kumayuさん
2019/12/29
【2019年冬 遠征記その4】柳川散歩と久留米ラーメン
その3 からの続きです。
12月29日、遠征3日目の朝、この日も鹿児島市内の宿で気持ちよく目が覚めます。
朝食後すぐにチェックアウト。朝の清々しい街の空気をいっぱいに吸い込みながら鹿児島中央駅に向かいます。

朝の鹿児島中央駅。

駅前では、すでに年越しそばの販売所も。注目したのは、「年越し黒豚そば」。ちょっと、興味があります。
実は、最初の予定では、朝すぐに鹿児島を発つつもりでした。しかし、前日に鹿児島市内を巡っているともう少しだけ市内に滞在したくなり、前夜から色々と予定の変更策を検討していたのです。
しかし、出した結論は、この後の行程を考えて、当初の予定通りでいくことに。
まあ、これで次回訪問する理由もできた、というものです。
短い滞在で名残惜しいのですが、新幹線ホームに向かいます。

「さくら」に乗り込み…

熊本で在来線に乗り換えて、再び大牟田に。ここですぐに西鉄に乗り換えて…

降り立ったのは、西鉄柳川駅。水路が市内を縦横に走る「水郷」として有名な街です。
柳川の街は、30年以上前に一度訪れた事があります。しかし、その時のことは、川下りの遊覧船に乗っている写真があったことからわかるだけで、実は記憶としてはほとんどなく、今回、改めて訪れる事にした次第です。
これまで訪れた、栃木や佐原など、水路が走る街は好きな私。駅でマップをいただいて街歩きを始めます。
柳川藩の城下町としての歴史を持ち、詩人北原白秋の出身地でもある柳川の街。
大きな川にはさまれ、そこから分流している掘割沿いに歩きます。

そんな掘割沿いを歩きます。水路沿いの道に良く似合うのはやはり、柳並木です。

遊覧船がゆったりと行き交っています。今の時期は「こたつ舟」。その名の通り、こたつ付きの遊覧船が楽しめるそうです。

遊覧船は直角に曲がり、幅の狭い水路へと消えていきました。途中、橋の下もくぐったりして、見ている方がスリリングです。

「水辺の散歩道」を歩きます。
このあたりは観光客の姿も少なく、たいへん静かです。
そこまで寒さも感じません。そんな中を歩みを進めて行きます。

柳川観光の中心部付近にやってきました。「立花邸」に到着します。柳川藩主の立花氏の邸宅があったところです。写真は明治時代の洋風建築「西洋館」。
このあたりから観光客の姿も多くなってきました。同時に、川下り遊覧船の乗り場も各所にあり、観光バスが発着していて一気に賑やかになってきました。

こたつがセットされている遊覧船です。

水天宮。



水郷の街らしく、うなぎ屋さんを多く見かけます。美味しそうな良い香りがあちこちからしてきます。

こちらは、遊覧船の乗客用の売店になります。ここで飲み物やお酒などを買って、こたつ舟でゆっくりとするのも乙ですね。
久しぶりに訪れた柳川の街でしたが、水辺の道と歴史ある街の散策は楽しくすごすことができました。
滞在予定時間が少なくなってきました。ここから少し急ぎ足で駅に戻ります。この日は、夜の予定がありますので(これに遅れると帰れない(笑))、スケジュールもタイトになってきています。
西鉄電車に乗り込み、次に降りるは、

西鉄久留米駅。
久留米市は福岡、北九州に次ぐ福岡県第3の都市です。
行きにJR久留米駅で乗り換えたのですが、JRの駅と西鉄の駅とでは数㎞離れています。

駅前を少しだけ散策。アーケード街もにぎやかです。
時間はちょうどお昼時、ということで久留米といえば、濃厚な豚骨スープで有名な「久留米ラーメン」でしょう。
電車内でのスマホのリサーチと、駅にあった広告の「久留米の味」といううたい文句に惹かれて選んだお店がこちらの

「大砲ラーメン」さん。
駅から歩くこと約10分、お店に近づくと、豚骨スープの独特の香りを感じるようになります。到着すると入店待ちの人がわんさか…です。
いつもなら、これだけの行列を見ると諦めて店を後にするのですが、今回は、さきほどの柳川をかなり歩いたことによる足の疲れの上に、また空腹のまま来た道を戻る気になれなかったこともあり、そのまま名前を書いて待つことに。ちなみに前にはすでに20数組の名前が…まあ、ラーメンだからある程度は回転も速いでしょう、と空いていたベンチに腰掛けます。
お店の方で待ち客の為に温かいお茶のサービスもしてくれていますので、それをすすりながら待つこと約45分、お店に案内されました。
頼んだのは、「食べ比べセット」。お店の創業当時のスープの復刻版のものと、現在の定番のスープの両方が食べ比べられる、というもの。どちらも、久留米ラーメンならではの、継ぎ足して作られる「呼び戻しスープ」を使用しています。これに、「チャーシューおにぎり」を付けて。

左が定番のラーメン、右が昔ラーメン。サイズはどちらもハーフサイズです。
早速にいただきます。確かに味の違いはありますが、どちらも豚骨のコクと旨味が十分に出ていて、それに中細の麺も相まって美味しい。
左の定番のラーメンは、昔ラーメンに比べて若干のクセがある感じなのですが、それがより独特の魅力も感じて、あくまで私個人の好みとしては左側の定番のラーメンの方かな、という感想でした。
しかし、どちらもこれだけ並んででも食べる価値はある、と思います。また、チャーシューおにぎりもこのラーメンによく合います。おにぎりと一緒にスープを一口すすると、口の中でおにぎりのチャーシューとラーメンスープが見事に合わさって新しい旨味が誕生する、という感じでしょうか。
これでお腹も満足。駅に向かいます。
もう少し、街歩きなどをしてゆっくりしたかったのですが、お店の待ち時間もあって予定よりも若干遅れ気味ですので、やむを得ず、西鉄電車に乗り込んだのでした。
その5 につづきます。
12月29日、遠征3日目の朝、この日も鹿児島市内の宿で気持ちよく目が覚めます。
朝食後すぐにチェックアウト。朝の清々しい街の空気をいっぱいに吸い込みながら鹿児島中央駅に向かいます。

朝の鹿児島中央駅。

駅前では、すでに年越しそばの販売所も。注目したのは、「年越し黒豚そば」。ちょっと、興味があります。
実は、最初の予定では、朝すぐに鹿児島を発つつもりでした。しかし、前日に鹿児島市内を巡っているともう少しだけ市内に滞在したくなり、前夜から色々と予定の変更策を検討していたのです。
しかし、出した結論は、この後の行程を考えて、当初の予定通りでいくことに。
まあ、これで次回訪問する理由もできた、というものです。
短い滞在で名残惜しいのですが、新幹線ホームに向かいます。

「さくら」に乗り込み…

熊本で在来線に乗り換えて、再び大牟田に。ここですぐに西鉄に乗り換えて…

降り立ったのは、西鉄柳川駅。水路が市内を縦横に走る「水郷」として有名な街です。
柳川の街は、30年以上前に一度訪れた事があります。しかし、その時のことは、川下りの遊覧船に乗っている写真があったことからわかるだけで、実は記憶としてはほとんどなく、今回、改めて訪れる事にした次第です。
これまで訪れた、栃木や佐原など、水路が走る街は好きな私。駅でマップをいただいて街歩きを始めます。
柳川藩の城下町としての歴史を持ち、詩人北原白秋の出身地でもある柳川の街。
大きな川にはさまれ、そこから分流している掘割沿いに歩きます。

