kumayuさん
2022/12/30
【2022年冬 遠征記その3】伊万里散歩
その2 からの続きです。
有田駅のホームに、伊万里行の松浦鉄道のレールバスがやってきました。

列車、というよりはレールバスになりますが、旧JR松浦線が第三セクター松浦鉄道(MR)となり、ここ有田駅から伊万里、松浦、平戸口(たびら平戸口)を経て佐世保に至る、日本最西端を走る鉄道になります。
その4 に続きます。
有田駅のホームに、伊万里行の松浦鉄道のレールバスがやってきました。

列車、というよりはレールバスになりますが、旧JR松浦線が第三セクター松浦鉄道(MR)となり、ここ有田駅から伊万里、松浦、平戸口(たびら平戸口)を経て佐世保に至る、日本最西端を走る鉄道になります。
しばらくすると佐賀方面からの特急がやってきて、パラパラと乗り換え客がやってきます。

伊万里駅では、頭端式のホームに、今乗ってきた車両、これから有田へ向かう車両、そしてこの先、佐世保に向かう、3両のレールバスが勢揃い。

駅前の通りでは、「古伊万里美人像」の磁器がお出迎え。
このように、街のあちこちに磁器を見ることができます。

まず一つ目が、「相生橋」。夫婦、恋人同士で渡るとずっと仲良くなる、とのことですが…あいにくと今回は1人旅。

相生橋から伊万里川沿いに続く「あいあい通り」。

「延命橋」。その名の通り、長生きできると言われています。

3つ目の橋、「幸橋」と、橋のたもとにある「伊萬里神社」

駅に戻ります。道を挟んで、向かって左手がJR伊万里駅、右手が松浦鉄道の伊万里駅。
ここからは、JR筑肥線、唐津行に乗車します。
私を含めた旅行客と地元客、半々くらいでしょうか、といっても座席の半分ほどの埋まり具合です。私は進行方向右側の1人用座席に座り、車窓を眺めることに。
定刻、ディーゼル音を震わせながら発車。
ワンマン車なので車内放送は自動放送ですが、かなり詳しい沿線案内もしてくれます。
まるで観光バスにでも乗っているかのような、「車窓左手(右手)をご覧ください」から始まり、旧有田町の役場の場所から、かつて有田町を舞台に開催された「世界 炎の博覧会」の跡地の案内などを案内してもらえます。
おかげで沿線のことが少しだけ、詳しくなりました。
有田駅から約25分で、伊万里駅に到着。

伊万里駅では、頭端式のホームに、今乗ってきた車両、これから有田へ向かう車両、そしてこの先、佐世保に向かう、3両のレールバスが勢揃い。
ここから日本最西端の駅、「たびら平戸口」を経由して佐世保まで向かうレールバスはちょうど良い乗り継ぎ時間で発車します。こちらにそのまま乗って行って…と一瞬心が揺らぎますが、ここは予定通り伊万里駅で下車。
伊万里市もまた、「伊万里焼」でも知られる焼き物の街です。
ところで、「有田焼」と「伊万里焼」、どう違うのでしょう?
帰宅後に色々と調べてみたのですが、かつて、有田町で生産された「有田焼」が、ここ伊万里の港から海外に輸出されたことから海外などでは積み出し地の場所をとって「伊万里焼」と呼ばれるようになった、とのこと。
ただ、今はそれぞれの生産地によって呼び方が分かれている、とか。
あとは、流通経路の違いで、有田から陸路で運ばれたものはそのまま「有田焼」と呼ばれ、海路で運ばれた有田焼は、同じく伊万里で生産され、海路で運ばれた「伊万里焼」と混同されて呼ばれている、ということもあるようで、調べて見ると色々と面白いです。
こうして、旅に出ると関連することを後で調べたりするので、いろいろと勉強になります(笑) ちなみに陶器と磁器の違いも知ることができました。有田焼は「磁器」で、信楽焼や備前焼などは「陶器」です。いかに私が不勉強だったか、よくわかりました。

駅前の通りでは、「古伊万里美人像」の磁器がお出迎え。
このように、街のあちこちに磁器を見ることができます。
時刻はお昼前、ということで、ここで昼食にします。
このあたりの名物は? ということで前もってリサーチしておいたお店へ。
いただいたのは・・・

