デジタルインナーミラーの取り付け(ALPINE DVR-DM1200A-IC)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
デジタルインナーミラーの取り付けを行います。
流れ的には、純正ミラーの取り外し→デジタルインナーミラーの設置→動作確認→リアカメラ設置→フロントカメラ設置と進めていきます。
なぜか私の注文したものには車種別の設置方法のドキュメントが無かったので、他の方の整備記録を参考に作業を進めました。
思い当たる節としては、Amazonで5年保証料を少しでも安くしようとしてセットではなく本体と取り付け部品をそれぞれ単品で購入したせいで同梱されなかったのかもしれません…
2
まず、純正ミラーの取り外しを行います。
ADAS機器のカバーパネルの中央を押してあげると、ぱきっとへこみます。
それで左右に引っ張ると分解できます。
3
純正ミラーを取り外します。
T20のトルクスねじというねじで止まっていますので、これを外します。
その為だけにドライバーを購入しました。。
トルクスねじは外した後は使いませんので、ミラーを外したら無くさないようにまたねじを締めておくと良いかと思います。
4
ミラーを上にひくと土台から外せます。
ADAS機器の下にあるカプラーがつながっているので外します。
ただ、白い方はすぐに取れたのですが、ミラーにつながる黒い方のカプラーが取れず四苦八苦していたら、結局取り付けベース?からもいでしまいました。
それでも元には戻せるのでいいのですが、納車早々に1か所早速破壊してしまって軽くショックです…
またいつか戻すときが来たら、念のためビニテか何かで固定しようかなと思います。
5
デジタルインナーミラーを取り付けます。
まずはミラー本体に車種別のミラーアームを取り付けます。
箱から出したままだとコードがミラーアームの穴を穴を通らないので、ミラーアームの角度を少し曲げてあげるとコードが通るようになります。
6
ミラーアームにデジタルミラーを取り付け、純正ミラーの防眩用コードと同じルートで配線を這わせます。
そのまま、助手席側の方へ配線を取りまわしていきます。
7
助手席側のAピラーを外します。
ウェザーストリップを外してからAピラーを内側にひくとばきっと外れます。
その状態でまだつながっている箇所がありますが、ひねって穴を通すようにするとAピラーが外れます。Bose付車の場合はピラーのツイーターのコネクタを外すとAピラーから外れます。ツメの位置がちょっと分かりにくかったです。
Aピラーを外すと、いろいろな配線が通っている管がありますので、そこに合わせるようにして配線を通していき、下まで這わせます。
ピラーの付け根付近で折り返して助手席側へ配線すると、電源ケーブルの大きな分岐部分が来るので、Aピラーとダッシュボードの境目付近にある隙間に隠すことにしました。
あと、GPSアンテナは助手席のAピラー側ダッシュボード上に配置しました。前車でもここにEC2.0のアンテナがあったのでいいかなと。
8
この状態で一度動作確認を行います。
アースは助手席下のヒューズボックス脇にあるアース取りポイントに共締めし、ACCはレーダー探知機を設置するときに使った電源ターミナルから取り出し、常時電源は3番「R.OUTLET3」からヒューズ電源で電源を取り出しました。
この常時電源用の低背ヒューズ電源が無かったので、内装を外したままオートバックスに駆け込みました(笑
フロントカメラ、リアカメラと動作していることを確認して、ついでに設定もいくつか行っておきます。
9
無事動作することを確認出来たら、次にリアカメラの配線を通します。
このあたりは前車でもよくやった配線ですが、下のスカッフプレートを外して通すルートで進めます。
公式の手順だと天井側を這わせるっぽいですが、自分は下の方が慣れているので下から這わせました。そのおかげかコードの余りもほとんどなく配線できたのでちょうど良いかもしれません。
助手席と2列目のスカッフプレートを外してから、ウェザーストリップを外していくと、Bピラーを外すことができます。
外す際は、Bピラーを車内側へ向かって引っ張るとばきっと外れます。
10
あとはスカッフプレート直下にある、車両の太いメイン配線に添わせるように配線をしていきます。
純正のリア用ドラレコ配線もここを通しているみたいでした。どこから天井側へ上げているのかはちょっとわかりませんでした。。
2列目後ろから3列目の部分については、要所要所を配線通しで押し込んで隠しながら進めていきます。
