Victor PS-S220B + PS-U300B
投稿日 : 2012年10月17日
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Victor PS-S220B を純正 スタンド 付きで入手しましたので,簡単に レビュー してみます。
型式 : バスレフ 型
スピーカ ユニット : 77mm フルレンジ コーン型 スピーカ ×2
定格入力 : 80W
最大入力 : 160W (連続 プログラム)
出力音圧レベル : 89db/W (1m)
周波数特性 : 50 ~ 20KHz (-20db以内)
入力 インピーダンス : 8 Ω
指向角度 : 水平:120°(4KHz) 垂直:120°(4KHz)
画像は水平に取り付け,スタンド を一番下げた状態。
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縦に取り付け,スタンド を目一杯上げた状態。
これで指向角度が縦 120°に変更されます。
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フロント の金網を取ったところ
コヒーレンス・コントロール・テクノロジー* の採用で広指向性を確保しているそうです。
※「コヒーレンス・コントロール・テクノロジー」 2個のスピーカーの干渉を利用し、水平方向の指向角度を制御する技術。
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入力端子側
背面の膨れている部分は,バスレフ ポート までの ダクト 部です。
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スピーカ ユニット
77mm コーン 型で,エッジ は布 タイプ です。
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スピーカ ユニット マグネット 側
防磁型となっています。
メーカ 刻印等は無く,製造 ロット と思われる印字があるのみ。
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箱の中
吸音材は無く,ネットワーク もありませんが,自己復帰型と思われる リミッタ が付いています。
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SP ターミナル 部を取り外したところ
バスレフ ポート の入り口は四角形で 2 箇所に開いています。
バスレフ ポート の出口は,箱の左右端に開いています。
音出し結果
システム構成
AMP : AX-V5500
SP ケーブル : SX-L33 純正
DVDP : XV-A77
AX-V5500 → XV-A77 同軸 デジタル 接続
指向角度が広い為,6 畳間では横配置にすると左右干渉してしまうので低音が相殺される傾向がありますが,縦配置にするとこれが無くなり,見た目からは想像出来ない程の低域が出ます。
フルレンジ なので,高域特性が心配でしたが,こちらもほぼ問題ありませんでした。
何故か,同軸 2WAY に似た鳴り方をし,SP ユニット が正面を向いていないにも関わらず,音像の定位が良く,それでいて音場が面白い広がりをみせます。
SP の配置により,かなり音が変わる傾向がありますので,セッティング は要注意です。
なるべく高い位置から下に向けて配置しないと広大な音場感が得られないようです。
レベルを上げていくと,無指向性に近いような鳴り方になりますが,音の芯はしっかりとしています。
生楽器の音が良く,ピアノ の アタック 音や,管楽器の力強さがよく再現されます。
TV を見ても,声が良く通るので セリフ が聞き取りやすいです。
ボーカル 入の J-POP 等でも,声が明瞭になり,録音次第では違う曲のように ボーカル が引き立ちます。
このような鳴り方の SP は初めて聴いたのですが,持っておいて損は無いと思います。
7.1ch も全てこの シリーズ で組むと楽しいと思います。
PS-S226B は 13.5cm×2 の 同軸 2WAY になるので,フロント と センタ に配置,PS-S224B は 10cm×2 なので,サラウンド 用に配置,そして PS-S220B を サラウンド バック にすると面白そうです。
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