静音化 (ルーフ編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
オープンカーの宿敵、屋根からの異音との戦いの記録です。(笑)
写真は、積水化学のレアルシルトという制振材ですね。
こんなに大きく貼る必要はないようですが、趣味に走ってバシっと貼ってしまいました。
この結果、屋根から出ていた「ビ~ン」という共振音が完全に消えました♪
しかし、静音化の過程でここに達したのはかなり後半だったりします。
2
屋根からの異音で最初に気になったのは留め具から出る「カタカタ」という音でした。
留め具を手で押さえると消えます。放すと「カタカタ」いいだします。
ということで、試行錯誤した結果、写真の位置に緩衝材を貼り付けることで消えることがわかりました!
3
しかし、しばらくすると微かに留め具から「カタカタ」音がしていることに気づきました。なんでだろう???
スクリュウを外してみると、金属製のシムが出てきました。どうも道路の凹凸で屋根が変形した際、このシムと留め具や屋根が擦れて「カタカタ」いうようです。
ということで、シムの両面に緩衝材を貼り付けました。
写真右端に写っているのが金属製のシム、左の2つがはさみとカッターで切り出した緩衝材です。緩衝材はシール付きのものを使ったので貼り付けるだけの簡単加工です。
これで留め具からの異音は(私の気づく範囲で)なくなりました♪
4
次に気になりはじめたのが「キュッキュッ」というゴムが擦れるような擦過音でした。
馴染みのショップに相談したところ、「モールを新品にするのが良い」とのアドバイスを受け、早速交換!
これでかなり静かになりました。
それでも、若干異音が残ったことから、モールが当たる鉄板側にPTFEテープ(テフロンテープ)を貼り付けました。
テフロンは摩擦抵抗が小さく、擦過音を防止できます。
この結果、かなり満足できるレベルに達し、しばらくこの状態で過ごしておりました。
5
最近になって、また屋根からの異音が気になり始めました。
道路の凹凸で文字通り「ガタピシ」と盛大な異音を発します。
留め具に油をさし、モールにシリコングリースを塗布しても消えません。
一体、この音はどこから出てくるんだ?と探しまくっていたところ、、、窓のふち近辺の内張りを刺激したときに「パリッ」と聞き覚えのある音がします。
モールをちょっと剥がしてみたところ、、、接着剤が溶け出してベタベタしているため、この部分がくっついたり剥がれたりするたびに「パリッ」っと異音を発しているようです。
もう勘弁してください。
ということで、この内張りの縁をエプトシーラーで覆うことにします。
6
ついでに内張りの屋根側もエプトシーラーを貼り付けました。
やりすぎ? いえいえ、趣味なので良いのです!(笑)
これが思いのほか面白く、時のたつのも忘れて張り込みました。
屋根1枚に幅30mmのもので10m分あれば足りますね。
私は厚さ5mmのものを全面に施工してみました。
日東電工のWEBによれば「熱、水、音、振動をシャットアウト」だそうです。良いじゃないですか!!(笑)
7
最後にプラスチックのクリップで屋根に取り付ければ完了です。
たかが5mmのエプトシーラーでもかなり押し付けないと取り付きません。
エプトシーラーくんは発泡性ゴムなので、押せばつぶれるところが良いですね~。
最初は指で必死に押し込んでいたのですが、だんだん痛くなってきます。
ということで、100円ショップで買ったプラスチック・ハンマーの出番です。軽くカツカツたたけば、ばっちり入ります!
8
施工した結果、屋根がミッシリと詰まった感じになりました。すっごく良い感じです♪
持ち上げて思ったのは、、、重い。(笑)
アルミと紙でできた軽い屋根は、レアルシルトとエプトシーラーによりずっしりした屋根に生まれ変わりました。
早速試走してみると、すっごく良いですよ!!
屋根からの異音が完全にとまりました。いや~気持ち良い。
外からの騒音も静かになった気がします。
屋根のデッドニングは思ったより効果がある気がします。
すごく良い暇つぶしにもなるし、ちょっとお勧めです。(笑)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク