みみ助さん
2016/03/13
街でハートは加速する。
今回は日産・マーチ(K10型)のカタログです。
1982年、日産の新しいコンパクトカーとしてマーチはデビュー。

FFレイアウトによる広々とした室内、軽量なエンジンなど意欲的な先進設計により、ロングセラーとなったモデルでした。
スタイリングは奇をてらわない、大きなグラスエリアと低いベルトラインでいかにも取り回しの良さそうなカタチ。

空力性能を高めたフラッシュサーフェスボディもマーチの特徴で、これは有名なジウジアーロがデザインしたものでした。

カタログは1985年にマイナーチェンジを受けた中期型のものですが、今まで横桟グリルだったフロントマスクはアシンメトリーなものに変更。
大型ウレタンバンパーも標準装備に。
リヤセクションも一新され、この後モデルチェンジまで基本的にこのデザインが採用されました。

インパネはベーシックモデルらしくシンプルそのものですが、横幅いっぱいに設けられたインパネトレイはとても使い勝手良好。

高めの車高のおかげもあり、大人4人が無理なく座れる広さでしたね。

マイナーチェンジとともに登場したマーチターボ。

ライバルも続々とターボモデルを投入していく中、マーチも満を持してのターボ車デビュー。

エアロバンパーや大型フォグランプ、室内も専用のバケットタイプシートやスピードメーターをデジタル化したハイブリッドメーターなど、80年代のボーイズレーサーならではの魅力がふんだんに詰まったモデルでした。
エンジンは1.0L4気筒SOHCの2種類。

85ps/12.0kgmを発揮するターボのMA10ET型は上級のL20ETやCA18ET等と同じく、エンジン集中制御システムのECCSを採用。
リッターカーの枠を超えた走りが可能でした。
また57ps/8.0kgmのMA10S型はエンジン整備重量69kgという超軽量設計が売りのひとつ。
しかし、アンダーパワーなのは如何ともし難く、特に3AT車は高速道路で流れに乗るのがやっと、という印象でしたね。
サスペンションはFストラット、R4リンクコイル。

他車のステアリングがボールナットの時代にラック&ピニオンを採用したマーチは先進さが光ります。
近頃「ヒルスタートアシスト」として装着車両も増えてきた坂道発進補助装置も、「スロープストッパー」という名で30年も前のマーチにも装備されていました。
ベーシックカーらしくユーティリティも高く、使いやすいラゲッジスペースや広いリヤシートもマーチならではの魅力でした。

マーチのラインナップ。


売れ筋は手頃なLやGでしたね。
シリーズ唯一シールドビームを装備し、ADバンのような顔つきの最廉価モデルEやNAのスポーティグレードであるG-1はほとんど見かけませんでした。
コレットは装備充実のお買得版として、K12型まで永く設定されていました。
ターボはこの写真が素の状態ですが、あまり黒バンパー車は走っておらず、フルカラー仕様が多かったイメージですね。
5ドアはファミリーカーとして使われる場合も多く、最上級のFVをよく見かけました。
オプションも時代を感じる品々ばかり。
Lo-Dラグーンやシティコネクションの「カーコンポ」という響きも、懐かしさを感じずにはいられません。
初代マーチは82年~92年の10年にわたって生産された息の長いモデルでしたが、今回は登場しなかったスーパーターボや、マーチをベースとしたパイクカーのBe-1やパオ、フィガロといったモデルは目にする機会があるものの、あれだけ街に溢れていた所謂「普通のマーチ」は、ほとんど見かけることはなくなってしまいました。
600kg台という軽い車重に非力なエンジン、無駄のないインテリア。
ベーシックカーたるものこれで充分と思わせる、故き良き日産の見識にあふれたクルマだと思いますね。
1982年、日産の新しいコンパクトカーとしてマーチはデビュー。

FFレイアウトによる広々とした室内、軽量なエンジンなど意欲的な先進設計により、ロングセラーとなったモデルでした。
スタイリングは奇をてらわない、大きなグラスエリアと低いベルトラインでいかにも取り回しの良さそうなカタチ。

空力性能を高めたフラッシュサーフェスボディもマーチの特徴で、これは有名なジウジアーロがデザインしたものでした。

カタログは1985年にマイナーチェンジを受けた中期型のものですが、今まで横桟グリルだったフロントマスクはアシンメトリーなものに変更。
大型ウレタンバンパーも標準装備に。
リヤセクションも一新され、この後モデルチェンジまで基本的にこのデザインが採用されました。

インパネはベーシックモデルらしくシンプルそのものですが、横幅いっぱいに設けられたインパネトレイはとても使い勝手良好。

高めの車高のおかげもあり、大人4人が無理なく座れる広さでしたね。

マイナーチェンジとともに登場したマーチターボ。

ライバルも続々とターボモデルを投入していく中、マーチも満を持してのターボ車デビュー。

エアロバンパーや大型フォグランプ、室内も専用のバケットタイプシートやスピードメーターをデジタル化したハイブリッドメーターなど、80年代のボーイズレーサーならではの魅力がふんだんに詰まったモデルでした。
エンジンは1.0L4気筒SOHCの2種類。

85ps/12.0kgmを発揮するターボのMA10ET型は上級のL20ETやCA18ET等と同じく、エンジン集中制御システムのECCSを採用。
リッターカーの枠を超えた走りが可能でした。
また57ps/8.0kgmのMA10S型はエンジン整備重量69kgという超軽量設計が売りのひとつ。
しかし、アンダーパワーなのは如何ともし難く、特に3AT車は高速道路で流れに乗るのがやっと、という印象でしたね。
サスペンションはFストラット、R4リンクコイル。

他車のステアリングがボールナットの時代にラック&ピニオンを採用したマーチは先進さが光ります。
近頃「ヒルスタートアシスト」として装着車両も増えてきた坂道発進補助装置も、「スロープストッパー」という名で30年も前のマーチにも装備されていました。
ベーシックカーらしくユーティリティも高く、使いやすいラゲッジスペースや広いリヤシートもマーチならではの魅力でした。

マーチのラインナップ。


売れ筋は手頃なLやGでしたね。
シリーズ唯一シールドビームを装備し、ADバンのような顔つきの最廉価モデルEやNAのスポーティグレードであるG-1はほとんど見かけませんでした。
コレットは装備充実のお買得版として、K12型まで永く設定されていました。
ターボはこの写真が素の状態ですが、あまり黒バンパー車は走っておらず、フルカラー仕様が多かったイメージですね。
5ドアはファミリーカーとして使われる場合も多く、最上級のFVをよく見かけました。
オプションも時代を感じる品々ばかり。
Lo-Dラグーンやシティコネクションの「カーコンポ」という響きも、懐かしさを感じずにはいられません。
初代マーチは82年~92年の10年にわたって生産された息の長いモデルでしたが、今回は登場しなかったスーパーターボや、マーチをベースとしたパイクカーのBe-1やパオ、フィガロといったモデルは目にする機会があるものの、あれだけ街に溢れていた所謂「普通のマーチ」は、ほとんど見かけることはなくなってしまいました。
600kg台という軽い車重に非力なエンジン、無駄のないインテリア。
ベーシックカーたるものこれで充分と思わせる、故き良き日産の見識にあふれたクルマだと思いますね。
Posted at 2016/03/15 18:18:56
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