kumayuさん
2023/12/30
【2023年冬 遠征記その4】塩竈散歩
その3 からの続きです。
翌12月30日朝、気持ちよく目が覚めます。
この日はいくつかの街を訪れた後に、帰宅する予定。6時にシャワーの後、6時30分の宿の朝食開始時間と同時に軽めの朝食をいただき、慌ただしくチェックアウトします。

朝の仙台駅前は、昨日とは打って変わって人通りもなく静か。写真の加工が不要で楽です(笑)
まずは仙石線の地下ホームへ。やってきた東塩釜行きの列車に乗り込みます。
地下から高架に上がると、朝日が否応なしに窓から差し込んできました。

仙台から約30分、本塩釜駅で下車。まずはここから街歩きスタート!
(写真は街歩きの最中、いったん戻ってきた時のものです)
塩竈市(手書きで書くのは少し難しいですね)は、陸奥一の宮である鹽竈神社の門前町と、塩釜港の港町としても知られる街です。
今回は、その2つの街の側面を見たくて、初めて来訪いたしました。
まずは、港の方へ向かいます。
駅のすぐ傍らにある大型ショッピングセンターから、港の方に向けてデッキが整備されています。


細かった入り江が広がるにしたがって停泊する船も増え始め、その先に商業施設「マリンゲート塩釜」が見えてきました。
船の船橋のような造りになっている「マリンゲート塩釜」、中には飲食店などが入っていますが、当然ながらこの時間はまだ営業前。
そのままデッキから降りて、今度は海沿いの遊歩道(シオーモの小径)を歩いて市街に戻ります。

シオーモの小径。塩竈を訪れた文化人、文学者の言葉が石碑となって並んでいます。
ちなみに「シオーモ」とは、宮沢賢治の童話の中で、塩竈がモデルとなった街の名前だそうです。

シオーモの小径の終点にある「東日本大震災 復興モニュメント」。
やはり、朝の海沿い、それも海沿いを歩くのは気持ちいいですね。デッキからの港の眺望と海が間近にあるシオーモの小径の組み合わせは最高の散策路になります。
そして、ここからは塩竈市のもう一つの象徴、鹽竈神社へ向かいます。
一旦、駅前を通り、今度は港と反対側へと歩みを進めます。

市内を東西に走る「鹽竈海道」を西に向かうと鹽竈神社の参道。

このあたりからは門前町の面影が。

手前の石碑は、東日本大震災の時の津波の到達地点。海から約1㎞ほど先の地点です。

沿道には歌碑が立っています。こちらは「伊勢物語」の一節。

表参道の入口にやってきました。
ここから本殿まで202段の石段を登ります。
先ほどの参道の手前から分かれて坂道を登っていく参道もあり、お年寄りや足腰に自信の無い方はこちらを、という案内もありましたが(そこまで自信があるわけではないのですが)石段登りに挑戦します。
頭の中で段数をカウントしながら登り始めます。最初の50段くらいまでは特に何ともなく、このままいけるかな? と思ったのも束の間、その後くらいから1段登るごとに脚が辛くなってきます。
石段は、途中から1段ごとの奥行きが短くなって、足の甲を少し斜めに着地しけないと全体が石段にかかりません。
翌12月30日朝、気持ちよく目が覚めます。
この日はいくつかの街を訪れた後に、帰宅する予定。6時にシャワーの後、6時30分の宿の朝食開始時間と同時に軽めの朝食をいただき、慌ただしくチェックアウトします。

朝の仙台駅前は、昨日とは打って変わって人通りもなく静か。写真の加工が不要で楽です(笑)
まずは仙石線の地下ホームへ。やってきた東塩釜行きの列車に乗り込みます。
地下から高架に上がると、朝日が否応なしに窓から差し込んできました。

仙台から約30分、本塩釜駅で下車。まずはここから街歩きスタート!
(写真は街歩きの最中、いったん戻ってきた時のものです)
塩竈市(手書きで書くのは少し難しいですね)は、陸奥一の宮である鹽竈神社の門前町と、塩釜港の港町としても知られる街です。
今回は、その2つの街の側面を見たくて、初めて来訪いたしました。
まずは、港の方へ向かいます。
駅のすぐ傍らにある大型ショッピングセンターから、港の方に向けてデッキが整備されています。


