今までソーラー充電と走行充電を手動切替していたのですが、この自動化と停車時のメインバッテリー補完充電するための回路改善作業が完了しましたので、簡単に報告させていただきます。

ソーラーと走行の充電自動切替の仕組みは、とても単純な回路で実現できてしまいました。

大昔、電気基礎で学習したキルヒホッフの法則と電流逆流防止対策するだけだ実現できました。
ここでは難しい理論は省きますが、電圧の高い所から低い所に流れる電気の基本的な特性と電流の流れる方向を一方向に制限するためにショットキーバリアダイオードを用いています。

この仕組みは賛否両論あると思いますが、電流/電圧の動作結果が発売している製品の仕様と似た動きをしているため結果オーライ、自己責任&自己満足ということで。

エンジン停止状態でソーラーパネルへ毛布を被せると充電電圧が13.1Vまで低下してしまいました。
充電電流無いはずなので、この値は電池電圧です。

ちなみに、手動切替で利用していた上部のトグルスイッチは万が一のトラブル時に自動車側メイン回路と切り離しするために残しておきました。

エンジン始動したら、14.8Vになりましたので適切な充電電圧で充電しています。
この時、チャーコンの入力電圧をテスターで確認したら16.6Vでした。
電圧調整可能な昇圧式DC-DCコンバーターへ交換しましたので、今後様子見ながら最適な値へ調整していきます。

今回、この回路を組むに当たり、事前に色々と調査した結果、ソーラーと走行充電を併用可能で、且つ充電電圧調整可能な製品は国産では存在せず、RENOGY DCC50Sしか見つかりませんでした。
DCC50Sを初めから知っていれば\23,000なのでこちらを購入していましたが、RENOGYのMPPTチャーコン所有していたため、敢えてチャレンジしました。結果、必要最低部材だけでも約\18,000掛かりましたので、これから回路組む人はDCC50Sを購入したほうがリスク無く確実です。

<https://renogy.jp/50a-dc-dc-on-board-battery-charger-with-mppt-charge-controller/>

【その後の回路変更記事】
2020/5/30 ソーラー発電&サブバッテリー初期構築～メインバッテリー自動連係まで
https://minkara.carview.co.jp/summary/12921/

2020/5/4 ソーラー走行充電自動切替回路動作確認
https://minkara.carview.co.jp/summary/12921/56315/

2021/4/25 サブバッテリー & ポータブル電源併用回路変更作業
https://minkara.carview.co.jp/userid/2990209/car/2602080/6336826/note.aspx