浜先秀彰のブログ一覧

一見したところ、巨大なPNDのように見えますが…。
これ、iPad2にMapFan for iPhone Ver.1.5をインストールをして使っている、という風景です。



雑誌での取材のヒトコマなのですが、クルマにｉＰａｄを装着して使用するというのは、思ったほどの違和感はありません。

もちろん安全性を損なわないよう、視界を妨げないように、エアバッグの展開を妨げないように、衝撃で脱落しないように、といったいくつかの配慮が取り付けには必要ですが、これらをクリアすれば前席用の巨大モニターとしてアリです。あ、盗難は怖いのでクルマから降りる際には取り外しが必要です。ｉＰａｄに隠れて見えませんが、取り付けには市販の車載キットを使っています。

で、カーナビとしての使い勝手ですが、9.7インチといわれる画面サイズは見やすさ抜群。高精細でアイコンや文字もクッキリと見えます。表示スペースが大きいために一度に地図を見られるエリアも広く、地図上に検索メニューや設定メニューなどをウインドー表示することもできます。ルートガイド時の案内情報は地図をあまり隠さずに表示できるので、情報の読み取りやすさにも優れています。自車位置測位はＧＰＳがメインとなりトンネルや高架下、ビル街などでは正確な表示をしないこともありますが、郊外であればほぼ不満のない表示が可能です。

そんなわけで、これ結構使えます。ｉＰａｄユーザーさんでカーナビ所有をしていない方は導入を検討してみてはどうでしょうか？

12月、師走というだけに、この時期は忙しいですね。それはほとんどの人に当てはまり…すると道路も当然ながら混雑しています。
こんな時に頼りになるのがカーナビの渋滞対応能力というわけです。

で、サイバーナビでいえば、お役立ち度満点なのが「タイムブースト」機能になります。これはルートの再探索メニューに含まれているもので、走りやすさや料金よりも、とにかく到着時刻の速さを優先させることができます。



なので、ボクの場合は「取材の開始時間に遅れそう！」なんていうピンチのときには迷わず「ポチッと」するんです。多少狭い道を走ったり右左折が多かったりするものの、そのときにもっとも速いであろうルートを案内してくれます。もちろん通信で最新の渋滞情報を取得するスマートループ渋滞情報の組み合わせは必須です。サイバーナビユーザーの皆さんは、ぜひ積極的に使ってみて下さい。

２回ほど前までのモーターショーでは多くのカーAVメーカーが東京モーターショーに出品をしていたのですが、今回はクラリオンと三菱電機の姿しか見られませんでした。ちょっと寂しかったですね。

クラリオンは日立グループとしての出品でしたが興味深いものがありました。



写真は参考出品の「スマートフォン連携システム」。ヨーロッパでノキアが展開しているミラーリンクというシステムを介して、スマートフォンの情報をカーナビに送って表示させるものです。使用されるアプリは車載利用に最適化された専用品とのこと。
このシステムではナビ機能はすべてスマートフォンに任せており、カーナビはいわばモニターやコントローラーとしての役割しか持ちません。海外ではこのようなシステムが発展しそうな雰囲気ですね。

日本でこれを実現するにはiPhoneやAndroidを利用したアプリが必要になり、接続方法についての検討もあります。実現化には少し時間がかかりそうです。

今回カーメイトはかなり精力的に新しいものを展示していましたが、中でも目を引いたのが「ドライブメイト　セーフティカム」というiPhone向けアプリ。



今夏に話題をさらったカロッツェリアサイバーナビのARスカウターモードと同じ雰囲気（こっちはガンダム的で、地図は出ませんが）で、実写映像に車両情報を重ね合わせて展開。前方車両との車間距離や交差点で前方車両の発進も教えてくれます。
11月30日からのリリースなので早速、自分のiPhone用にダウンロードをしましたが詳細なテストはこれからしたいと思っています。第一印象は結構良いです。
快適に使うにはカーメイトの車載スタンドが必要となります。
ちなみにモーターショー期間中（12月11日まで！）は通常500円のところ半額の250円でダウンロードができます。

モータージャーナリスト＆クルマ系ライターの皆さんと同じく、ボクも東京モーターショー（TMS)で、取材をしていたのですが…カーナビライター的に気になったものを何回かに分けてご紹介します。

NTTドコモのブースはわかりにくい場所（西展示棟４F）にあるので、モーターショーに行っても見逃してしまった人も多いかもしれません。そこにひっそりと飾ってあったのがコレ。



タブレット端末をカロッツェリアのスマートフォンリンクナビクレイドルでおなじみのドコモドライブネットと組み合わせることで、カーナビのように利用するもの。カーボンスタイルのスタイリッシュ＆シンプルなクレイドルもなかなかカッコイイですね。自車位置測位精度さえ満足できれば大画面PNDのように使えそうです。参考出品。