新年いじりはじめ。
昨年末に考えた音響改善を図ります。
1.スピーカー土台専用インナーバッフル作成
2.デッドニング
3.スピーカー線交換
この3本を同時施工して頂きました。
かなり時間的に無理なお願いしてしまったので、インストーラーの某S氏、某店長N氏、某So氏に多大なるご迷惑をおかけしてしました。
申し訳ないです。
まず専用インナーバッフル作成です。
スピーカー取り付けた時に土台も大事と考え、購入していたのですが、その時の考えは取りつけているのは「鉄板」だと考えていたのです。
なのでリッチにインナーバッフルを購入していたのですが、スカイライン(V36)の場合はBOSEも入れれるように作られている為、プラスチックの口径合わせが間に入っていて、残念な事に実力が出てなかったみたい。
まさかこういう内部構造になっているとは思いませんでした。
樹脂のパーツに取り付けられているスピーカー。
でも純正スピーカーはこのプラスチック樹脂の振動も含めてチューニングされているので、何もしないなら実は純正スピーカーってかなりイイセンいってると考えます。
という事で、今回の音響改善ではこのプラスチック部分を木製にして、オリジナルインナーバッフルにしてもらいました。
それがこの写真。
木製のバッフルを取付
更にそのバッフルに購入していた17cmスピーカー用金属製ハイブリッドバッフルをつけてもらいました。
それがこちら。
純正のこちらと比べると変化が判りますね。
こういう加工してもらって土台を固めました。
この土台加工はやはり時間かかりますね。
切断→研磨→パテ盛→乾燥→塗装→乾燥という工程ですからね。
左右バッフル作成するのに3~4時間かかりました。
木を塗装して、防水塗装もして、取り付けしています。
でも車内に臭いが・・・。
これは一週間ぐらいと伺っているのですが、完全に臭いが消えたのは10日ぐらいでしょうか。
次にデッドニングです。
中を一生懸命はがすのですが、スピーカー取付時に簡易消音材をつけてもらっていたので、これが剥がすのが大変。
頑張って剥がした後、脱脂して、制振材貼って、その上からスピーカー裏だけ消音材貼って完成。
今回はオーディオテクニカさんのAT7560(丸いやつ)、AT7550(短冊のやつ)、消音材は別メーカーの物です。
ハリハリ中のアウターパネル
色々説明してもらいながら施工を見学させて頂きました。
寒い中での作業でしたので、大変しんどかったと思います。
でもこちらは手なれたもので、サクッと完成です。
1時間半~2時間程ぐらいでしたね。
でもサクッと完成と書いてますが、これは経験があるからサクッと終わるのであって、私が実際にしたらたぶん全面貼りとか音を殺してしまうような施工をしちゃうかもしれません。
この辺りは、経験豊富なインストーラーの方にお任せしたほうがいいですね。
そしてスピーカー線。
これ純正と比べると太さがかなり違う@@;
まあ、太ければ良いわけでは無いし、長さと配線のやり方次第。
ケーブル線は今回打合せしてドノーマル線(カナレ 4S6)を選択して導入です。
沢山のメーカーがありますが、何せ古い情報基準の私ですから、ケーブルといえば、ベルデン、カナレ、モガミこの御三家でしょw って事でこの中から選択する事にする。
自分の聴く音楽はほぼ日本人歌手ですから、日本のスタジオで収録されたもの。
ということは、日本の収録スタジオに使われている事が多いと書かれていたカナレに決定。
これも「収録された音をそのまま出す」という考えに基づいてです。
※でも全部カナレな訳じゃないので、理想どおりとはいきませんね。
ケーブル線をカナレにしたのはケーブルが良いからという意味じゃありません。
かと言ってカナレのケーブルが悪いというわけでもありません。
コンサートや講堂などの踏まれ、引きずられ、時にはケーブルに良くない螺旋型に巻かれるという過酷な環境の中でもしっかりと音を伝える安定性とリファレンスと呼ばれるケーブル線の基準ケーブルだからというのもあります。
自分の目標とする音に合わしてケーブル線も選ぶ必要がありますよね。
だがしかし、スピーカー線引きなおし途中に驚愕の事実発覚><;
現在取り付けられているスピーカーの、スピーカー線を止めるネジを舐めてしまって頭の部分にプラスドライバーを差し込んで回すことが出来ない><;
あうあうあう;_;
色々試してみたが、残念ながらお手上げです。
また、ちょっと変わった加工をしており、プラス線だけ半田で取りつけている。
これは恐らく端末加工代わりとしてスピーカーのコネクタ部分へのケーブル先端が酸化しないようにするための処置だと理解しましたが、なぜプラスだけなのかちょっとこのテクニックは判りませんでした。
これはスピーカーケーブルを替える、という今回の目的が無ければスピーカーの故障するときまで永遠に気づかないままだったかも知れない内容ですね。
インストーラー店には酷な話ですが、やはり施工時の作業を見せてもらえるというのはやっぱり、私自身としては譲れないポイントかもしれません。
結局、右ドアのウーハーのみケーブルは新旧を結線して繋いでおき、メーカーに修理にどれくらい費用必要か聞いて頂く事にしました。
これはまたまた出費の予感。。。。
スピーカー購入店に修理費用持ってもらおうかな。。。。。
ケーブル施工はやはり時間がかかる作業で、スピーカー場所から、アンプまで届かせる必要があるので、この長さと、ケーブルを通す所がやはりキモ。
細かい作業を沢山して頂けました。
だいたい、4~5時間ですね。
この後、セッティング・・・・・なんですが、すでにここまで読んでお気づきの通り、時間が足りず後日に^^;
という事でアンプを前回設定から出力レベルを上げただけで調整途中で帰宅を急ぎます(笑
最短時間を記録したという効果がありました(爆
この状態で聴くと低音は更に強くなっている。
もちろんアンプからの出力レベルを目いっぱい上げているからですが。
デッドニングの効果として自分なりにここが変わったというのは、前に書いた低音がタンタンがターンターンって聞こえるように感じるという部分が改善してる事。
ちゃんといい感じになっている。
それだけじゃなく、中音域(ボーカル域)がはっきりしている。
発声練習みたいに一音毎にはっきりと聞こえるんですよ。
まあ、いいことばかりじゃなく、ポップノイズも出ちゃった。
相談してみるとどうもアンプ側の出力レベルをかなり上げているらしい。
これは調整次第という事なので、次回に持越しです。
うーむ、出力レベルを上げたからレベル確認でdb数が上がっていたようですね、単純にデッドニング効果ではないみたい。
逆に音量が下がっている事になるのかな?
となると可能性の問題だけど、デッドニングが音を殺している部分があるかもしれない。
それとも中途半端に接続しているウーハーの新旧スピーカー線の繋ぎの問題?
いやいやそれともスピーカー線を良いものにしたので信号の通り方が変わり、ヘッドユニットの力不足が遂に出てきた!?
この辺は次回調整時に色々聞かせてもらいましょう。
はー、ショック。
片方だけスピーカー線が新旧ケーブル連結となっているので、なんだかモヤモヤする。
というかそんな変則接続じゃ色々問題が・・・・
そして、ある決断をしたんです。
それはまた次回・・・・・(苦笑