23 22:48:22 | |
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山歩き | 日記