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みみ助さん
イイね!
2013/02/26

あたらしい、ゆたかさの、はじまり。

久しぶりのアップとなる「気になるクルマのよもやま話」シリーズ。

今回は日産のLクラスセダン、セフィーロ(A32型)を取り上げたいと思います。




スカイラインやローレルのプラットホームを流用したFRスポーティセダンであった初代A31から大きくモデルチェンジし、FFラージクラスセダン「マキシマ」の後継として1994年に生まれ変わったA32セフィーロ。


ラインナップもフォーマルな「エクシモ」シリーズとスポーティテイストの「Sツーリング」シリーズの2本立てとなり、エンジンも永年使ってきたVG型に別れを告げ、現在に続く新世代VQエンジンを初めて搭載。





それぞれのシリーズに2~3Lのエンジンが設定されましたが、ベーシックな2Lモデルでも1300kgあまりという比較的軽量なボディと、今までとは全く違う軽快な吹け上がりのVQエンジンの組み合わせは、気持ち良い走りを楽しませてくれました。





FF化&ボディの大型化の恩恵で居住空間は著しく拡大し、ゆとりの広さを実現。
運転席SRSエアバッグの全車標準化などの装備を充実させながらも、販売のメインとなった20エクシモで214万円というリーズナブルな価格設定が相まって、当時はライバルマークIIに肉薄するほどの販売台数を誇っていました。



さらに97年にはワゴンも登場。
セフィーロ史上唯一となるワゴンモデルでしたが、広い室内空間を生かした使い勝手の良さやオシャレなスタイルが好評でした。



早いもので生産終了から既に15年近く経ちますが、いまだに街中で見かける機会の多いA32セフィーロ。

見た目はいたってシンプルなものでしたが、何よりも印象的だったのはそのCM。

のべ14人もの芸能人をキャスティングし、竹内まりやのメロディとともに「マイ スウィート セフィーロ」のキャッチコピーはとても有名になりましたね♪

竹中直人&山口智子ver.


中井貴一&藤谷美和子ver.


ラサール石井&菊池桃子ver.



この他にもたくさんのバージョンが放映されましたが、数ある自動車CMの中でも、これほど「セフィーロのある幸せな生活」というのがストレートに伝わるCMって、なかなかなかったように思います。

実際、このCMを見てセフィーロを買ったという人も多かったのではないでしょうか?




奇をてらわず、きわめて真面目なセダンでありながら人の心を豊かにしてくれるクルマ、セフィーロ。

毎日の暮らしを楽しく演出する、グッドフォーマルカーでした。



Posted at 2013/02/26 20:03:34
イイね!
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