真夏の大爆発
-
それはA4クンの後を追うような姿でした。 バイエルンの兄・A4クンのピンチヒッター初日。 家内通勤用としてお出掛けし、偶然帰宅時にガレージ前で一服していた私は恐ろしい光景を目の当たりにします。 それはまるで重症の賢兄に共鳴するがごとく 「私も一緒にアチラへ連れてって」と宣言しているような コンコンコンと咳込むような音と共に 大量の吐血、いや下血(オイル漏れ)。 ガレージ前で発症したのは、まさにA4クンと一緒でした。出典:夕焼けスライダーさん
-
原因は何だろうと考察の時間です。いえ、ネット情報漁りです(笑 がしかし、一向にそれといった情報が上がっていません。 あれだけ大量な下血は、ひょっとしてシリンダーブロックの破損⁉ いやいや、それならラジエター液も混ざっているハズです。 ヘッドカバーのパッキンは換えたばかりだし、何よりこれほど一気に漏れるとは考えにくい。 フィルターケースとVANOSホースの漏れは2年半前に修理済みだし全く見当がつきません。 とりあえず翌日の昼間に仔細に観察するとPCVバルブが濡れています。 またPCVバルブの真下やVANOSホースの下(フィルターケースの後ろ)にもかなりの量が溜まっています。 ・・・・コレか⁉出典:夕焼けスライダーさん
-
大切な事なので、まず最初に言います。 PCVバルブユニット、ホース類にアクセスするには インマニを外すのが一般的です‼ なぜならユニット自体、インマニの裏に取り付けられていて 普通では手が入らない入り組んだ場所にあるからです。 ・・・・やり終えた今、判りました(笑 ここでおさらいしてみましょう。 偶然にも快調な頃のマダームのエンジンルームの写真が残っていましたのでパーツ配置を透かしてみると PCVバルブユニット、ホース類はこの位置です。 インマニに隠れて8割方は見えません。。。 オイルレベルゲージに繋がるドレンホース以外は注文済みですが 無傷で取り出せれば予備としてストックできます。 なにしろBMWのカプラーは、ワンタッチ着脱で定評があります♪出典:夕焼けスライダーさん
-
前日に取り外したスロットルとアイドラコントロールバルブです。 いまさらながらPCVバルブをPVCバルブと書き間違っていた事に気づきました。完全に疲れております、後で直しておこう(笑 さてPCVバルブ周辺が固着で外れない時はこんな感じで、取り外した各部品を並行して掃除しています。 ココで気分をサッパリさせて再チャレしないと、うんざりして作業が進みません。出典:夕焼けスライダーさん
-
さぁ、のっぴきならない状況に陥ってきました。 漏れの原因はいったいどこにあるのでしょう。 ヘッドカバー➡問題なし PCV周辺➡問題なし オイルパン➡常時濡れてて不明 エンジンシリンダケース➡一部常時濡れてて不明(PVCバルブの真下やVANOSホースの下) フィルターケース➡2年半前パッキン交換済み(もしかしたら割れてる⁉軽い疑い) VANOSホース➡2年半前交換済み(もしかしたら漏れてる⁉軽い疑い) コンコンという音に至っては皆目見当がつきません。 いずれにしても大掛かりな回復手術必至の要因か。。。 新潟だとDラーでしか出来ない(技術が不安かつ高額)と噂に聞くVANOS内部の損傷でない事を祈るのみです。 写真は前日にやらかした、落として行方不明になっていたボルトをサルベージした時のものです(汗出典:夕焼けスライダーさん
-
外したケースのパッキンを見てみましょう。 ・・・・痩せてますね。。。 かろうじてケース断面より凸っている部分もあるものの、全体としては終わっています。。。 2年半とは短い生涯でした。出典:夕焼けスライダーさん
-
みんカラのストリームラインを埋め尽くしてお騒がせしてスイマセン。 もうすぐフィナーレです(汗 ということで、パワステポンプを交換してみる事にしました。 果たしてパワステポンプの交換なんて 素人整備で出来るのか? 確かパワステオイルも全抜きだと面倒なので、継ぎ足し製法よろしく 浚ってお終いにしたハズです。 でも今回の整備でだいぶ度胸も据わってきて、何しろ1度は脱着した相手なので、やってみようかと。 何はともあれ、現況を確認していきます。 回っている状態では何も悪さをしているようには見えないし、音が出てる感じもしません。出典:夕焼けスライダーさん
-
組み替えたパワステポンプです。 奥に写っているのが古いポンプ。 仕様は若干違いますが、一体何が原因でこんなお漏らしを誘発したのでしょう。 最後はこのあたりを考察してみます。出典:夕焼けスライダーさん
オススメ関連まとめ
-
2024/08/06
-
2025/10/05
-
2021/12/08
-
2024/08/03












