栄村の地震から1年。
その3月12日に長野放送で栄村の小滝と言う地区の震災後の一年を追ったドキュメンタリーが放送されました。
NBS月曜スペシャル
「ふるさと小滝~栄村震度6強からの1年~」
1年前の2011年3月12日午前3時59分。栄村を震度6強の地震が襲った。住宅は壊れ道路や水道などライフラインはズタズタに切り裂かれた。雪深い地で穏やかに暮らしていた村民の生活は一変した。
棚田の脇に家が寄り添うように立つ小さな集落、小滝。住宅の被害が大きく、世帯数は17から現在は10にまで減っている。人々は、集落を形作ってきた家が壊されてしまうことに悩み、離れてしまった人にできれば戻ってきて欲しいと願い「復興プロジェクトチーム」を作り意見を交わしてきた。ただ、小滝の人たちは気づいていた。「地震がなくても人は減り、いつか集落が維持できなくなる」ということを。
例年通りのにぎやかな夏祭り、金銭的な負担が小さくなるようにと公民館の修復は住民自身が行った。復興への道筋を探りに2004年に大地震があった新潟県中越地方にも出かけた。小滝の人々はこの1年、常にまとまって行動してきた。
1年がたった今も悩みや不安はつきない。自宅の修理に老後の資金を費やしてしまった人、家の再建を決心し仮設住宅で暮らす人、隣の飯山市への永住を決めた人…。それぞれに事情はあるものの、みな、ふるさとを愛する心がある。
「小滝の宝とはなにか、集落で生きることとはー」。悩みながらも「ふるさと小滝」を見つめなおした人々の1年を追った。ナレーションは女優の中嶋朋子さん。
この放送をたくさんの方にご覧いただきたく、問題を承知しておりますが、以下にUPいたしておりますのでぜひご覧ください。
小滝地区は栄村の中でもまとまりが強い地区で、プロジェクトチームの立ち上げやその他の活動もとても活発に行われています。
自身も幾度もお邪魔し、小滝のみなさんの素晴らしさにたくさん触れて来ました。
小滝の取り組みや歩みは栄村の全ての地区で起きている事では有りませんし、強いて言えば、このような取り組みをなされていない地区がほとんどで、地震被害が少なくとても従来からの過疎と高齢化が進む中、厳しい状況にさらされている地区がほとんどではないでしょうか。
ですが小滝のこのような歩みが、栄村各地区の今後の復興のモデルとなって行く事は多いに有り得る事です。
ぜひ多くの方にご覧いただき、栄村いいなぁ、行ってみたいなぁ、と思っていただければ幸いです。
栄村ネットワークさんもこのGWに
村へお越しくださいと呼びかけておりますので、共感された方はぜひご参加ください。
追記
残念ながら、長野放送からの要請が有り、動画を削除いたしました。
少しでも多くの方に見ていただきたかったのですが、当方も問題を承知の上でしたので要請が有った以上仕方が有りません。
ご理解をよろしくお願いいたします。
Posted at 2012/03/15 12:37:32 | |
トラックバック(0) |
栄村地震 | 日記