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みみ助さん
イイね!
2016/05/03

いまGTはターボの時代。

今回は日産・スカイライン(C211型)のカタログです。





もう説明するまでもなく有名な、スカイラインの5代目となる通称「ジャパン」。
モデルライフ後半の1980年4月、日産車としては3台目のターボモデルがスカイラインにも登場しました。
そんな「2000GTターボ」専用のカタログになります。




スタイリングはNAモデルのスカイラインとほとんど同一。

ターボ車だと識別できるのは、唯一トランクに設けられた「TURBO」のエンブレムくらいだったように思います。

このカタログ写真のハードトップはカラーリングやオプションのステッカーも相まって、西部警察のマシンXを彷彿とさせますね。




埋め込み式のヘッドレストが特徴的なハードトップGT-E・Xタイプのインテリア。
同時期のローレル等にも似たような雰囲気がありましたが、スカイラインも高級化への道を歩み始めた時代。




セダンのXタイプにはこのような本革シートも用意されていました。



搭載されるエンジンは、前年にセドリック&グロリアにも採用されたL20ET型直列6気筒SOHCターボ。

145ps/21.0kgmというスペックは今や驚くべき数値ではありませんが、5名乗車でゼロヨン16.6秒といったらなかなか俊足だったのではないでしょうか。



こういった透視図というのも、この時代の高性能車では定番でした。
まだまだ馴染みの薄かったターボのメカニズムについて、多くの紙面が割かれています。
ドッカンターボというイメージのあるL20ETですが、それでも最大過給圧は350mmHg。
ターボ車として初めてニッサンマチックを組み合わせたのもスカイラインでした。




足回りはもちろん伝統の4輪独立懸架で、Sタイプには4輪ディスクブレーキも装備。



GTの名に恥じない装備も数多く用意され、この後R33型まで継承されることになる水平ゼロ指針メーターは、スカイラインを特徴づける装備のひとつでした。



スカイライン2000GTターボのラインナップ。



ベースモデルのGT-Eに普及版のLタイプ、豪華版のXタイプ、そして赤バッヂのSタイプの4種類という構成はNAモデルと同じでしたが、NAではあくまでも廉価版に徹していた無印GTがターボ車ではスポーティサスやリヤワイパーが標準装備され、ストイックな雰囲気のハードモデルという位置づけでしたね。

「名ばかりのGTは、道をあける」とセリカに挑戦状を叩きつけられ、「いま、スカイラインを追う者は誰か」と突き放した応酬劇は今でも語り草ですが、ターボという武器のインパクトは絶大だったと思います。



自分が物心ついた頃には既にジャパンも古いクルマになりつつありましたが、独特のターボサウンドを奏でながら走るジャパンターボはよく目にしたもので、カッコいいクルマの代表格でした。

厳しい排ガス規制を乗り越え、高性能GTとして復活の狼煙を上げたジャパン。
スカイラインにはいつの時代もこんな力強さが欲しいですね。

Posted at 2016/05/03 14:53:36
イイね!
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