BILSTEIN B14  

リプレイスサスはいつもビルシュタインでした。ザックスよりもビルシュタイン。これは好みもありますが、倒立ダンパーの剛性感あるビルシュタインが私には良いです。

１４７では2回、バネはそのままでショックのみＢ６（スポーツ・リプレイスタイプ）を2回交換して使用しました。満足感がありましたが、アバルトには設定がありません。車高は落としたくない。重心が下がれば良いことも当然多い（スポーツ車には大切な要素）ですが、車高が低くなることで生まれる弊害も、同時に多くあります。車高を余り落とさないでビルシュタインを入れる。いろいろと調べてみると、あえて「車高が下がる最低値設定で使用されている」方も、意外といることが分かりました。ということでＢ１４をチョイスさせていただきました。

最初「硬いぞ？」と思ったサスもすぐにこなれていい感じになりました。ストリート+スポーツには十分すぎるほどの能力を持っています。妻は硬めの乗り心地が好きなので（柔らかいと目線＆視線が変化し酔ってしまいます）『この感じは良いわね、少しドイツ車っぽいのかも』なんて、分かっている風なコトを呟きます（笑）。でも、私もそう思います。ハンドリング特性も〇。クイックさは純正に比べて薄れましたが、アライメント補正で少し回復しました。パイロットスポーツ３との相性も抜群です。ＰＳ４が履ければその上も狙えるのですが、設定が無いので（よりスポーツ志向のオーナーさんには）、残念です。

コストパフォーマンスは良いと思います。アバ太郎（私の愛機アバルト５００の名前）は、喜んでいるようです。