細かった入り江が広がるにしたがって停泊する船も増え始め、その先に商業施設「マリンゲート塩釜」が見えてきました。
船の船橋のような造りになっている「マリンゲート塩釜」、中には飲食店などが入っていますが、当然ながらこの時間はまだ営業前。
そのままデッキから降りて、今度は海沿いの遊歩道(シオーモの小径)を歩いて市街に戻ります。

シオーモの小径。塩竈を訪れた文化人、文学者の言葉が石碑となって並んでいます。
ちなみに「シオーモ」とは、宮沢賢治の童話の中で、塩竈がモデルとなった街の名前だそうです。

シオーモの小径の終点にある「東日本大震災 復興モニュメント」。
やはり、朝の海沿い、それも海沿いを歩くのは気持ちいいですね。デッキからの港の眺望と海が間近にあるシオーモの小径の組み合わせは最高の散策路になります。
そして、ここからは塩竈市のもう一つの象徴、鹽竈神社へ向かいます。
一旦、駅前を通り、今度は港と反対側へと歩みを進めます。

市内を東西に走る「鹽竈海道」を西に向かうと鹽竈神社の参道。

このあたりからは門前町の面影が。

手前の石碑は、東日本大震災の時の津波の到達地点。海から約1㎞ほど先の地点です。

沿道には歌碑が立っています。こちらは「伊勢物語」の一節。

表参道の入口にやってきました。
ここから本殿まで202段の石段を登ります。
先ほどの参道の手前から分かれて坂道を登っていく参道もあり、お年寄りや足腰に自信の無い方はこちらを、という案内もありましたが(そこまで自信があるわけではないのですが)石段登りに挑戦します。
頭の中で段数をカウントしながら登り始めます。最初の50段くらいまでは特に何ともなく、このままいけるかな? と思ったのも束の間、その後くらいから1段登るごとに脚が辛くなってきます。
石段は、途中から1段ごとの奥行きが短くなって、足の甲を少し斜めに着地しけないと全体が石段にかかりません。
残り50段、30段…楼門に到達!(トップ写真)
昨日も結構歩きましたから、その影響もあるかもしれませんが、心肺よりも脚の方が疲れが…そして、この石段登りがこの後もじわじわと影響を残していくことになります。

朝の清々しい空気の中、厳かな気持ちで参拝。
帰路も石段を下ります。石段は登りよりも下りの方がリスクが大きいので慎重に下っていきました。
駅方面に戻ります。

まだ列車の時間まで間があるので駅周辺を散策。新しい再開発ビルやマンションも点在しています。

こちらは昔ながらの商店街、本町通り。
港、門前町、再開発ビル、商店街…そんなに大きくない街ですが、様々な表情を見せてくれる塩竈の街、街歩き好きにとっては、これぞ街歩き!という大変面白い街でした。

ホームで列車の到着を待ちます。ベンチに座って疲れた足を休めていると、春のような陽光が優しく包んでくれました。
今日もいいお天気の中、街歩きができそうです。
その5 に続きます。
昨日も結構歩きましたから、その影響もあるかもしれませんが、心肺よりも脚の方が疲れが…そして、この石段登りがこの後もじわじわと影響を残していくことになります。

朝の清々しい空気の中、厳かな気持ちで参拝。
帰路も石段を下ります。石段は登りよりも下りの方がリスクが大きいので慎重に下っていきました。
駅方面に戻ります。

まだ列車の時間まで間があるので駅周辺を散策。新しい再開発ビルやマンションも点在しています。

こちらは昔ながらの商店街、本町通り。
港、門前町、再開発ビル、商店街…そんなに大きくない街ですが、様々な表情を見せてくれる塩竈の街、街歩き好きにとっては、これぞ街歩き!という大変面白い街でした。

ホームで列車の到着を待ちます。ベンチに座って疲れた足を休めていると、春のような陽光が優しく包んでくれました。
今日もいいお天気の中、街歩きができそうです。
その5 に続きます。
Posted at 2024/01/03 11:51:37
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