コマンドシステムに挑む！の巻②

一般的にW204では、見た目で前期と後期と表記が分けられています。しかしナビシステム等においてはマニア間で中期型と言われる過渡期のモデルがあります。なので「W204初期型ナビ」とヤフオクなどで出品されていても中期型が結構あります。知っている限りでは、初期型にBluetoothオーディオ機能が無く代わりにピンジャック外部入力があります。中期型になるとメディアインターフェイスが装備され純正地デジ仕様になります。かと言って初期型に中期型本体を取り付けてその機能が追加される訳もなく、ただ単に外部入力が使えなくなりテレビチューナーも認識しなくなる為、後付けの地デジが使えなくなったりします。

写真は品番ラベルです。やっとわかってきましたが毎年細かなマイナーチェンジがあるようで、中期型でも仕様が色々あるようです。

ネット画像ですが、背面の排気ファンの形状からして年式によって変わっています。どちらも中期型本体です。

今回は2009年式初期型の赤メルちゃんに年式ははっきりわからない中期型のハードディスクをセットしています。形状的には同じなので取り付けは問題ありません。起動もします。

ミュージックレジスターへの録音も試しましたが問題なく完了しました。

ナビの表示がバグってます。メニューコマンドにするとラインが出ていますが文字は表示されず操作できません。ただ、このシステム本体まるごと交換してみた時音が出ない症状があったので元々不具合のあった本体なのか、中期型ハードディスクと初期型本体との相性なのかは不明です。現物を集めて検証すれば色々わかるかも知れませんが出来るわけがないし(*_*) 元のハードディスクの内容を吸い出して今回の中期型のハードディスクに書き込めば修復出来るんでは？とも思いますがパスコードロックもかかってるでしょうし。別の2.5インチハードディスクを本体にセットしてパスコードを書き込みさせ其の後読み取る方法などもあるようですがメルセデス系での実績は聞いたことない。

ただどんな仕様のハードディスクなのかは確認したいのでケースを開けて見てみます(^^) 東芝製の2.5インチハードディスクのようです。ふーん。

調べると…
ATA100 IDEで、容量は40GB。今の時代でこれは少ないですねーって。さっき吸い出して云々って言ってましたけどそんな知識も機材も無いしやっぱ無理だ。ここでタイトルがウソだとバレましたね。コマンドシステムに挑んでませんね(･_･;

専用のコネクターを外すと普通のハードディスクに戻ります。あ、このハードディスクは動作不良の元々付いていたモノです。

兎に角、ナビの表示はおかしいけれど「この先線路です」とか「カーブが続きます」とかの注意は言ってくれるように戻ったし実際ナビはスマホ使ってるし問題なし。ミュージックレジスターも使えるししばらくこのままの仕様で行きます！

ちなみに今回のコマンドシステム本体の価格は1000円！！他に入札が無かったので出品時の価格のまま買えました！即決価格は15000円でしたが(^-^)v