介護日記（鉄分多め）

月曜から今日まで母が心臓の治療のため入院していたので、
以前のように実家に泊まり込んで病院と往復しておりました。



前回で大体要領は得たので、今回は空き時間を使って撮影を行いました。
病院の近くの駅から一駅隣に行くと、そこはもう別世界。

シャッターを押す指が止まりません。



車で走っている時に目を付けていた秋色の木と共に。
残念ながら、かなり散ってしまいました。



駅の近所は古い民家が多くてわくわくします。



入院先の看護師さんは事務的な人が多く、退院日も看護師のリーダークラスの人から場所を空けたいので早く出ていけと急かされていたそうです。そんな中、一人の若い女性の看護師さんに大変お世話になりました。「いいんですよ。急がなくてもここにいてくださいね」と言って母の不安を取り除いて下さったそうです。



退院手続きの時に会話をしましたが、人柄が内面からにじみ出るとはこういう人の
事を言うんだなとつくづく感じました。

物覚えが少々怪しい母を急かすことなく親身になって説明していただいた上に、最後は祝日で人が少なく忙しい中、姿が見えなくなるまで立って見送って頂き感謝の気持ちで一杯です。清々しささえ感じます。

恐らく看護師が天職なんだろうなと思いました。これからのご活躍を陰ながら応援しております。



父親からは母はどこに行ったと毎日聞かれては説明する事の繰り返しでした。
何故入院しているのか、それ以前に入院している事すら知らないと主張していたのには驚きました。
縁のある著名な精神科医さんに父の状態を伝えたところ軽度の認知症が
進行しているそうです。さらに今月に入って重大な事実が分かって医者に
匙を投げられてしまいました。



（α7RII + SAL2470Z)

まあ今までの不摂生を見ているので誰も驚かなかったです。
というか今まで何も無かったのが不思議なくらいです。
特にそれについては私からは何も触れませんでした。

閑話休題。
手持ちのEマウントレンズが駆逐されつつあります。
85mmのGマスターも売ってしまいました。代わりにAマウントのPlanarを
戻しました。栄養はあるけど、味は。。という感じです。