LEDらしい輝らせ方を求めて、ウィンカーリレーを作成しました。

LEDの”切れ”の良い光り方の特性を生かし、フラッシュのように一瞬だけ光る仕様にしました。

LEDドライバーの中に、「LED FLASHER IC」というのを見つけました。
LEDを点滅させるためのLEDドライバーです。

閃光時間が短くて周期が早い2Hz（120回/分）のモノを使用することにしました。
デューティ比1/8なので、点灯時間は、0.0625秒となります。

回路図です。
LEDドライバのデータがないので、タイマーIC555で同じ機能を組みました。
マゼンタの四角で囲まれたところがLEDドライバーに置き換わります。
少ない部品数で出来上がることが分かると思います。

部品数が少ないので、小さな基板の上にすべて載ります。
もう一回り基板を小さくすることもできそうです。

裏面から見ると、FETの放熱面がすべて出ています。
大電流を流す時にはここに放熱板をつけることができるようになっています。

今回、30A級のFETを選びましたが、LED専用と考えればもっと小さなFETでもOKです。
小さく収まれば、スペースのない2輪車にも適したウィンカーリレーができます。

よく考えたら、フェラメント電球が光るほど点灯時間が長くないので、必然的に”LED専用”でした。

次に作るときには、より小さいものを目指して設計したいと思います。