2017年05月12日
ワイルドスピード見てきました!が・・・
10年以上楽しませていただいている映画、ワイルドスピードを今月の最初に見に行ってまいりました。
なぜ今頃感想かというと、ツッコミどころが多くガッカリしたことだらけだからです。
私のブログなど全くと言っていいほど世の中に影響は無いはずですが、ゴールデンウィークもありましたし、公開したばかりでしたので見るご予定の方達を躊躇わしてしまうのが私の目的ではありませんでしたので少し待ちました。
ここに書くのはあくまでも、他にもツッコミどころを感じた方がいれば「やはり変だったよね」と共感や、自分の勘違いがありご指摘をいただければストーリーに納得できるかもと思ったことが理由でございます。
さて、本題ですが見てない方はネタバレ注意です。
まずは始まり方としては、キューバの綺麗な街とワイスピらしい音楽で始まります。
この時点で私の期待は高まっていましたが、お決まりの最初に始まるレースで私はすっかり冷めてしまいました。
いろいろあり、ドミニクの乗る車がレース終盤でエンジンから出火します。ここのシーンでの火の安っぽいCGに驚いたものの「まあ、有名俳優を危険な目に合わせる訳にはいかないから仕方ないかな」と自分自身を納得させたものの、次の瞬間!!
エンジンからの出火で前が見えなく、かつ自分に火が降りかからないようにとドミニクが取った行動は・・・
スピンしてバックでゴールするというもの・・・
ゴール寸前なら、まだしも・・・
そこから追い上げるとか普通無理だろ・・・
バックギアで何キロでると思ってんだこの監督は・・・
その時点で「あ~今回また監督変わってるな」というのが感じられました(後で確認してみたら本当に監督変わってました)
その他にもドミニクが敵に利用されてしまうのですが、車で移動中の国防大臣から「核ミサイルの発射スイッチ」を奪うシーンがあります。
「なんで核ミサイルの発射スイッチ持ち歩いてんねん」ってツッコミは「大統領からの発射命令ですぐに撃てるように」と自分に言い聞かせて納得させましょう(笑)
さて、この国防大臣の乗る車は周りに護衛のパトカーやら白バイやらが取り巻いているのですが、これらを排除しなければ国防大臣の車を襲撃できません。
さあ、どうするでしょうか?
敵のボス「その地域にいる車数百台をハッキングよ!」と、パソコンをポチポチ・・・
ハッキングされた、その辺りを走行中の車や、路駐車両や、ショールームに展示されている車が勝手にエンジンがかかり「P→D」に切り替わり勝手に走り出します・・・
あり得ないマンガ並みの展開&車達の挙動(不自然)で国防大臣の車列に向かってくるCG車達。
立体駐車場からハッキングされて落ちてくる車もありました(このシーンの落ちてくる車は、CGというよりも「おもちゃ」っぽかったです)!
取り巻きの車を排除され、動くことのできなくなった国防大臣の車。
そこに現れる仮面を被ったドミニク。
手にはチェーンソーを持っています。
「この車は防弾ガラスだから大丈夫だ」と同乗者に説明口調な国防大臣。
しかし、ドミニクが取った行動はボディーの給油口近くをチェーンソーで壊し、燃料タンクをむき出しにして発炎筒を国防大臣達に見せて
「火、着けちゃうよ?」の仕草でした。
いやいや気化してるからその時点で十分危ないし、そもそも着火した瞬間ドミニクは逃げ切る間もなくチュドンでしょ?
それに窓ガラスだけ防弾で、ボディーはそのままの要人車ってなんだよ。
更に驚いたのは、その脅しで窓を開けて「やめてー!火ぃ着けないでー!」とばかりに簡単に核ミサイルのスイッチを渡してしまう。
んな馬鹿な・・・
どれだけ責任感の無い奴に核ミサイルのスイッチ託してんだよ!
渡すくらいなら自らを犠牲にするくらい覚悟のいる物だろ・・・
ちなみに、受け取るとその場で仮面を取り「作戦完了」の連絡をいれるドミニク。
なんの為の仮面なんだよ!!
匿名性ゼロ
そのあとも、
例のハッキングでロシアの軍基地にある潜水艦が乗っ取られそうだ!!
↓
ロシア軍の基地に潜入して潜水艦を止めるぞ!
↓
基地に侵入(なぜか冬のロシアにしては薄着過ぎる一同。日本の冬服並み)
↓
不審な侵入者として、当然ロシア軍人さん達、基地を守るために一生懸命戦います。
↓
その軍人さん達を容赦なくバンバン○しまくる一同(おいおい)。
↓
安っぽいCGで潜水艦が出港。
↓
映画の表紙的なシーンの一同を追いかけてる敵は、敵ではなくロシア軍人さん達なことが判明。
↓
ローマンが冬のロシアの氷の下にある冷たい湖に落ちるがピンピンしてるし、そのあと激しくアクションシーンを披露。
他にもショウ兄弟が味方に付いたり、意味不明。
ファミリーを大切にするドミニクだからこそ起こした今回の裏切りですが、デッカード(兄)がその大切なファミリーを助けてドミニクのもとへ連れていきます。
美談・・・
なわけあるかい!!
ドミニクよ、デッカードはハンというドミニクファミリーの命を奪っていて、自宅に爆弾を送り付け妹やブライアン、甥っ子の命まで奪いかけたやつだろうが!!
そもそも、今までブライアンと共に戦ってきた相手が味方に付くというのは、今までのストーリー全否定か?
今までのは間違いでしたー!勘違いでしたー!
ってことかい新監督さん?
※デッカードは前の作品のラストで、厳重な牢獄に入れられていましたね。しかし、今回は他の囚人達同様の普通の牢獄にいます。イメージとしては昔、ブラガに会うためにブライアンが忍び込んだ刑務所をイメージしていただければわかりやすいかと。案の定、電気回路のショートを使い簡単に脱獄しようとします。
(もっと細かい内容もありますが、ざっくりです。)
とりあえず、ざっくりとツッコミたかった所だけツッコんでおきました。
正直、今までもワイルドスピードシリーズは「あり得ない」演出は沢山ありました(ビルからビルへの車でのジャンプなど)。しかし、それらは「あり得ないけど、ワイルドスピードのメンバーならあり得る」という「ワイスピフィルター」を通して納得しながら見ることが出来ていました。
しかし、今回は「根本からあり得ない」や「意味不明」さが多く目立った作品でした。
ストーリーや細かい背景を無視すれば、デッカードのアクションシーンは見ごたえありますよ。
ただ、次回作もこの監督なら私は映画館には行かないかな・・・
何十年も続く大作になってくれるのを期待してましたが、今回の監督のせいで予定されているあとの2作品で終わってしまいそうですね。
私は15年後くらいに
ローマン「ちくしょう!人手が足りねぇ!このままじゃ作戦が何も進まねぇ!」
ドミニク「一人心当たりがある。」
ローマン「人を揃えても使えなきゃ意味がねぇ!運転の腕は?」
ドミニク「親父譲りだ。大丈夫だ。」
ローマン「?」
ドミニク「ジャック、ジャック・オコナーだ。」
の流れを期待しているだけに、少し不安です。
どこかのサイトに「お金をかけたB級映画」と書かれていましたが、その通りかもしれません。
長年のファンである私には悲しい作品でした。
なお、見に行ったのは1週間以上前ですので多少の記憶違いはあるかもしれません。ご了承ください。
なお、私の勘違いや間違いなどがございましたら遠慮なくご指摘ください。
最後まで御覧くださいまして、ありがとうございました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2017/05/12 11:48:15
今、あなたにおすすめ