「被災地へ行って義援金を直接渡したい」と宣言したサンドウィッチマンの伊達みきお(左)と富澤たけし
東日本大震災が発生時に宮城県気仙沼市にいた仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお(36)と富澤たけし(36)が16日、東京・代々木の山野ホールで緊急会見を開いた。2人は1千万円の義援金やチャリティーライブ実施を発表。被災者に向けて「世界中の人たちが助けに来ているのできっと助かる。また笑い合える日が必ず来る」などと激励のメッセージを送った。
地震発生直後から現地の惨状をブログで発信してきた2人が、あらめて恐怖の瞬間を振り返った。2人は気仙沼港の魚市場で東北放送の番組ロケ終了後、ロケバスのあった駐車場で地震に遭遇。「予兆はまったくなかった。水の上に立っているようで、ガラスが割れ、人々の悲鳴がいっぱい聞こえた。津波警報のサイレンが鳴り、慌てて逃げた」と伊達。
車で近くの安波山(標高239メートル)の5合目あたりまで避難した2人が目の当たりにしたのは、海の向こうから白い波を立てて壁のように迫り、あっという間に町をのみ込んだ大津波だった。伊達は「山の下の方にいた人々がのみ込まれていくところも見ました。救いたかったが、できない無力さを感じた」と唇をかんだ。
「テレビスタッフの指示が的確で奇跡的に助かった」と、何度も“奇跡”を口にした2人の元には、他の芸能人から続々とメッセージが寄せられた。「アッコさん(和田アキ子)が『何をしたらいいか教えてくれ』と泣きながら電話してきました」と明かした富澤。伊達も島田紳助や間寛平、笑福亭鶴瓶、京本政樹、渡辺徹らから激励を受けたことを明かし「おまえらが先頭切ってアクション起こせと。地元でもあるし、できることからやる」と決意を示した。
2人は政府やメディアの対応にも厳しい注文をつけた。伊達は「まず必要なのは情報。救援物資も足りない。安否確認のため、テレビは避難所にいる人の顔をいっぱい映してほしい。各局とも同じ情報を流している場合じゃない。局ごとに安否とか原発とか役割を分けてほしい」と訴えた。
さらに福島第1原発事故で住民に避難指示が出ていることにも触れ、伊達は「逃げてくれとか言うけど、お年寄りも多く、被災地の人は逃げられない。水が出ていないのに、(放射能物質を吸い込まないようにするための)水タオルをどうやって作るのか」、富澤も「どこに逃げたらいいのかわからない。具体的な情報がほしい」と現地の不満を代弁した。
仙台出身で、地震発生時、気仙沼市で、地震、津波を目のあたりに経験したサンドウィッチマンさん、がんばって、先頭きって支援して下さいね。今こそあなたたちの、本領発揮して、また、宮城県や被災された地域の方々に、笑いや、いい笑顔が、早く戻るように、復興支援していっていただきたいと、心より願います。
ばんがれ~~!!
サンドウィッチマン!!
ばんがれ~~!!東北!!
ばんがれ~~!!日本!!
Posted at 2011/03/18 16:07:49 | |
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