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Victor STH-2 (ヘッドホン)

投稿日 : 2013年12月12日
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Victor STH-2 を分解してみたので,記録として残しておきます。

この機種は,1968 年 2 月 ~ 1976 年頃に販売された モデル です。
価格は,3,500 ~ 3,900 円と同年代からみる価格的には STH-10 や STH-1000 の下位機種になるようです。 上位機種との価格差は 1,000 円程度であったようです。

この ヘッドホン の時代の スピーカ と言えば,有名な BLA-60 が発売さる少し前になります。
Victor オーディオ の黄金期とも言える時代の製品ですね。
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仕様

インピーダンス : 8 Ω
振動板径    : 70 mm
再生周波数帯 : 20 - 20,000 Hz
許容入力    : 500 mW
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主要部品構成

レンズ キャップ 径 : 40.5 mm
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70 mm 振動板

少し特殊な カーブ の紙振動板となっています。
STH-1 や STH-1000 は マイラー フィルム 振動板なのに対し,この機種は紙振動板と少し不思議な機種と思います。
スピーカ ユニット は,アルミ 製音響板に樹脂製 カラー を挟み真鍮で加締められています。
その音響板を ユニット ケース に真鍮で加締め,固定されています。
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スピーカ 裏側

総磁束数 9000 マックスウェル、磁束密度 6600 ガウス の マグネット が使用されています。
磁束密度だけならば,上位機種よりも高いものが使われているようです。

マグネット の形状から,内磁型 アルニコ と思われます。
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スピーカ 裏の穴は全 4 箇所中 3 箇所は フェルト で塞がれています。
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ユニット ケース の ポート は,少し変わった塞ぎ方がされています。
中・低域の チューニング と思われます。

よく見ると,テープ で塞いであるように見える ポート は完全に塞がっておらず塗られた接着剤の厚み分開いている事になる構造です。

ここを開放してしまうと低域不足になるし,塞ぐと低域が篭もり音場感が出なくなる…… と言った事から中間策を取ったのでしょう。
実に Victor らしい方法と思います。

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