地元、伊万里牛を使ったハンバーグプレートランチ♪

地元、伊万里牛を使ったハンバーグプレートランチ♪
ハンバーグを一口…肉汁が口いっぱいに広がり、そのあとにフワフワのパティから、お肉の旨味が広がってきます。
普段食べるハンバーグとは別物の、フワッと柔らかい触感に上質なお肉の旨さがにじみ出る、とても美味しいハンバーグでした。

飲みかけですみませんが食後のコーヒー。

飲みかけですみませんが食後のコーヒー。
カップは伊万里焼かどうか私にはわからなかったのですが、柄も良くて手にした感じも重厚、いつもコーヒーは一口飲んだ後に砂糖を入れるのですが、ここでは砂糖無しのまま、美味しくいただくことができました。
お腹も満足して、いざ散策開始。

こちらの並んでいる蔵造りの建物は「伊万里市陶器商家資料館」「海のシルクロード館」。
お腹も満足して、いざ散策開始。

こちらの並んでいる蔵造りの建物は「伊万里市陶器商家資料館」「海のシルクロード館」。
案内図を見ていると、市内には全部渡ると幸せになる3つの橋があるそうです。
これはぜひ、渡らねば!

まず一つ目が、「相生橋」。夫婦、恋人同士で渡るとずっと仲良くなる、とのことですが…あいにくと今回は1人旅。

相生橋から伊万里川沿いに続く「あいあい通り」。
かつては、有田焼、伊万里焼の積み出し港として発展した伊万里の街の風景を描いた板がはめ込まれています。
写真の先、伊万里川が有田川に合流する地点あたりが海からの入り江になっていて、ここから国内、さらには世界に磁器が出荷されていきました。

「延命橋」。その名の通り、長生きできると言われています。

3つ目の橋、「幸橋」と、橋のたもとにある「伊萬里神社」
欄干の磁器像は「夫婦鶏像」。
さきほど歩いた有田の街は、お店の中にギャラリーのように並ぶ磁器を楽しみましたが、伊万里の街は、市内随所に様々な磁器が置かれていて、街の風景の中で楽しませてくれます。

駅に戻ります。道を挟んで、向かって左手がJR伊万里駅、右手が松浦鉄道の伊万里駅。
ここからは、JR筑肥線、唐津行に乗車します。
伊万里駅発のJR筑肥線は本数が少なく、日に9本。昼間は2~3時間に1本しかありません。必然的に、この日の行程は伊万里からの出発時間を中心に組み立てることになりました。
ちなみに、上記写真にある駅と駅との間にはバス停もあり、ここから唐津や福岡方面のバスが多く出ていて、バスを待つらしき人達も何人か並んでいました。
バスだと伊万里から博多まで2時間弱で到達できて、JR筑肥線経由より早いようですので、一般的にはこちらの方が便利なのでしょうか。
駅に到着。ほどなくして、唐津からの折り返し列車、というよりはこちらもレールバス、が到着しました。

折り返し発車まで30分ほどあるのですが、そのままのんびりと待ちます。

折り返し発車まで30分ほどあるのですが、そのままのんびりと待ちます。
待っている間に車内は少しずつ乗客が増えて、発車するころにはちょうどボックス席に1組の埋まり具合になりました。
定刻に、伊万里の駅をゆっくりと発車します。
市街地を抜けると、田畑が広がり、その向こうには朝も見た背振山地を再び車窓右手に見ることができます。今日はこの背振山地の周囲をグルっと迂回するようなルートです。
途中の無人駅に停まるたびに、1組、2組の乗客が降りて、同じくらいの乗客が乗り込んできます。ですので、判で押したかのように車内の乗客数は常に一定です。
しかし、いつも本数の少ない路線に乗って思うのですが、うまい具合に皆さん、鉄道を利用されているのですね。
夏の鉄旅でもあった、列車の窓ガラスに木々の枝が当たる音も時折聞こえてきます。
夏の時は枝に葉が茂っているので「バサバサッ」という音でしたが、冬の今は枝がそのまま当たるので「バチン!」という鋭い音になっていました。
そんな中を走ること約50分、右手に佐賀からやって来る唐津線の線路が並走し、高架になって市街地が広がるようになった頃、唐津駅に到着しました。
その4 に続きます。
Posted at 2023/01/04 08:28:27
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