スラスト角を調整してみた

我が家のRK1ステップワゴン、ずーっと左に流れる（ステアリングを右に切らないと真っすぐ走らない）症状があり、何度も何度もアライメント調整を繰り返してきました。
はじめは勘で調整し、なかにはタイロッドを二回転程回す、なんてことも。

なんで左に流れるのかというと、タイミングは多分モデューロのローダウンスプリングに交換したあと、リヤの突き上げの酷さに一週間で元に戻したあたりから。
そうなんです、自分で足回りをイジってアライメントが無茶苦茶になったと、そう思ってます。

なのでトーションビームなので調整代のないと思っていたリヤサスは原因でなく、フロントが原因だと思い込んでいました。

この２年間で勘での調整に限界を感じ、昨年末頃からトー角を確認できるアプリの活用、レーザー墨出し器の導入と少しずつ文明の利器を導入。

そこで何度もデータを取っていると気づきました、あることに。
そうなんです、リヤが右に傾いているのです。
いわゆるストラス角がズレているんですね。

これは困りました。
だってトーションビームは調整ができない、そう聞いていたので。

で、ネットを徘徊しているとアライメント調整の記事で「ステップワゴンのストラス角を調整した」という記事を目にしました。
読むと「なーんだ」ですが自分的には興味津々でクリックして読むと…「ボルト固定穴の遊び分だけ調整できる」

戴きました。
早速調整です。


画像は右の足回りですが、この3本のボルトを緩めて穴の遊び分で調整です。
実際は左右同時に合計6本緩めて調整しました。

するとどうでしょう…
一回目の調整でほぼほぼ真っすぐ走るようになりました。

気をよくしたので直ぐに再調整したかったのですが日が暮れたので本日二回目の調整。
自分的には三回目で決めに行こうと思っていましたが今回の調整で十分満足いく感じになったのでフロントも少しトーイン側に微調整すると…ステアリングが一回り小さく感じる！！

この感じ、わかりますかね？
クルマの動きが手に取るように分かる感じが出てきました。
コーナリングで、ブレーキングでタイヤが「グニャ～」と潰れる感じが伝わってきます。

やっと、やっとアライメント調整の出口が見えてきた気がします。
嬉しいなぁ…運転してて楽しいなぁ…