やることがないなら、作ればいいじゃない。
そんな声が聞こえた気がした。
ということで、
かつて一回書いたっきりほったらかしだった企画を復活させることに。
画像も消えてたからちょうどいいしNE!
ということで、一から仕切り直し。カテゴリにもあるとおり盆ハチ(Ⅰ型GT-APEX)に特化します。
今回は再度、エレクトロニック・ディスプレイメーター、通称デジパネのご紹介です。
最近終わってしまった頭文字Dの影響もあり、大抵の場合想像されるハチロクのメーターは、
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(C)イワマン二等兵
この形だという方も多いはず。
(ちなみにこれは友人T@KUMI//れびんのはっちくん2号のもの。無断使用だが許せ)
これの他に、
前期(Ⅰ・Ⅱ型)では3ドアGT-APEXに標準装備、2ドアGT-APEXにオプション装備。
後期(Ⅲ型)ではGT-APEXの3ドア、2ドア共にオプション装備とされたのが、
盆ハチにも付いているこちらのデジパネでございます。
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(C)イワマン二等兵
いかにも80年代なデザインがナウなヤングに大ウケ(死語)
走り屋の方々にとっては、後述しますが見づらいのと、
GT-APEXに軟派なイメージがあって不人気だったとかないとか。
それはさておき、デジパネの前期と後期との違いは、速度表示の左側、
「SPEED」表記の上にあるオレンジ色の速度警告灯の有無だけです。
この速度警告灯は、速度が101キロ以上になると下の画像のように点灯します。
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(C)イワマン二等兵
(※安全な場所で、安全を確認した上で撮影しています。
バックパネルの色が違うのは、この時メーター球を交換していたため)
速度警告といえば、速度警告チャイム、俗に言う「キンコン」は105キロ以上になると鳴り始めます。
左側の燃料計は、10段階約4.5L刻みで残量を表示。
SCALE CHANGEボタンを押すと15Lから5Lまで約1L刻みで拡大表示します。
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(C)イワマン二等兵
燃料警告灯(俗称「貧乏ランプ」)は残量が10L以下になると点灯します。
ランプが点いてからすぐに満タンに給油すると40L前後入るので、なかなか正確です。
なお、アナログメーターにはある油圧計は、スペースの都合なのかデジパネにはなく、
代わりに油圧警告灯が付いています。
まあ、純正の油圧計とかあってもあまりアテになら(ry
水温計はインパネ右端の蛍光管表示です
が、同じくあまりアテに(ry
タコメーターは当時流行りのバーグラフ表示。
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(C)イワマン二等兵
1000回転ごとにオレンジの球でマーキングされており、視認性を確保。
よく見ると2000回転までは約100回転刻みで、
それ以上は約200回転刻みになっています。結構アバウト。
この球はおそらくLED。
ちなみに8000回転(多分、正確にはレブリミットの7700回転)まで
めいっぱい回すと、最後の球だけ赤色になってます。
うっかりレブらせたときに判明(^^;)
これまたすごくどうでもいいことですが、真ん中の速度表示の
「km/h」の上をよくみると、輸出仕様と共有してるのか「MPH」と表示があるのが見えます。
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(C)イワマン二等兵
回路を切り替えるだけで使用できるようになっているのか。にしても位置が中途半端では?
画像のように夜間に照度を最高にするか、赤外線暗視カメラなんかで見るとわかりやすいです。
しかし輸出仕様のアナログメーターは写真で見たことがありますが、
デジパネはまったく見当たらず存在するのかすら分かりません。
どなたか画像を持っていたりしたら見せていただけないでしょうか?
ちなみに、メーターの照度切り替えは、インパネ右側、ライトスイッチの外周にある
ILLUMINATIONダイヤルを回すことで10段階に調整できます。
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イルミ最大(主に昼間明るい時に使用、夜間は眩しい)
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イルミ最小(夜間はこれで十分)
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(C)イワマン二等兵
アナログメーターではバックライトの照度が変わりますが、
デジパネではバックライトの照度は変わらず、
タコ・速度・燃料・水温各計器の照度が変わります。
7000回転付近が暗いですが、これはメーター球の位置による仕様です。
なお、メーター球(T10ウェッジ12V5W )には光の色を変えるための
緑キャップがついているので、色にこだわる場合はキャップを再利用するか、
共販でキャップを注文するか、カーショップなどで購入する必要があります。
イワマン二等兵は、トリップメーター脇のT5ウェッジを除き、緑の拡散LEDを使用しております。
さて、個人的に大好きなデジパネですが、
欠点として、照度を最大にしても後ろから太陽に照らされると速度が見づらいとか、
タコメーターが5000回転以降ほぼ水平になるのでパッと見で判断しにくいとか色々問題はあります。
そのためか、上記のように後期型からは完全オプションとなり、
壊れてもいないのにわざわざ手間をかけてデジパネからアナログメーターに
変えてしまう人も結構います。頭文字Dもその例ですね。
(アナログへの交換はポン付けできず回路やセンサー変えたりで結構大変だそうです)
それでもデジパネ、大好きだ。
以上、以前の記事に加筆訂正した、エレクトロニック・ディスプレイメーターのご紹介でした。
次は可撓式ミラーでもご紹介しましょうか。