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イイね!
2011年11月28日

社交性動物。ミラージュ変新。





素敵な書物を手に入れました(ってこのブログそんな記事ばっかりだなぁorz)!87年12月発行の「GOLD CARトップ NEWミラージュ総特集」という本です!モーターファン別冊とは棲み分けがちゃんとあったのか(?)、この3代目に関してはGOLD CARトップにて新車情報がまとめられています。



うわーヤベェ、カッコよすぎる( ;゚Д゚) ハンドル握っているのは若かりし頃の中谷明彦氏。ミラージュ・カップが始まってまだ間もないころオープニングイベントに参加し、そこでの優勝をきっかけにモータースポーツ界との繋がりを深めることになったようです。この雑誌が発行された時点では3年連続シリーズ2位!「ミラージュに乗せたら世界最速。中谷明彦はとにかく速い」という雑誌のコメントの通り!
この雑誌内においても、中谷さんによる試乗レポや「中谷明彦のぶっちぎりサイボーグテク」という形でドライビングテクニック伝授の記事が掲載されています。





ミラージュは1987年10月に、3ドアが先行して3代目へとフルモデルチェンジしました。人々に鮮烈な印象を与えた初代に対して、2代目に少し元気が無かった訳を「キープコンセプト方針のために他車の中に埋没してしまった」と判断した三菱は、3代目を思い切って若者向けとし、ユニークなアイディアを積極的に導入し「スイフト」「サイボーグ」「ファビオ」「ザイビクス」と4種のキャラクターをはっきりと確立させ、グレード展開を図りました。
搭載されたエンジンはいずれも「CYCLONE」の呼称が与えられたもので、4G13型1.3L直4SOHCの電制キャブレター仕様と、4G15型1.5L直4SOHCの電制キャブレター仕様、及びECI-MULTI仕様…そして、スポーツ仕様は4G61型直4DOHC16V、ECI-MULTIと、さらにTD04タービンによるインタークーラーターボ仕様が設定されていました。

3代目の最強エンジンとして新開発された4G61型は4G63型ベースでガッチリしたブロックを持っていました。ボア82.3mm、ストローク75.0mm。ヘッドは1気筒あたり4バルブのDOHC。燃焼室はペントルーフ型、吸気側32.0㎜、排気側30.5㎜の大径バルブが挟み角57度でレイアウトされ、プラグはど真ん中に配置。
当時三菱お家芸、カムとの接点をニードルローラーベアリングとしたローラーロッカーアームを介して駆動されました。また、カムとのクリアランスを一定に保つラッシュアジャスターが採用されていました。
燃料供給装置は各気筒毎に適切量燃料噴射が行われるECI-MULUTI。タービンは三菱重工製TD04-11B-4型の水冷式が組み合わされ、最高出力は145ps/6000rpm、最大トルクは21.0kg・m/2500rpmと低速から強大なトルクが発生する仕様でした。
足回りはフロントがストラット式、後ろは3リンク式でした。
キャスター角は2度20分に設定。若干ネガティブスクラブに設定され、ブレーキング時の安定性が確保されていたようです。一方リヤはアクスルビームのトーションビーム式で、横方向の位置決めにラテラルリンクが一本用いられた3リンクです。
それぞれのグレードによって「ノーマルサス」「スポーツサス」「GTサス」「デュアルモードサス」が使い分けられていました。うち、サイボーグDOHC 16V-Tに採用されるデュアルモードサスペンションは、ダンパーとスタビライザーの特性をインパネにあるスイッチによって2モード切り替えができるというもので、アクチュエータによる駆動によってダンピング特性が変わったり、スタビライザーリンク内油圧シリンダーの駆動/非駆動を切り替えることでスタビの硬さが変わるというものでした。








幻のXYVYX!の1.6L DOHC 16V。輸出における関税対策のためにパネルバンとした仕様を国内仕様に転用した??という噂も聞いたことがありますが、国内では後ろの空間を自由に使おう!というマルチパーパスカーとしてのキャラクターが与えられていました。ルーフはノーマルルーフ、デュアルグラストップ、そしてマルチトップが設定されていて、そこにAVカプセルを組み込んだり、スキー仕様のスキーヘイブンに、キャンプ仕様のオーパ等様々な仕様が用意されてたみたいです。



ベースのFMCに伴って、新型に切り替わったカップカーのスーパーエアロミラージュも紹介されていました。ベースは1.6Lのターボ仕様で、エンジンの改造は基本的に不可!タイヤも一般市販のラジアル、車体形状も一切変更不可、安全タンクの装備義務などが課せられています。ベース車両販売はラリーアートによるもので、価格は70万円だそうな!

その後、88年1月4ドアがモデルチェンジされ、マイナーチェンジによりサイボーグが4WD化されたり、パワーが160ps(!)までアップしたりと様々な小変更が加えられています。

と、本の受け売りで素が…汗

新型ミラージュ登場で、検索ヒットしてくれたら嬉しいです!
ブログ一覧 | ミラージュあれこれ | クルマ
Posted at 2011/11/28 21:16:28

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この記事へのコメント

2011年11月28日 22:14
会社のVIE サルーンは運転しやすかったですよ。
コメントへの返答
2011年11月29日 14:47
ボンネット先も運転席から見えそうだし、視認性も良さそうです!
2011年11月29日 14:52
Cピラーがまっすぐに立ち上がっていてリアシートのベッドクリアランスは広かったです。
コメントへの返答
2011年11月29日 18:53
米市場も考慮されてたのかもしれませんが、かなりCピラー立ってましたね~。あれなら頭上空間は広々してそうです
2012年3月3日 19:53
このXYVYX乗ったことあります。
会社のサービスカーで使っていました(笑)
よく回るエンジンでしたよ
コメントへの返答
2012年3月3日 22:43
XYVYXお乗りの経験が!?

趣味用に使うよりもむしろそういう用途の方が使い勝手良さそうですよね笑

2012年5月21日 19:47
ザイビクスは岡崎の三菱自動車研修センターに行けば見れますよ
初代RVRのコンセプトカーとかCAのコンバチモデルとかCJアスティのカップカー(RSのカタログに載ってるラリーアートカラーのやつ)とか置いてましたねー
コメントへの返答
2012年5月22日 22:24
コメントありがとうございます!

もしかしてピンクのXYVYXスポーツギヤですか!?87年東モのパンフで見たことがあり、以前ネットでも見つけたので恐らくそれでは無いかと思っております。
CJアスティのカップカーは見てみたいですねー!岡崎のミュージアム含め、二十歳までに1度は行ってみたい場所です。

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「6月より名古屋配属、住処は東海市に構えることになりました 初回登録が大府市のミラージュは里帰りするかのよう」
何シテル?   05/31 07:32
Hikkaと申します。 生まれて間もなく「回転物」に興味を持ち始め、それがきっかけで車の「タイヤ」に興味を持ち、そこから発展して「車好き」になり、小学生のある...
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