中華 インパクトレンチ  

アマゾンで売っていた中華製インパクトレンチを買ってみました。
なんと、「最大トルク520N・m」という売り文句。
まぁ、18Vの仕様で520Nmは無理って分かってましたけど。レビュー見ても評価悪いし。
でもマキタのバッテリーが使えるのは魅力的です。

チョット検証します。
手元にパオックの有線インパクトレンチ（320N・ｍ）とB&Dのインパクトドライバー（107N・ｍ）があります。
比較してみます。中華インパクトはなんだか頼りない音で回ります。
パオックはさすがに力強いですが、320N・ｍです。これより明らかに弱くパオックで絞めたボルトを緩めることはできませんでした。逆は余裕でした。
流石にB&Dよりは力ありました。多少ですが。

デジタルトルクレンチを使ってどれくらいの力で絞めたボルトを緩められるか試してみました。
パオック（320N・ｍ）は120N・ｍまで可。
B&D（107N・ｍ）は60N・ｍ（正確ではないかも）まで可。
中華インパクト（520N・ｍ）は100N・ｍまで可。でした。

つまり中途半端です。120N・ｍで絞めたホイールナットを外したいんです。ちょっとデカくて重いので、内装とかには使い難いです。
100N・ｍであれば軽量コンパクトなインパクトドライバーで事済みます。
値段なりの性能でした。でもやっぱり、バッテリーが使いまわせるのは良いですね。あと、そのまま六角ビットが刺さるので、ドライバーとしても使えます。これはナカナカ使えます。