目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前回の続きです。。。
<「急」の付く走行はしない!>
急発進、急加速、急ブレーキ等、「急」の付く運転は控えましょう。
理由は言うまでもありませんが、ガソリンを大量に消費するだけでなく、エンジンやタイヤ、車体にも大きな負担がかかり、車の寿命までも縮めてしまうことになります。
無理せず、常にゆとりを持つ事が大切です。
2
<無駄な空ぶかし、アイドリングは控える。>
空ぶかしは環境に悪く、意味もなくガソリンを消費するだけです。
主にマフラーを変えている車に多く見られます。
排気音の大きいマフラーで空ぶかしを行えば当然な迷惑行為です。
また、長時間のアイドリングも同様にガソリンの無駄なのでやめておきましょう。
3
<渋滞を回避せよ!>
渋滞や混雑した道では、加速減速の繰り返しが多く、信号待ちも長いので、どうしても燃費が悪化してしまいます。
いつも渋滞する道や混雑する時間帯は、なるべく避けるようにしましょう。
ただし、渋滞を避けようと遠回りしたら走行距離が伸びて、かえってガソリンを使ってしまうケースもあります。
狭い道に入り込んで事故を起こしてしまう危険性もあるのでその点は十分注意しましょう。
4
<良いアクセルワークを心掛けよう!>
アクセルワークとはアクセルの扱い方を言います。
荒いアクセルワークだと当然燃費が悪化します。
逆に優しいアクセルワークだとその分燃費が良くなります。
今現在、「燃費改善!」という宣伝文句で色々なエコ商品が出回っているのが現状ですが、このアクセルワークがきちんと成されていない人の場合、こういった商品は殆ど意味の無い物だと考えましょう。
何でも基本が大切だという事です。
燃費に関してはこのアクセルワーク基本ですのでなるだけ状況に合わせた優しいアクセルワークを心掛けましょう。
5
<加速は適度に!>
加速する時のエンジン回転数は、高すぎても低すぎても効率が悪くなります。
効率良く加速するには、その車の性能に合わせて、十分余裕を持って加速すればいいのです。
これは、車の重量や排気量によって色々だと思いますが、エンジンが軽く吹け上がる低めの回転数(2500rpm前後)でシフトアップし、回転上昇に合わせてアクセルを踏みながら加速するのが良いでしょう。
6
<車間距離の重要性>
車間距離が近いと、頻繁に加減速を繰り返すことになり、燃費が悪化してしまいます。
そればかりでなく、距離によっては罰則の対象となり、追突事故の危険性も増します。
車間距離を十分にとることで、前の車に影響されずに一定速度で走る事ができます。また何台も先の車まで見えるので、速度変化が予測しやすく、無駄な加速を減らすことができます。
ただし、無駄に距離を開けすぎるのも渋滞の原因になるのでなるだけ速度は前車の流れ合わせましょう。
7
<エンジンブレーキを活用しよう。>
最近の車のほとんどはエンジンブレーキを使っている時は燃料供給をストップするようにできています。
この状態なら燃料を一滴も使わないので、アイドリングよりも燃料消費が少なくなります。
燃料カットされる条件は車種によってまちまちですが、多くはエンジン回転数が1000~1500rpm以上の時にアクセルを離すと燃料カットされ、約1000rpm以下になるとエンストを防ぐために燃料を噴射するようになります。
減速時や下り坂では積極的にシフトダウンを行い、1000~1500rpm以上を保つことで、より長い時間燃料カットを働かせることができます。
エンジンブレーキは有効に活用しましょう。
8
いかがでしたでしょうか?
よくパンフレット等で車の平均燃費が載っていますが、そんなもの当てにしてはいけません。
何故なら、車の燃費はあなたの運転一つで大きく左右されるものだからです。
定期的にメンテナンスを行っている車と、そうでない車とでも大きな差が出ます。
あなたの心構え1つでそれを変えることが出来るのです。
一度に全ては無理でも、何か1つから始めてみてはいかがでしょう?
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