kumayuさん
2022/05/01
【2022年春 遠征記その3】阿波池田散歩
その2 からの続きです。
徳島から2時間20分、阿波池田に到着します。
香川、愛媛県に接し、土佐高知への途上にある池田の町は、かつてはたばこをはじめとする物流の集積地や、高松、徳島と高知を結ぶ交通の要衝として栄えました。
また、甲子園を湧かせた高校野球の名門、池田高校もこちら、ですね。
徳島線の列車を降りた乗客は、乗り換える人と駅を出る人が半々くらいです。
「久しぶり~!」という声も聞こえて…連休ですね。
早速に観光案内所で市街地の地図をいただき、散策開始。乗換えの列車まで40分あまりの小散策です。

駅前は大きなアーケードがお出迎え。ところどころ、新しいカフェや和菓子屋さん、ホテルなどが並んでいます。
アーケード通りをぬけた先が「うだつのある家並み」。



白壁に白い路地…白の一体感がある街並みです。


元は「たばこ屋さん」でしょうか。旧いガラスケースに「たばこ」の文字がありました。昔はよくありましたね、このようなタバコ屋さんが…。

こちらは酒屋さんでしょう。建物もですが、看板も良いです。

うだつのある街並みから、道を変えて駅に戻ります。こちらは商店街でしょうか。

この道の先に、池田高校があります。
ところで、信号の横の交差点名、ちょっと見にくいのですが「池田町マチ」とあります。
私も後で気が付いたのですが、他にも「池田町シンマチ」「池田町ウヱノ」など、正式な住所表記の地名がカタカナとなっているところが多く、阿波池田駅の所在地は「三好市池田町サラダ」なのだそうです。
これだけカタカナの地名が集まっているのは非常に珍しく、なぜそうなったか調べてみると、明治時代に、当時の最新だったカタカナ表記を取り入れたからだそうです。
ちなみに「サラダ」は料理のサラダではなく、「更田」という地名から来ている、とのこと。
こうして街歩きをしていると、その街のことをあとで調べたりして、良い勉強になります。
列車の発車時刻が迫ってきました。駅に戻ります。

阿波池田駅。少し大きな山あいの駅、という雰囲気で、跨線橋やホームの柱、屋根に、とても懐かしさを覚えます。
「キハ58」などの国鉄急行色のディーゼルカーや、蒸気機関車が入ってくるととても似合いそう。ずっと佇んでいたい駅です。
ほどなくして、ホームに列車到着を知らせるメロディーが流れます。他ではあまり聞くことの無いメロディーだな、と思ってこれも後で調べたら、池田高校の校歌だそうです。それも、導入されたのは先月から、とのこと。

メロディーとともに、私が乗る岡山行き特急「南風」が線路の向こうから姿を現して、ゆっくりとホームに入線。

乗り込んで座席に腰を落ち着かせると、反対側から高知行きの「南風」もやってきました。こちらは、アンパンマンのデザインです。
いよいよ、帰路につきます。岡山まで乗り込んだ後は、行きと同じルートで、ほぼ在来線を乗り継ぐのみ。
阿波池田駅を出発した特急「南風」は、さきほどの徳島線が最後まで越えなかった吉野川を一気に越え、徳島・香川県境の長い猪鼻トンネルを抜けると讃岐平野を疾走。昨日降り立ったばかりの丸亀を過ぎて瀬戸大橋を渡ります。

帰りの瀬戸大橋からの風景。
やはり、四国の旅の締めはこの風景になってしまいます。
ということで、東半分だけしか回れなかった四国鉄道旅でしたが、天気にも恵まれ、非常に楽しい旅となりました。
徳島から2時間20分、阿波池田に到着します。
香川、愛媛県に接し、土佐高知への途上にある池田の町は、かつてはたばこをはじめとする物流の集積地や、高松、徳島と高知を結ぶ交通の要衝として栄えました。
また、甲子園を湧かせた高校野球の名門、池田高校もこちら、ですね。
徳島線の列車を降りた乗客は、乗り換える人と駅を出る人が半々くらいです。
「久しぶり~!」という声も聞こえて…連休ですね。
早速に観光案内所で市街地の地図をいただき、散策開始。乗換えの列車まで40分あまりの小散策です。

駅前は大きなアーケードがお出迎え。ところどころ、新しいカフェや和菓子屋さん、ホテルなどが並んでいます。
アーケード通りをぬけた先が「うだつのある家並み」。



白壁に白い路地…白の一体感がある街並みです。


元は「たばこ屋さん」でしょうか。旧いガラスケースに「たばこ」の文字がありました。昔はよくありましたね、このようなタバコ屋さんが…。

こちらは酒屋さんでしょう。建物もですが、看板も良いです。

うだつのある街並みから、道を変えて駅に戻ります。こちらは商店街でしょうか。

この道の先に、池田高校があります。
ところで、信号の横の交差点名、ちょっと見にくいのですが「池田町マチ」とあります。
私も後で気が付いたのですが、他にも「池田町シンマチ」「池田町ウヱノ」など、正式な住所表記の地名がカタカナとなっているところが多く、阿波池田駅の所在地は「三好市池田町サラダ」なのだそうです。
これだけカタカナの地名が集まっているのは非常に珍しく、なぜそうなったか調べてみると、明治時代に、当時の最新だったカタカナ表記を取り入れたからだそうです。
ちなみに「サラダ」は料理のサラダではなく、「更田」という地名から来ている、とのこと。
こうして街歩きをしていると、その街のことをあとで調べたりして、良い勉強になります。
列車の発車時刻が迫ってきました。駅に戻ります。

阿波池田駅。少し大きな山あいの駅、という雰囲気で、跨線橋やホームの柱、屋根に、とても懐かしさを覚えます。
「キハ58」などの国鉄急行色のディーゼルカーや、蒸気機関車が入ってくるととても似合いそう。ずっと佇んでいたい駅です。
ほどなくして、ホームに列車到着を知らせるメロディーが流れます。他ではあまり聞くことの無いメロディーだな、と思ってこれも後で調べたら、池田高校の校歌だそうです。それも、導入されたのは先月から、とのこと。

メロディーとともに、私が乗る岡山行き特急「南風」が線路の向こうから姿を現して、ゆっくりとホームに入線。

乗り込んで座席に腰を落ち着かせると、反対側から高知行きの「南風」もやってきました。こちらは、アンパンマンのデザインです。
いよいよ、帰路につきます。岡山まで乗り込んだ後は、行きと同じルートで、ほぼ在来線を乗り継ぐのみ。
阿波池田駅を出発した特急「南風」は、さきほどの徳島線が最後まで越えなかった吉野川を一気に越え、徳島・香川県境の長い猪鼻トンネルを抜けると讃岐平野を疾走。昨日降り立ったばかりの丸亀を過ぎて瀬戸大橋を渡ります。

帰りの瀬戸大橋からの風景。
やはり、四国の旅の締めはこの風景になってしまいます。
ということで、東半分だけしか回れなかった四国鉄道旅でしたが、天気にも恵まれ、非常に楽しい旅となりました。
Posted at 2022/05/07 20:33:16
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