kumayuさん
2011/08/17
【2011年夏 街歩き】その4 高知散歩
前回からの続きです。
伊予大洲を後にして、ここから向かうは本日の宿泊地、高知。
本当は内子、大洲と散策したら、闘牛で有名な城下町、宇和島も行ってみたかったのですが、さすがに時間に余裕がなくなってきたので、次の機会にまわすことにします。また、四万十川沿いも少し走ってみたかったのですが、これも時間の都合で今回は涙をのんでパス。
大洲から高知県の須崎を結ぶR197をひたすら走ることになします。
しかし、このR197が、非常によく整備されている割に交通量が少ない、気持ち良く走ることのできる快走路で、自然いっぱいの中、楽しくドライブできました。今回は1日目に走ったR372といい、良いドライブもできています。
予定よりも順調に進み、高知市内に到着したのは19時前でした。
ホテルにチェックイン後、早速夕飯を食べに出かけます。
今回は夕食サービスのあるプランで予約したので、ホテル指定の、土佐の郷土料理の居酒屋さんへ。
まずは、カツオのたたき定食。

やはり、ここにビールは欠かせません
カツオのたたきが大ぶりです。
地元で買うと、一切れはもっと小さいのですが・・・かぶりつくと、濃厚なカツオの旨みが凄いです。

別に追加で頼んだのが、こちらの「飯盗」、カツオの胃袋の塩辛だそうですが、確かにこれでご飯は何杯でもいけますし、ビールのおつまみとしても非常に合います。
さらに・・・

これも別で追加した、「オコゼのから揚げ」。フワッ、とした食感がいいですね。
カレー風味の塩をつけると、淡白なオコゼの身から、うまく味をひきだしてくれて、これもよく合います。
当然、ビールはこれがジョッキ2杯目
気持ちよくお店を後にします。
このまま夜風にふかれて夜の散策。

駅前に立つ大きな像。土佐が生み出した幕末の志士です。(左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎)

高知駅。独特のデザインですね。駅名が大きく出ていないのも珍しいです。

有名なはりまや橋。10年くらい前に建てられたものです。やはり、はりまや橋というと、このイメージですね。

こちらは、昼のはりまや橋。左側の車が行きかう橋が、本来の(?)はりまや橋。
「イメージが違う」という声もあって、イメージ通りの橋を造ったということがよくわかります
ホテルに戻り、そのまま22時には眠りにつきました。
翌朝、6時過ぎに起床。朝食後、さっそく街歩き開始です。
はりまや橋から、大丸百貨店、そして新京橋の方へ。


道路標識にアルファベットがあります。よく見ると、向うの信号機の横にも同じアルファベットがあります。高知市内では、このように随所に、アルファベット表示された交差点があります。
最初、何を意味するのかわかりませんでしたが、帰宅して調べると、「ココ マーク」といって、交差点をアルファベット表示することで、道に詳しくない人にも、「Aの交差点を右折して、次にBの交差点を左折・・・」と言うように案内ができる、というもの。
ただ、私が見た限り、地図やガイドなどで、このアルファベット表記がされているものはなく、これなら交差点名をそのまま地名で案内してくれた方が・・・と個人的には思いました。
昔からの城下町らしく、風情のある町名がいっぱいありますから、その町名で案内してくれた方が、県外の人にとってはより、土佐高知らしさを感じるかもしれません。
話がそれましたが、街歩きを続けます。

ひろめ市場。この近くの大橋通では、鮮魚店が軒を並べていて、新鮮な魚介類が売られています。

主に幕末~明治に活躍した、土佐の偉人。こうして見ると、これだけの人達は皆、土佐の出身なのですね。崇高な志を持った人が生まれる、そういう土壌があったのでしょう。
高知城に登ります。(トップの写真)
こちらは、松山城のようにロープウェイやリフトもなく、石段を登っていきます。
午前中ですが結構暑く、天守閣の下に到達する頃には大量の汗が噴き出していました。
高知城の天守閣を実際に見るのは初めてですが、バランスの取れた、美しい形をしていると思います。
城内では、係員の方からつめたいおしぼりをいただきます。
キンキンに冷えたおしぼりを顔にあてると、気持ちいいことこの上ありません。あまりの気持ちよさに、帰り際にもわざわざ立ち寄って、もう1本お借りしました
。
内部は木造そのままで、展示物も多くあります。
展示をゆっくりと見つつ、急な階段を何層か登っていくと、ようやく最上層にやってきました。

高知市街の展望です。
土佐藩の藩校、「致道館」跡。

吉田東洋によって設立された文武館に始まり、後に致道館と改称されました。今は武道館として、体育館やプールも併設されています。練習に行くのでしょうか、スポーツウェアを着た子供たちが出入りしていました。
さらにテクテクと歩いて、やってきたのは「坂本龍馬生誕地」。
跡地は病院になっているようです。

