徳小寺 無恒さん
2006/07/09
三菱 自動車「 i 」に恋!?
ブログ仲間のみやこしさんが、三菱レンタカーの「 i 」のキャンペーン に応募して、24時間乗れるので、ぜひ乗ってみましょう・・・という願ってもないお誘いを頂いたので、早速我が家まで来て頂き、高速を含めた約百数十キロの 大試乗会 を華々しく行った。
営業所に行って数キロの試乗はいくらでもできるが、殆ど一日、それも考えられる色々なシュチエーションの中、新しく出た三菱「 i 」に接してみると、意外な発見をたくさんすることになった。
まずは我が家から国道16号線を出て高速道路に至る区間は、みやこしさんがスティアリングを握り、僕は助手席の後ろのリヤシートにドッカ!と腰を下ろして見ることにした。
最初は、シートバックの角度も良く、何よりも、小ぶりなのにヘッドレストの形状や位置が適切で、すごく収まりが良いことに上機嫌だったのだが。。。
距離が進むに従って、ふくらはぎは痛くなるは、コーナリングの度に、リヤシートいっぱい右に左に吹っ飛ばされるハメになって苦痛この上なくなって早く降りたくなってしまったのだ。

まずは上の画像を見て欲しい・・・
とにかくフロアーがデコボコで、足の置き場に困るのだ!!
パッセンジャーシートの下は、フエールタンクの出っ張りがあるのだが、その出っ張りが一様でなく、シートの中央から車体の外側数十センチのところでバキリと折れ曲がって段差ができてしまっているのだ。
そうなると乗っている人間の意志に反して、自然に足先は車体外側へ、あたかもしとやかな女性の様に斜めに足を投げ出す格好になってしまうのだ。
それを嫌って、シート下から足を引くと、今度はセンター部の盛り上がりが、これまた中途半端な位置まであって、またまた足を斜めに投げ出さないといけなくなってしまったのだ。
人間、意図しない格好を強制されると、意外に疲れるものだし、無理な姿勢を続けると今度は、どこかの筋肉が悲鳴を上げて痛くなってしまうものなのだ・・・
勢い、斜めに足を投げ出す姿勢を嫌って、身体もシート上で斜めに座るハメになるのだが、平坦な道ではそんな 不躾な格好 も良いのだが、ちょっと元気に交差点などを曲がると、遠心力で身体が大きく、右に左に動いてしまうのだ !
そんな時にルーフには普通 アシストグリップ なんていう取っ手が付いているモンだが、何を三菱は血迷ったのか、それが付いていないのだ!!
そうなるとまずはドアのアームレストにある、ドアの開閉につかう凹っみを掴もうとするが、位置が低くて実際には使いモンにならない・・・
身体を支える為に、パッセンジャーシートに掴まったり、ひじをシート上に立てて身体を支える事になるのだが。。。。これって疲れるんですよねぇ。。
さらに常に路面の凹凸をひらってサスペンションが、ヒョコヒョコと上下左右に身体を揺さぶるモンだから、常に身体が動いてしまう・・・まったく心身共に走行距離が伸びるに従って疲れが溜まってきてとても座れたシロモンじゃないっていう感じへと・・・
途中でクルマを降り、ようやくパッセンジャーシートへ交代となって、ドアを開けたんですがね、今度はドアのオープニングの形状が悪くてシートから地面に足を降ろすのも一苦労。

まぁ、これは現代の日本人よりも足の短い徳小寺 無恒であるという事を差し引かないといけないんですが、それにしても、お年寄りや子供の乗り降りには大いに問題アリなんじゃないでしょうかねぇ?????
という事で始まった、三菱「 i 」の試乗記なんですが、のっけからリヤシートの居住性の酷さに目が点になり、行く先が思いやられる気がし始めたのですが・・・さてさてどうなるか??
今度はパッセンジャーシートに乗ってのインプレと相成った訳です・・・・
つづく・・
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Posted at 2006/07/10 11:04:26
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