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2015/12/23

ダイハツ・ムーブの老人②

近所の老人から「受け取ってほしい」と頼まれたダイハツ・ムーブ。
ひとまず現状は2台もちできる余裕がないため、周囲で車が欲しそうな知人に声をかけてみた。
一人からはいい返事は得らなかったが、高校の先輩へ声をかけて詳細を話したら、いい返事をいただけた。
そんないきさつをTさんに話し、快諾いただけたことで嫁ぎ先決定。
廃車時に受け取った書類を譲ってもらい、Tさん側で書くべき個所と捺印をもらってひと段落。

丁度このやりとりの前後くらいで、自分の保険を担当していただいている方と話す機会があったのだが、75歳以降で自動車保険の額はやはり上がってしまうらしい。
その他、保険屋さんの身内が介護施設に入れたら、却って入れる前よりも元気になったなどの話とか、私の叔母が認知症になったことなどを話した。
自分自身も40手前に差し掛かったこともあり、親や身内で介護やら何やらの話が現実のものとなりつつある。
ムーブのTさんも、年齢的には75を過ぎたところだけれど、すでに家からはお子さんは出られて、女房にも先立たれてしまったらしく、一人暮らし。
ぱっと見は快活なTさんだけれど、老後の一人暮らし・・・と聞くと、他人であっても不安になる。
保険屋さんの介護施設の話から、誰とも話す機会もないまま孤独になるのが結構やばいことのよう。
もしかするとTさんは、孤独になることに不安を覚えて、周囲の人間(この場合は自分)と何らかの接点を持とうと、今回の件を切り出してきたんじゃないか・・・とそんな気がした。
Tさんと自分とは、単に近所の知り合いでしかないけれど、そんなことを考え出したところで、色々と思うことが出てきた。
この近辺、昼夜問わず表に出ると、すれ違う人がかなりの割合で老人の方が多くなったし、自分の親だって実際問題「老人である」わけだから、こうした機会を経て、少子高齢化の現実みたいなのを知っておきたい・・・と思った。
もう一つ。
「いずれ独立開業を」という構想があるのは先に書いたけれど、Tさん同様に車の扱いに困っている老人は多いはずなので、この辺にビジネスチャンスはないだろうか・・・という頭もあったりする。
いつどのタイミングで独立するかはまだわからないけど、ひとまず過ぎていく年の瀬の中、今後のヒントになりそうな案件は、大筋の行方が見える所まで話が進んだのである。(続く)
Posted at 2015/12/23 19:39:23
イイね!
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