歩道には、ご覧のようにベンチで一休みできるようになっています。
頻繁に観光客が訪れて、みんなここで写真を撮っていました。
生誕地から、1本道をそれると、「龍馬のうまれたまち記念館」がありました。

中に入ります。建物はまだ新しく、中は冷房が効いていて、暑い中を歩き回ってきた私にとっては気持ちいいことこの上ありません。
龍馬の足跡から、幕末の動乱期をわかりやすく展示していて、見ごたえもあります。
涼しくて居心地が良いのも手伝って、けっこうな時間、ここで見学していました。日本史は好きですが、どちらかというと戦国時代の方に興味があって幕末はそこまで興味がわかなかった私、去年の会津若松、それに今年のこの高知と、幕末の大きな舞台となった地を訪れたことで、興味を持つことができました。特に、会津と土佐は幕末、それぞれ異なる立場にあっただけに、その側面の違いが興味深かったです。
ようやく汗もひいたところで
、記念館を出て市電で帯屋町へ。

帯屋町壱番街のアーケード。
全国チェーンの飲食店やお店に混じって、土佐の郷土料理を出すお店が目に入ります。
あと、一本道をそれると、こんどは一杯飲める居酒屋やスナックなどの飲食店街がズラリと広がっていました。高知の人達はお酒が強い、と聞きますが、この飲食店街を見ると、それも納得できます。
朝から歩き始めて、すでに時刻はお昼過ぎ。ということで、ここで昼食。
郷土料理の中の1つのお店に入ります。

どうせなら最後までカツオづくしで・・・ということでここでもたたき定食
こちらでは、たたきに必ず生ニンニクが添えられています。私の地元では香りつけとしてはしょうゆ味のたれと生姜しかつけず、ニンニクはあまり見ません。私にとっては珍しいです。
車に戻り、ここからは桂浜へ。

お馴染み、桂浜の坂本龍馬像。

桂浜。
海の向こうには何もありません。水平線がただ伸びているだけです。
水平線の向こうに思いを馳せた龍馬の気持ちが、少しだけわかるような気がしました。
桂浜から、そのまま高知を後にします。
いよいよ、これから帰路につくことになるのですが、まだまだお話は(その5)まで続きます。
伊予大洲を後にして、ここから向かうは本日の宿泊地、高知。
本当は内子、大洲と散策したら、闘牛で有名な城下町、宇和島も行ってみたかったのですが、さすがに時間に余裕がなくなってきたので、次の機会にまわすことにします。また、四万十川沿いも少し走ってみたかったのですが、これも時間の都合で今回は涙をのんでパス。
大洲から高知県の須崎を結ぶR197をひたすら走ることになします。
しかし、このR197が、非常によく整備されている割に交通量が少ない、気持ち良く走ることのできる快走路で、自然いっぱいの中、楽しくドライブできました。今回は1日目に走ったR372といい、良いドライブもできています。
予定よりも順調に進み、高知市内に到着したのは19時前でした。
ホテルにチェックイン後、早速夕飯を食べに出かけます。
今回は夕食サービスのあるプランで予約したので、ホテル指定の、土佐の郷土料理の居酒屋さんへ。
まずは、カツオのたたき定食。

やはり、ここにビールは欠かせません

カツオのたたきが大ぶりです。
地元で買うと、一切れはもっと小さいのですが・・・かぶりつくと、濃厚なカツオの旨みが凄いです。

別に追加で頼んだのが、こちらの「飯盗」、カツオの胃袋の塩辛だそうですが、確かにこれでご飯は何杯でもいけますし、ビールのおつまみとしても非常に合います。
さらに・・・

これも別で追加した、「オコゼのから揚げ」。フワッ、とした食感がいいですね。
カレー風味の塩をつけると、淡白なオコゼの身から、うまく味をひきだしてくれて、これもよく合います。
当然、ビールはこれがジョッキ2杯目

気持ちよくお店を後にします。
このまま夜風にふかれて夜の散策。

駅前に立つ大きな像。土佐が生み出した幕末の志士です。(左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎)

高知駅。独特のデザインですね。駅名が大きく出ていないのも珍しいです。

有名なはりまや橋。10年くらい前に建てられたものです。やはり、はりまや橋というと、このイメージですね。

こちらは、昼のはりまや橋。左側の車が行きかう橋が、本来の(?)はりまや橋。
「イメージが違う」という声もあって、イメージ通りの橋を造ったということがよくわかります

