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☆おーじ★の"8号車【RiJTJAPANベリーサ】" [マツダ ベリーサ]

整備手帳

作業日:2018年3月25日

エンジンマウント交換(No.4)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 1時間以内
1
アイドリング時のステアリングの上下振動が目に見えて酷くなってきました。購入から9年経つ8号車ベリーサも、そろそろエンジンマウント交換のタイミングに差し掛かってきたのですね。

ということで、今回は3つあるエンジンマウント(No.1,3,4)のうちのNo.4を交換しました。エンジンに連結されているミッションケースから直上へ伸びるボルトが、このマウントを挟む形で留められています。即ち、ミッションケースの真上にこのマウントNo.4があるということです。なので、このボルトを留めているナットを単純に(考えなしに)外すと、ミッションがゴトッと傾くことになります。

■必要なもの
・ジャッキ(車載パンタグラフなど)
・ラチェットハンドル
・トルクレンチ
・ソケット(8mm辺り?が大体で、14mmはマウントの左右のナットを外すのに使います)
・ディープソケット
(マウント中央のナットを外すのに17mmだけは1本必要)
・エクステンションバー
(エンジンルームの奥深いところにあるナットを回すことになるので、これがないと届きません)
・マウントのナットを回すための力(腕力)
2
そうならないように、まずミッションケースを車載のパンタグラフで支持します。写真の黄色マルの部分にパンタグラフの平らな面が当たるようにしました。パンタグラフを手でキュッキュッと回していって、ケースの面に当たって手ごたえが硬くなったらOKです。要は、(後工程で触れる)マウントのナットを緩めていった時にミッションが落ちてきてしまうのを防止する、言い換えると「ミッションケースの高さを維持する」ために支持するということです。

※今回はマウントNo.4のみの交換なのでミッションケースをパンタグラフという「点」で支持するだけでOKですが、運転席側にあるNo.3も一緒に交換する場合はエンジンとミッションケースを同時に「面」(丈夫な板)で支持する必要があります。エンジンリフターなどの専用アイテムがないと非常に危険な作業になります。
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ミッションケースを支持したら、次はバッテリーを外します。マイナス端子⇒プラス端子の手順ですね。
バッテリーを下ろすとバッテリーマウント、さらにその下にある黒い鉄板を外すことになります。エンジンルーム内の配線をまとめるためのタイラップが鉄板にクリップで固定されているので、それを外すのが少し大変です^^;
鉄板を固定しているボルトをすべて外したら、写真のように鉄板を上によけて。。。
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やっとエンジンマウントNo.4が顔を出します。ナットを外す手順は①左右のナット2個(14mm)、②中央のナット1個(17mm)の順です。エクステンションバーを使うことにより作用点と支点の距離が大きくなり、②のナットを回すためのトルクがバーに食われて伝わりにくくなるので大きな力が必要になります。このナットが留めているボルトは頭が大きく出ているため、ディープソケットでないとソケットがナットに届かず、回せません。
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古いマウントを外したら、新しいマウントのナットを先ほどと逆の順序で締めていきます。それぞれ締め付けトルクが指定されているので注意してください。

また、マウントには方向があり、写真を見ると王冠のようにちょんちょんちょんと山のような輪郭が3つ見えますが、こちらが室内方向になります。反対側には見えづらいですが「△」マークが刻まれており、こちらがクルマの前進方向に来るようにします。分かりやすいですね。
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逆の手順で戻していって、バッテリーをプラス端子⇒マイナス端子の順に接続します。
最後にミッションケースを支持していたパンタグラフを外したら、作業は終了です。この作業は法で指定された「分解整備」に当たりますので、忘れずに分解整備記録簿に必要事項を記載します。

新旧マウントを比較すると、左の旧マウントは3mmほど背が低く、ゴムに微細な亀裂が見られました。4~5年使ったタイヤにあるような細かい亀裂ですが、これが大きく影響していたのかどうか。。。
今回はマウントNo.3からのオイル漏れがなかったため、試しにNo.4のみ交換してみた次第です。

結果としては大当たりで、振動が収まったという確実な効果だけでなく、あたかも車両全体の剛性が高まったかのような感覚がありました。無駄な動きが抑えられたためか停止状態からの加速もスムーズになり、ステアリングレスポンスも僅かですが良くなっています。
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振動問題は一旦収束しましたが、7月に4度目の車検を迎えるのと、9年11万kmの走行距離、そしてNo.4だけ新品というのもアレなので、節目として他のマウントも併せて交換したいところです^^

(整備記録に一番劣化が早いNo.3の交換記録がないのですよね。。。うん、やっとこう。)

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この記事へのコメント

2018年4月1日 21:07
トランスミッションマウントにフォードの刻印があるのですね。私のフィエスタはトランスミッションマウントのみ未交換です(次期車検整備時に交換予定)。
コメントへの返答
2018年4月2日 13:15
そうなのです、時代を感じますね。。。
こういった節目のメンテナンスがトラブルを未然に防ぐために必要なんだなぁと思いました。

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