今回は大分県のみんカラユーザー、
タントさんに送っていただいた物資も
積みこんで出発しました。
トイレットペーパーダンボール1箱、
生理用ナプキンダンボール1箱など、
後部座席を倒してギッシリ積みました。
タントさん、ありがとうございました。
郊外の土手はほとんど変わっていませんが、
居住地は徐々に瓦礫が無くなってきました。
自衛隊や消防団の人海戦術で撤去した場所と
個人でやってる場所にはかなりの差があります。
コンクリート造りの建物以外はすべて消え去り、
更地・荒野になってしまっています。
この日は週末ということで、
他県のNPOが来てくれていました。
ギターの弾き語りや、CDをかけて
花笠音頭やドジョウすくいを披露し、
お年寄りは凄く盛り上がっていました。
・現在、関西方面から給水車が来てくれていて、
交代で定期的に水を運んでくれていますが、
水道復旧とは関係なく5月末で打ち切りだそうです
・死者や行方不明者のいる人には5万円が支給されるそうです
(一等親のみ。家族で行方不明のケースは不明)
・法的支援プロジェクトというのが開始され、ある程度
人数が集まる見込みがあれば弁護士が来てくれて、
給付金の申込み方の講習をしてくれたり相談に乗って
くれたりするそうです
・郊外の被災地にある避難所から人が出ていって
内陸地に設けられた避難所や親戚宅に移動し、
人数が減ってきた
・市街地の体育館等に設けられた避難所には
まだ多くの被災者が集まっており、大所帯の所の方が
待遇が悪い(スタッフ数の関係もある)
・自衛隊の特設お風呂は継続
青森の自衛隊のお風呂にはねぶた祭のノレンが!
・同じ地域でも1km違ったり、収容人数が違ったりすると
必要なもの、不足しているものが異なる
・1つの箱には1種類だけにして、箱には大きな文字で
中身を書くと親切(例:男性下着Lサイズ)
・届けられた物資は数を数えて各避難所に分配するが、
種類にこだわっていました。沢山の種類の小物を送るよりも、
同じ金額なら業務用を箱買いして1種類だけ送られる方が
親切みたいです。
同じ種類の水をダンボール4箱、とか。
例を挙げると、「富士山の水」と「六甲のおいしい水」と
「海洋深層水」を10本ずつ渡されてしまうと、
我々にとっては同じ『水』だけど誰が何を貰うのかで
物によっては妬みとか争いの原因になってしまい、
避難所で揉め事が起きるので、物資を受け取りに
来た代表者は自分の避難所に持ち帰りづらいそうです。
・パンやお餅などの日持ちする食べ物が少量(1人につき
パン1個で終わりとか)だけ
出される日々が続いて
いるため、若い人が多い避難所では
「肉が食べたい」
という声が多かった。
・クレーン車で電線工事をしている光景を沢山見かけた。
被災地での電気の復旧も近いと思われます。
・黒プリの温度計によると外気温13度でしたが、
汗が滝のように流れて止まりません。瓦礫の撤去作業は
物凄くハードです。ジャンパーの袖に汗が溜まって、
広げるとドバッと溢れ、ズボンの裾からは足を伝って
汗が流れ続けて靴下と靴の中はビショビショ。
これからは暖かくなってくるのでヘビーです。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2011/04/19 04:21:48