Ko-ken Z-EAL エクステンションバー 3760Z-75  

3725Zラチェットと同時購入のエクステでL寸 75mmです（9.5sq）。
ソケットを買えば、エクステは必要になるので、とりあえず75mmで買ったものです。
といっても、Z-EALのエクステは、今のところバラ売りでは75・125・250mmの３本しか出ておりませぬ。（セット品には６種入りあり）

スタンダードシリーズにあった根元側のローレット加工がなくなってしまったのは残念。あれはあれで、ハンドルを付けないで、ソケット＋エクステだけで使うときに重宝しているんですが。

エクステに限りませんが、Z-EALはJIS規格に準じておりません。
特にクリアランスを厳しくしており、同じ9.5sqでも（一部の）他社製エスステにZ-EALソケットが完全に入らない等の問題が起きています。（特に輸入工具）
もちろんZ-EALシリーズの中では、互換性は確保されており、クリアランスの厳しさからくるガタつきの少なさはハッキリ感じられるものです。

工具におけるJIS規格は、制度発足時（昭和26年）は完全なハードウェアスペックで材料はもとより、試験方法・各部寸法にいたるまでガチガチに決められていました。これは工具メーカーの独自性より一定の品質のものをどの会社も同じ物を作れば良いという考え方でした。ISO9000シリーズはソフトウェアスペック（マニュアルが整備・徹底されていれば一定の品質は担保される筈）ですから、ISO9000シリーズ認証を受ければ（極端に言えば）JISを捨てて、独自製品を出したいとなるのは当然でした。規格に準じていないのですから、互換性に欠落が出るのは、ある意味、当たり前です。Ko-kenも、その辺りは（輸入工具も含めて）主要工具メーカーの製品で確認しながらZ-EAL規格を検討した筈で、他社製品の一部で互換性がなくなるのはわかった上のことだったと推察しています。
そういう事情で、Z-EALの良さを味わうには、ラチェットハンドル・ソケット・エクステはZ-EALで揃えた方が良いと考えました。

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