さて皆様お待ちかね(かどうかは分かりませんが)、Zagatoミーティングの『私の』お気に入り写真でございます♪
常時お越しの皆様は御存知かと思いますが極端に趣味が偏っておりますので、選択している写真及び書いてある文章にしても贔屓の引き倒しになっている場合もあります(笑)、いつもの様に話半分ぐらいでご覧下さいませ。
んで、
先日の予習の甲斐も無く(?)残念ながらTZはいらっしゃっておらずパノラミカシリーズも居りませんでした。期待しておりましただけにちょっと残念..
冒頭写真はFIAT 750 Zagatoです。Zagatoの真骨頂と言いましょうか小排気量の非力なクルマを徹底的に軽量化して、空力性能を可能な限り高める手法にて製作されております。カワイイ佇まいですが列記としたレース車両です。富士山と比べても存在感は劣りません!
Moretti 750 Sport Zagato
FIAT車両をベースにクーペモデルの販売やレースを行っていたトリノのオートバイメーカー、モレッティの750車両です。モレッティについて余り詳しく無いので説明が出来ないのですが、ZモチーフのカラーリングといいCピラー周辺の処理といいZagatoらしさ全開のステキな車両です。
Lancia Fulvia Zagato 1.3 Sport
御存知「ラリーといえばランチア」の先鞭をつけましたフルヴィアにZagatoボディを纏わせたモデルです。全景は後ほどの写真に出てきますが、古めのランチア車両はこのノーズに有る車両名エンブレムが堪らなくカッコイイので大好きです。
こちらは色も鮮やかなフルヴィアとお隣はハイエナ。
ランチアはアルファ・ベータ・・・と続くギリシャ文字名での命名規則が有名ですが、「すべての道はローマに通ず」と言われるローマ街道名での命名車両も多く存在します。かの国の石畳を思い浮かべつつ車両をご覧になるのも如何でしょうか。
Lancia Flaminia Sport Zagato
ローマからアドリア海の港町リミニに通ずるフラミニア街道名を付けられたFlaminia Sportです。Flaminiaの中では小さな車両ですが、他のZagato達と比べると排気量・サイズ共に大柄なクーペモデルです。現代の車両デザインと非常に近い感覚で見ることが出来ますね。
Lancia Appia Zagato GTE
こちらはローマから長靴のかかと部分にあるブリンディジまで伸びる、街道の女王ことアッピア街道の名を与えられたAppia Zagatoです。小型の哺乳類の様な顔立ちがなんともカワイイ1台ですが、1100ccのエンジンサイズの割には結構大柄な車両では有ります。59年式と言うこともありリアはラウンドテールです。
OSCA 1600GT Zagato
諸般の事情でマセラッティ社から離れた5兄弟のうちの3人で理想とする競技車両を作るべく立ち上げられたボローニャのO.S.C.A(オスカ)社の車両です。活動期間も短く基本的にレース関連車両がメインでしたので、現在ではOSCA社のクルマ自体をなかなか見かけることは無いのですが、その少ない中のZagatoのアルミボディを纏った流麗なクーペですね。やはり時代の訴求でしょうかリアはコーダトロンカですが、切り取ったという感じではなく比較的ソフトな印象を受けます。ルーフもダブルバブル風ですがエンドは空気抜きとなっている様です。
Alfa Romeo 2600 SZ
直接的では無いのですが私の思い入れの強い2600です。まだ働き始めの頃、会社までの道すがらの修理工場にカロッツェリア・ツーリングが作った2600スパイダーが置かれており、どうにかして貰えないかな(笑)と無茶な妄想をしながら毎日眺めておりました。そんな無茶な妄想もし続けると面白いもんで、とあるルートからそんなAlfa好きならコレあげるよと2000GTVを格安で戴いちゃうと言う事も出来ました♪当時は今ほど(?)変態ではなかったのでこの2600にSZ仕様が存在する事を知らなかったのですが、とあるAlfaの本を読んでいた時に見つけてES30のSZを見た時以上の衝撃を受けた事は良い思い出です。
Alfa Romeo Giulietta SZ(SZ1)
丸みを帯びた可愛らしいボディですがレーシング・アルファの復活(中興)ともなった純粋なレーシングモデルでもあるSZです。クレイモデルを丹念に撫でて作られた様な何とも形容し難い柔らかい曲面は、Zagatoの中で私が一番好きなボディとなっております。時代が下がってSZ2に移行すると、ホイルベースも伸ばされてリアもコーダトロンカへと変更されます。個人的にはこのSZ1のボディが、曲面の連続性と絶妙なサイズから1個のスタビルとしては一番美しいかなと思っております。
こちらは青を前から、ステキなカラーです♪
FIAT Abarth 750 GT Zagato
Abarth乗りの永遠のアイコン(私だけ??)、ダブルバブル・ルーフを備えた後期モデルの750Zagatoです。ダンテ・ジアコーザの仕上げたFIAT600を、カルロ・アバルトが750にボアアップ&チューニングを行い、Zagatoにて小さく素敵なアルミボディを纏わせた、字で書いただけでも昇天しそうな(笑)堪らない1台です♪私のくだらない説明は不要な1台ですので写真をお楽しみ下さいませ。
富士山とダブルバブルとのコラボレーションは如何でしょう??
第2回となります今回は、参加車両がちょっと少ないかな~と言う印象も受けましたが、それでも綺羅星の如きクルマの数々!! さすがZagatoと言うしかありません。車両をお持ち戴いている皆様にも貴重なものを見せて戴きまして大変有り難いです。
いつかお見せする側に廻ろうと、季節毎に宝くじを買いに出かける貧乏人のレポートでした..(苦笑
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Posted at
2011/12/05 20:13:36