ホテルに戻り、そのまま22時には眠りにつきました。
翌朝、6時過ぎに起床。朝食後、さっそく街歩き開始です。
はりまや橋から、大丸百貨店、そして新京橋の方へ。


道路標識にアルファベットがあります。よく見ると、向うの信号機の横にも同じアルファベットがあります。高知市内では、このように随所に、アルファベット表示された交差点があります。
最初、何を意味するのかわかりませんでしたが、帰宅して調べると、「ココ マーク」といって、交差点をアルファベット表示することで、道に詳しくない人にも、「Aの交差点を右折して、次にBの交差点を左折・・・」と言うように案内ができる、というもの。
ただ、私が見た限り、地図やガイドなどで、このアルファベット表記がされているものはなく、これなら交差点名をそのまま地名で案内してくれた方が・・・と個人的には思いました。
昔からの城下町らしく、風情のある町名がいっぱいありますから、その町名で案内してくれた方が、県外の人にとってはより、土佐高知らしさを感じるかもしれません。
話がそれましたが、街歩きを続けます。

ひろめ市場。この近くの大橋通では、鮮魚店が軒を並べていて、新鮮な魚介類が売られています。

主に幕末~明治に活躍した、土佐の偉人。こうして見ると、これだけの人達は皆、土佐の出身なのですね。崇高な志を持った人が生まれる、そういう土壌があったのでしょう。
高知城に登ります。(トップの写真)
こちらは、松山城のようにロープウェイやリフトもなく、石段を登っていきます。
午前中ですが結構暑く、天守閣の下に到達する頃には大量の汗が噴き出していました。
高知城の天守閣を実際に見るのは初めてですが、バランスの取れた、美しい形をしていると思います。
城内では、係員の方からつめたいおしぼりをいただきます。
キンキンに冷えたおしぼりを顔にあてると、気持ちいいことこの上ありません。あまりの気持ちよさに、帰り際にもわざわざ立ち寄って、もう1本お借りしました
。内部は木造そのままで、展示物も多くあります。
展示をゆっくりと見つつ、急な階段を何層か登っていくと、ようやく最上層にやってきました。

高知市街の展望です。
土佐藩の藩校、「致道館」跡。

吉田東洋によって設立された文武館に始まり、後に致道館と改称されました。今は武道館として、体育館やプールも併設されています。練習に行くのでしょうか、スポーツウェアを着た子供たちが出入りしていました。
さらにテクテクと歩いて、やってきたのは「坂本龍馬生誕地」。
跡地は病院になっているようです。

歩道には、ご覧のようにベンチで一休みできるようになっています。
頻繁に観光客が訪れて、みんなここで写真を撮っていました。
生誕地から、1本道をそれると、「龍馬のうまれたまち記念館」がありました。

中に入ります。建物はまだ新しく、中は冷房が効いていて、暑い中を歩き回ってきた私にとっては気持ちいいことこの上ありません。
龍馬の足跡から、幕末の動乱期をわかりやすく展示していて、見ごたえもあります。
涼しくて居心地が良いのも手伝って、けっこうな時間、ここで見学していました。日本史は好きですが、どちらかというと戦国時代の方に興味があって幕末はそこまで興味がわかなかった私、去年の会津若松、それに今年のこの高知と、幕末の大きな舞台となった地を訪れたことで、興味を持つことができました。特に、会津と土佐は幕末、それぞれ異なる立場にあっただけに、その側面の違いが興味深かったです。
ようやく汗もひいたところで
、記念館を出て市電で帯屋町へ。
帯屋町壱番街のアーケード。
全国チェーンの飲食店やお店に混じって、土佐の郷土料理を出すお店が目に入ります。
あと、一本道をそれると、こんどは一杯飲める居酒屋やスナックなどの飲食店街がズラリと広がっていました。高知の人達はお酒が強い、と聞きますが、この飲食店街を見ると、それも納得できます。
朝から歩き始めて、すでに時刻はお昼過ぎ。ということで、ここで昼食。
郷土料理の中の1つのお店に入ります。

どうせなら最後までカツオづくしで・・・ということでここでもたたき定食

こちらでは、たたきに必ず生ニンニクが添えられています。私の地元では香りつけとしてはしょうゆ味のたれと生姜しかつけず、ニンニクはあまり見ません。私にとっては珍しいです。
車に戻り、ここからは桂浜へ。

お馴染み、桂浜の坂本龍馬像。

桂浜。
海の向こうには何もありません。水平線がただ伸びているだけです。
水平線の向こうに思いを馳せた龍馬の気持ちが、少しだけわかるような気がしました。
桂浜から、そのまま高知を後にします。
いよいよ、これから帰路につくことになるのですが、まだまだお話は(その5)まで続きます。
Posted at 2011/08/19 10:25:46
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