そんな掘割沿いを歩きます。水路沿いの道に良く似合うのはやはり、柳並木です。

遊覧船がゆったりと行き交っています。今の時期は「こたつ舟」。その名の通り、こたつ付きの遊覧船が楽しめるそうです。

遊覧船は直角に曲がり、幅の狭い水路へと消えていきました。途中、橋の下もくぐったりして、見ている方がスリリングです。

「水辺の散歩道」を歩きます。
このあたりは観光客の姿も少なく、たいへん静かです。
そこまで寒さも感じません。そんな中を歩みを進めて行きます。

柳川観光の中心部付近にやってきました。「立花邸」に到着します。柳川藩主の立花氏の邸宅があったところです。写真は明治時代の洋風建築「西洋館」。
このあたりから観光客の姿も多くなってきました。同時に、川下り遊覧船の乗り場も各所にあり、観光バスが発着していて一気に賑やかになってきました。

こたつがセットされている遊覧船です。

水天宮。



水郷の街らしく、うなぎ屋さんを多く見かけます。美味しそうな良い香りがあちこちからしてきます。

こちらは、遊覧船の乗客用の売店になります。ここで飲み物やお酒などを買って、こたつ舟でゆっくりとするのも乙ですね。
久しぶりに訪れた柳川の街でしたが、水辺の道と歴史ある街の散策は楽しくすごすことができました。
滞在予定時間が少なくなってきました。ここから少し急ぎ足で駅に戻ります。この日は、夜の予定がありますので(これに遅れると帰れない(笑))、スケジュールもタイトになってきています。
西鉄電車に乗り込み、次に降りるは、

西鉄久留米駅。
久留米市は福岡、北九州に次ぐ福岡県第3の都市です。
行きにJR久留米駅で乗り換えたのですが、JRの駅と西鉄の駅とでは数㎞離れています。

駅前を少しだけ散策。アーケード街もにぎやかです。
時間はちょうどお昼時、ということで久留米といえば、濃厚な豚骨スープで有名な「久留米ラーメン」でしょう。
電車内でのスマホのリサーチと、駅にあった広告の「久留米の味」といううたい文句に惹かれて選んだお店がこちらの

「大砲ラーメン」さん。
駅から歩くこと約10分、お店に近づくと、豚骨スープの独特の香りを感じるようになります。到着すると入店待ちの人がわんさか…です。
いつもなら、これだけの行列を見ると諦めて店を後にするのですが、今回は、さきほどの柳川をかなり歩いたことによる足の疲れの上に、また空腹のまま来た道を戻る気になれなかったこともあり、そのまま名前を書いて待つことに。ちなみに前にはすでに20数組の名前が…まあ、ラーメンだからある程度は回転も速いでしょう、と空いていたベンチに腰掛けます。
お店の方で待ち客の為に温かいお茶のサービスもしてくれていますので、それをすすりながら待つこと約45分、お店に案内されました。
頼んだのは、「食べ比べセット」。お店の創業当時のスープの復刻版のものと、現在の定番のスープの両方が食べ比べられる、というもの。どちらも、久留米ラーメンならではの、継ぎ足して作られる「呼び戻しスープ」を使用しています。これに、「チャーシューおにぎり」を付けて。

左が定番のラーメン、右が昔ラーメン。サイズはどちらもハーフサイズです。
早速にいただきます。確かに味の違いはありますが、どちらも豚骨のコクと旨味が十分に出ていて、それに中細の麺も相まって美味しい。
左の定番のラーメンは、昔ラーメンに比べて若干のクセがある感じなのですが、それがより独特の魅力も感じて、あくまで私個人の好みとしては左側の定番のラーメンの方かな、という感想でした。
しかし、どちらもこれだけ並んででも食べる価値はある、と思います。また、チャーシューおにぎりもこのラーメンによく合います。おにぎりと一緒にスープを一口すすると、口の中でおにぎりのチャーシューとラーメンスープが見事に合わさって新しい旨味が誕生する、という感じでしょうか。
これでお腹も満足。駅に向かいます。
もう少し、街歩きなどをしてゆっくりしたかったのですが、お店の待ち時間もあって予定よりも若干遅れ気味ですので、やむを得ず、西鉄電車に乗り込んだのでした。
その5 につづきます。
Posted at 2020/01/03 15:43:21
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