3列目シートの部分についても、そのまま奥に入れるだけでもいいのですが、一応車内の壁パーツ?の内側に入るように手を入れて配線していきました。
11
そのまま後ろまで車両下側で配線を取り回し、リアゲートの部分で天井側へ持っていきます。
この時、新車で間もないうちにウェザーストリップを完全に外してしまうと、白いネバネバした接着剤が垂れて汚くなってしまうので、少し浮かせる程度で配線を車内壁の内側へ押し込んでいくのがポイントです。
時間が経過している場合は、このネバネバが硬化しているので気にしなくて良くなります。
12
リアゲートの中央まで取り回したら、いよいよ難関の車体とリアゲートの間にあるゴム配管への配線通しです。
いつも右からやっているので、今回も右に配線を通します。
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これまで都合3回ほどここを外してきましたが、今回が一番楽にできました。
ゴムを白いカプラーから外さなくても、長辺に対して2か所ほどツメの部分がありますので、そこを押し込んであげると浮かせることができます。
左右を浮かせると後は上に引っ張ればとれます。
14
車両側のカプラーが外れたら、配線を通します。
ウェザーストリップを浮かせて室内天井の中に手を入れてこの穴から配線を出してあげる感じです。
15
リアゲート側のカプラーも同じように取り外しました。
16
配線自体は特に配線通しは使っておらず、車両天井側から配管内に配線を入れた後は、端子部分を「尺取り虫」の動きの要領で反対側へ押していってあげると結構楽に通すことができました。
過去に配線通しなしでL字プラグを通した身からすれば、思ったよりすんなりと通すことができて拍子抜けした感じです。
17
車種専用の取り付けキットについてきた用紙で不要な部分をカットし、車両中央に合わせて貼り付けます。
この紙は車両中央を取るための紙ですので、そこさえ抑えられればあまり細かいことを気にしなくて良いかと思います。
私はかなり細かく調整していて時間が掛かってしまいましたが、車両中央の位置を取れれば問題ない、という程度のツールですので、神経質になって細かく微調整しなくても大体大丈夫だと思います。
車両の中央が取れたら、リアカメラの取り付け自体は一番上の熱線にカメラの上端を合わせるようにして設置します。
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紙を取り外すとこんな感じです。
良い感じで設置できました。
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パネルを元に戻せば後ろ側は設置完了です。
20
あとは、フロントカメラの設置を行います。
フロントカメラはかなり悩んだのですが、ウチのクルマには純正ドラレコがあるため、そのまま取り付けても冗長化できる以外の意味が無くてもったいないです。そこで、いっそのことフロアカメラとして流用することにしました。
最初は助手席側に設置しようとしたのですが、助手席側には既に純正ドラレコとETC2.0の巨大なアンテナが鎮座していて取り付け箇所が限られます。試しに助手席の定期点検シールの脇に取り付けてみたのですが、助手席がかなりアップになり妻からの苦情がありそうだなと思い、諦めて運転席側に取り付けることにしました。
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フロントカメラ改のフロアカメラによる実際の映像はこんな感じです。
ちょっと車内が整理できてなくて汚いですが、こんな感じで全席映すことができました。
停車時であればフロントの映像に切り替えもできるので、ミラーの角度を調整しなくてもこれまでのように後ろの席を確認することもできてちょうどいいかもしれません。
夜は使い物にはならない気もしますが、それは物理ミラーも同じなのでしかたなし、ですね。。
22
これで設置完了です。
バラしたついでに別の作業も合わせて仕込んだりしてしまったためかなり疲れましたが、デジタルインナーミラーだけの設置であれば2・3時間ぐらいでできると思います。
ACCと常時電源については車種専用取り付けパーツを購入してもオス・メスのギボシまでしか用意されていませんので、その先をどうするかというのを予め決めておいて部品を用意できるともうちょっとスムーズに設置できるかなと思いました。
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