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mashowさんからリクエストいただきましたので、
A4カブリオレとS5カブリオレの比較レビューを書きます。

S5カブの方が総合的な性能＆装備で勝っているのは当然なことでして、、、
そこで、私なりにA4カブが勝っていると思われるポイントを書いてみることにします。

■（何と言っても）デザイン
いきなり主観的な感想ですが、、、

一見平凡に見えるA4カブのエクステリア／インテリアですが、派手すぎず、飽きのこないデザインだと思います。A4（B6）のセダン／アバントの流用を断ち切り、同時期にデビューした初代TTのデザインにインスパイアされた仕上がりになっています。数ある４シーターモデルの中で、カブリオレ専用設計が施された貴重なモデルで、これだけでも所有し続ける価値はあると思います。>mashowさん ^^;

■バランス良い運動性能
日本に正規輸入されたモデルは、2.4L V6 NA＋CVT＋FFという仕様。ゆったりとした速度で、優雅にオープン４座を楽しみたい方には、最適なチョイスだと確信しています。これまたどうしてこの仕様になったのかは分かりませんが、ウッドステアリングとウッドシフトノブが標準装備である事も、日本仕様を設定した方の拘りが伝わってきます。

決してボディ剛性は高くはないと思いますが、おそらく車全体のバランスが良いのでしょう。走り出すと路面の凹凸を受けボディは大きく上下に揺すぶられますが、決して不快なものではなく、サスペンションが２往復でピタッと吸収してくれる、まるで大船に乗ったような絶妙なチューニングに仕上がっています。これに対し、S5カブはA4カブに比べて剛性が弱い訳ではないのですが、カブリオレ故の弱さが不快感につながっている事は否めません。もしかすると、A5カブのV6 3.2LはA4カブと同じキャラクターを受け継いでいるのかもしれません。

■トランクの広さ＆フラットさ
A4カブで実感した積載能力。
対して、S5カブは天地がやや狭く、トランク奥がフラットではありません。ここはA4カブの勝ちです。

以上、僅か３点となりますが、私的にはやはり、A4カブの魅力＝デザインに尽きます。
以前はA5カブを羨ましく眺めつつ、A4カブの良さを誇らしげに思っていましたが、それは今も変わらぬ気持ちです。